対馬の続き。
木坂から戻りつつ、浅茅湾の入江に面した和多都美(わたつみ)神社へ向かおう。
途中で見かけた木造の建物は元学校のようだ。
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「わたつみ」とは神話の中の海の神様であり海そのものを指す言葉でもあるらしい。
宮島の厳島神社のように海中に鳥居が立っていて、海から本殿に向かって参道が続いているような形である。
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うっそうとした木々に覆われた多久頭魂神社や気が遠くなるような石段を上った先にあった海神神社
とは打って変わって平坦で、まぶしい白砂が敷き詰められた境内は明るく開放的だ。
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対馬観光では外せない有名スポットらしく観光バスが次々とやってきて、こじんまりした境内には
外国人観光客がいっぱい。
観光バスはここからさらに上って行く。烏帽子岳の展望台は観光案内所おすすめのスポットだと、
同宿だったご夫婦から聞いたので、私たちもそこを目指して走る。くねくね山道だがちゃんと
観光バス用の駐車場もあるくらいなので楽勝。
車を停めて展望台への小道を上ろうとして、ふと見た山肌が・・・・なんだこれは!?
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うわぁ!石がうろこ状になってボロボロと崩れている~!ヒビの入った石をさわると簡単に砕けていく。
ルマンドみたい!?(←お菓子)
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この山全部、この石からなっているみたいだ。少し離れた場所の山肌を見てもやはり同じような質感。
山がこんな簡単にボロボロと崩れていっていいのか!?
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3分ほど山道を歩いて展望台に上ると、おお~っ!!
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さすがに観光案内所の人がお勧めするだけあって、ここからの眺めは壮観!
浅茅湾の複雑に入り組んだリアス式海岸や島が、何の障害物もなく360度ぐるっと見渡せる。
リアス式海岸と言えば三陸や伊勢志摩などが有名だが、浅茅湾は海岸線の延長距離がそれらよりも長く
日本一なのだとか。へぇ~~知らなかったなぁ!
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このあとはシーカヤックを予約していたので、来た道を戻り下島の浅茅湾に面したステーションへ向かうが
まだ少し時間がある。地図上ですぐ隣にある金田城(かなたのき)にちょっと行ってみよう。
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金田城とは、667年に自然の岩山を利用して築かれた古い山城で、防人がここから唐や新羅の来襲を
見張っていた場所。写真を見ると古い石塁がよく残り、前に行った高取城や沖縄のグスクのよう。
「さきもり」なんて中学校のときに習った後長らく忘れていた言葉だが、ここ対馬では最前線だったのだ。
ここで敵を発見したら狼煙を焚き、次々とつないで大和の都まで知らせるシステムがとられていた。
金田城の入口と書かれた道を車で上っていくと、道が信じられないくらい狭くなってきた(汗)
しかしわだちがついているしな・・・対向車が来たらどうする?バックで元の場所まで戻るしかないか??
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峠のあたりに車が停まっていた!おぉ、やっぱりここまでは車道だったのか。
車を停めて矢印の示す方向へ山道を上っていく。しかしもうあまり時間がない。10分ぐらいで
着くかなぁ??
この山道もさっきの烏帽子岳と同じように山肌はささくれ立ち、パイ生地を握りつぶしたように
粉々に砕けた岩のくずが積もった山道は少しふかふかした感じ。・・・大丈夫なんだろうか(汗)
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人が降りてきた。停まっていた車の主だな。
「まだ遠いですか?」「いや~僕らも見つからなくてもう諦めて下りてきたんです」「ええ~っ(汗)」
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結局、しばらく上ってみたが石垣の一部さえも見当たらず、シーカヤックの予約時間が迫ってきたので
引き返したのだった。
・・・しかし後から調べてみると、金田城は1日かけてトレッキングするような場所だったらしい。。。
そら10分やそこらではたどり着かんわな!私がバカでした(苦笑)
続く。
木坂から戻りつつ、浅茅湾の入江に面した和多都美(わたつみ)神社へ向かおう。
途中で見かけた木造の建物は元学校のようだ。
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「わたつみ」とは神話の中の海の神様であり海そのものを指す言葉でもあるらしい。
宮島の厳島神社のように海中に鳥居が立っていて、海から本殿に向かって参道が続いているような形である。
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うっそうとした木々に覆われた多久頭魂神社や気が遠くなるような石段を上った先にあった海神神社
とは打って変わって平坦で、まぶしい白砂が敷き詰められた境内は明るく開放的だ。
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対馬観光では外せない有名スポットらしく観光バスが次々とやってきて、こじんまりした境内には
外国人観光客がいっぱい。
観光バスはここからさらに上って行く。烏帽子岳の展望台は観光案内所おすすめのスポットだと、
同宿だったご夫婦から聞いたので、私たちもそこを目指して走る。くねくね山道だがちゃんと
観光バス用の駐車場もあるくらいなので楽勝。
車を停めて展望台への小道を上ろうとして、ふと見た山肌が・・・・なんだこれは!?
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うわぁ!石がうろこ状になってボロボロと崩れている~!ヒビの入った石をさわると簡単に砕けていく。
ルマンドみたい!?(←お菓子)
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この山全部、この石からなっているみたいだ。少し離れた場所の山肌を見てもやはり同じような質感。
山がこんな簡単にボロボロと崩れていっていいのか!?
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3分ほど山道を歩いて展望台に上ると、おお~っ!!
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さすがに観光案内所の人がお勧めするだけあって、ここからの眺めは壮観!
浅茅湾の複雑に入り組んだリアス式海岸や島が、何の障害物もなく360度ぐるっと見渡せる。
リアス式海岸と言えば三陸や伊勢志摩などが有名だが、浅茅湾は海岸線の延長距離がそれらよりも長く
日本一なのだとか。へぇ~~知らなかったなぁ!
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このあとはシーカヤックを予約していたので、来た道を戻り下島の浅茅湾に面したステーションへ向かうが
まだ少し時間がある。地図上ですぐ隣にある金田城(かなたのき)にちょっと行ってみよう。
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金田城とは、667年に自然の岩山を利用して築かれた古い山城で、防人がここから唐や新羅の来襲を
見張っていた場所。写真を見ると古い石塁がよく残り、前に行った高取城や沖縄のグスクのよう。
「さきもり」なんて中学校のときに習った後長らく忘れていた言葉だが、ここ対馬では最前線だったのだ。
ここで敵を発見したら狼煙を焚き、次々とつないで大和の都まで知らせるシステムがとられていた。
金田城の入口と書かれた道を車で上っていくと、道が信じられないくらい狭くなってきた(汗)
しかしわだちがついているしな・・・対向車が来たらどうする?バックで元の場所まで戻るしかないか??
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峠のあたりに車が停まっていた!おぉ、やっぱりここまでは車道だったのか。
車を停めて矢印の示す方向へ山道を上っていく。しかしもうあまり時間がない。10分ぐらいで
着くかなぁ??
この山道もさっきの烏帽子岳と同じように山肌はささくれ立ち、パイ生地を握りつぶしたように
粉々に砕けた岩のくずが積もった山道は少しふかふかした感じ。・・・大丈夫なんだろうか(汗)
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人が降りてきた。停まっていた車の主だな。
「まだ遠いですか?」「いや~僕らも見つからなくてもう諦めて下りてきたんです」「ええ~っ(汗)」
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結局、しばらく上ってみたが石垣の一部さえも見当たらず、シーカヤックの予約時間が迫ってきたので
引き返したのだった。
・・・しかし後から調べてみると、金田城は1日かけてトレッキングするような場所だったらしい。。。
そら10分やそこらではたどり着かんわな!私がバカでした(苦笑)
続く。
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