まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

鬼岳の風景

2023-02-28 21:43:23 | 風景
去年のGWの五島旅の続き。

ドライブの最後に鬼岳へ行ってみた。
車窓から見えるはげ山を目指して走るがなかなかたどりつけない。ナビに遠回りさせられ(?)空港を回り込んで
ようやく目の前に現れたときは思わず歓声を上げた!


なだらかな山肌には高い木がなく草に覆われて奈良の若草山のようだ。鬼岳は鬼岳火山群に属する噴石丘。
北岸を走って教会めぐりしているときは火山の様相を感じなかった福江島だが、やっぱり火山があったのだ。
南岸には溶岩が流れてできたとわかる地形も見られる。そして福江空港は鬼岳のすそ野に位置するのだな。


坂道を少し上るだけで雄大な鬼岳の風景がどんどん広がっていく。
はげ山の火口の方まで歩いていけるようだがそこまではパス。。。火口には火山涙と呼ばれる珍しい噴出物が見られるとか。
あぁ最後にこの風景を見られて満足満足!


3泊お世話になったビジネスホテルさくらは立地が抜群でリーズナブル、そして朝食がおいしい!!
普通の昭和なビルだけど、朝食会場である食堂はちょっと雰囲気があって素敵だった。


シャンデリアはそんなに古くないものの、エッチングガラスのホヤと絵入りの陶磁器のパーツが美しい。




灯数の違うものやブラケットタイプなどお揃いでいくつも取り付けられていて、朝から優雅な気分♪


福江のまちなかにはこんな家も。


あれは茶室の待合?数寄屋風?


気になったが一般の民家なので・・・


宿の近くにあった「六角井」。


中を覗くと今も青々とした水を湛えていた。


美しい石垣に魅了された福江のまち。このブログには全然書いてないけど(苦笑)食も充実していたな!




4日間滞在した福江島を後にしてジェットフォイルぺがさすで長崎へ戻る。博多で1泊してちょっとうろついてから
新門司経由で実家へ帰省。そして伊丹から羽田へ。





いちばん最初にフェリー太古の欠航というアクシデントで一瞬目の前が真っ白になったものの、首尾よく
リカバリーできてその後の予定は全てうまくいった。友人に感謝!長い長いGW休みだったな。
今回福江島中心の下五島を巡ったので、今度は上五島にも行きたいなぁ!

おわり。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 竹乃家旅館で立ち寄り湯。 | トップ | 2022.4.30~5.4 GW五島列島... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アーカイブ (以志橋福助)
2023-03-05 22:39:11
冨田勲のテーマ曲が忘れられない新日本紀行をユーチューブで見てみました。五島列島は結構取り上げられています。白黒映像の昭和39年の「五島」。砂浜を牛でひっかいて、子供たちがハマグリを集めるシーンから始まります。元気な子供から老人までが描かれ、修学旅行で初めて島外に出る小学生も多く、活気のある島が映されていました。ところがその3年後、昭和42年の「五島列島」はがらりと雰囲気が変わり、さびれゆく五島が描かれていました。五島がサンゴ細工の島だったとは。ハマグリシーンは変わらないのですが、消えゆく島を命がけで守ろうとする老人の島が悲しく、無人島になった姫島の朽ち果てていく教会のステンドグラスが哀れでした。最後は、修学旅行の港が集団就職の港として描かれていました。一人見送らてていく少女の涙に、こちらも泣かされました。昭和51年は「歌が生まれてそして」で、例の荒井由実が作った奈留高校の応援歌の話です。貴重な映像ばかりでした。
返信する
以志橋福助さん、 (ぷにょ)
2023-03-17 03:18:27
新日本紀行ですか。
昭和39年の活気ある島からたった3年でどうして寂れゆく島になったのでしょうね。。
産業が立ち行かなくなったせいでしょうか。島外への人の流出、、、無人島になってしまうとは。寂しいですね。
時間があるときyoutubeで探して見てみたいと思います。
返信する

コメントを投稿

風景」カテゴリの最新記事