GWのホーチミンの続き。
ホーチミンの市内中心部に残るフランス統治時代の建築は華麗で荘厳で素晴らしいのだが、私がより惹かれたのは
正直言うとフランスが去った後に建てられた「戦後建築」である。この図書館を見て!!
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日本の戦後モダニズムにも通じるようなフラットなフォルムの建物で、浅い池の上に浮かぶ高床式のような構造も
日本の1960~70代頃の役所や公共建築によくある感じ。
しかしこの建物のインパクトは何といってもレースのような2階の壁である!南国の強い日差しを遮って
風を通す実用もさることながら、この繊細な美しさ!
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模様はどことなく中国風で、喜の漢字を2つ並べた吉祥模様を思わせるが、実のところはよく分からない。
しかしところどころに中国伝統建築の透かし窓のようなパネルが組み込まれていて龍の顔も見えるから
やっぱり中国風なのだろう。
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するとこの池も風水の思想が取り入れられているのかもしれないな。。。
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入口を入ると吹き抜けのホール。優雅な弧を描く緩やかな階段が2階へといざなう。見上げる天井は、
濃い色の木材を格子状に組み、長六角形のユニットの中に照明を組み込んでいる。六角形は日本でも
60年代ごろに多用されたデザインだが、モダニズムと中国風が混じったような面白い雰囲気をかもし出している。
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しかしベトナムではその頃まだベトナム戦争中だっただろうし、日本と同時期に同じようなデザインが
流行したのかどうかなど、ベトナムの建築事情に全く知識がない(汗)
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現地には建築について何の説明も書かれていなかった(と思う)ので、帰ってからちょっと検索してみたところ、
サイゴン中央刑務所の跡地に、ベトナム人建築家により建てられたもので、1971年に完成したとかいうことが
あるサイトに書かれていた。やっぱり同じ年代じゃないか。戦時中に造られていたのか。
戦況についても全く知識がない(汗)
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繊細なスクリーンは実はコンクリートで出来ていて、厚みが15cmほどあるので日差しを遮るのにはかなり有効だ。
しかし、定型のブロックを積み上げているようにも見えないしどうやって作っているのだろうか!?
重量もかなりのものだろうし、日本では地震があるからこういうのはできないだろうな。。。
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ちなみに、この図書館を使用するには有料の会員登録が必要らしい。読書室の窓は開け放しでクーラーは効いていない。
スクリーンで風通しがいいと言ってもやはり暑い(汗)。
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手すりが雷文の階段。クール!!
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ガラスドアで区分されたこちらの部屋はクーラーの効いた経営者向けの読書室だとか。会費はかなり高いに違いない。
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ホールまではタダで入れるので、この素敵な空間にしばし身を置きながら、ベトナムモダニズムを堪能した。
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門柱や外構の柵も抜かりなくカッコイイ!
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とても大きい建物なので全景を撮ろうと道を渡って対岸から構えるのだが、交通量も結構あるし、
入れ代わり立ち代わりバイクや車がやって来ては門の前で停まって動かない(汗)。しばらく粘っていたが
ついに人の入らない写真は撮れず諦めた(苦笑)。
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そして次は、ベトナムモダニズム建築の粋、統一会堂へ。
続く。
ホーチミンの市内中心部に残るフランス統治時代の建築は華麗で荘厳で素晴らしいのだが、私がより惹かれたのは
正直言うとフランスが去った後に建てられた「戦後建築」である。この図書館を見て!!
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日本の戦後モダニズムにも通じるようなフラットなフォルムの建物で、浅い池の上に浮かぶ高床式のような構造も
日本の1960~70代頃の役所や公共建築によくある感じ。
しかしこの建物のインパクトは何といってもレースのような2階の壁である!南国の強い日差しを遮って
風を通す実用もさることながら、この繊細な美しさ!
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模様はどことなく中国風で、喜の漢字を2つ並べた吉祥模様を思わせるが、実のところはよく分からない。
しかしところどころに中国伝統建築の透かし窓のようなパネルが組み込まれていて龍の顔も見えるから
やっぱり中国風なのだろう。
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するとこの池も風水の思想が取り入れられているのかもしれないな。。。
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入口を入ると吹き抜けのホール。優雅な弧を描く緩やかな階段が2階へといざなう。見上げる天井は、
濃い色の木材を格子状に組み、長六角形のユニットの中に照明を組み込んでいる。六角形は日本でも
60年代ごろに多用されたデザインだが、モダニズムと中国風が混じったような面白い雰囲気をかもし出している。
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しかしベトナムではその頃まだベトナム戦争中だっただろうし、日本と同時期に同じようなデザインが
流行したのかどうかなど、ベトナムの建築事情に全く知識がない(汗)
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現地には建築について何の説明も書かれていなかった(と思う)ので、帰ってからちょっと検索してみたところ、
サイゴン中央刑務所の跡地に、ベトナム人建築家により建てられたもので、1971年に完成したとかいうことが
あるサイトに書かれていた。やっぱり同じ年代じゃないか。戦時中に造られていたのか。
戦況についても全く知識がない(汗)
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繊細なスクリーンは実はコンクリートで出来ていて、厚みが15cmほどあるので日差しを遮るのにはかなり有効だ。
しかし、定型のブロックを積み上げているようにも見えないしどうやって作っているのだろうか!?
重量もかなりのものだろうし、日本では地震があるからこういうのはできないだろうな。。。
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ちなみに、この図書館を使用するには有料の会員登録が必要らしい。読書室の窓は開け放しでクーラーは効いていない。
スクリーンで風通しがいいと言ってもやはり暑い(汗)。
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手すりが雷文の階段。クール!!
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ガラスドアで区分されたこちらの部屋はクーラーの効いた経営者向けの読書室だとか。会費はかなり高いに違いない。
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ホールまではタダで入れるので、この素敵な空間にしばし身を置きながら、ベトナムモダニズムを堪能した。
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門柱や外構の柵も抜かりなくカッコイイ!
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とても大きい建物なので全景を撮ろうと道を渡って対岸から構えるのだが、交通量も結構あるし、
入れ代わり立ち代わりバイクや車がやって来ては門の前で停まって動かない(汗)。しばらく粘っていたが
ついに人の入らない写真は撮れず諦めた(苦笑)。
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そして次は、ベトナムモダニズム建築の粋、統一会堂へ。
続く。
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