さて、玉造の黒門橋から続く道を南へ下る。(川は上流へ遡るのだが)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ac/118aa5922dca1eca7c13c29e5447f90d.jpg)
猫間川は東小橋北公園の東側と南側を沿うように半周した後南へ折れるのだが、
この公園、ちょうど東側と南側だけに、水路がめぐっているのだ。
水路といってもごく浅いわずかな凹みしかない割に幅は1mほどもあり、
実用をなしているのかいないのか分からないようなものだ。
ほとんど飾りとしか思えないのだが、これが、もしかしたら猫間川の跡を
示すために作られたものなのでは・・・・!?な~んて妄想。
もしもそうだとしたら、この小公園を設計した担当者に拍手を送りたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/10/0b44ec536d075c754b24977874379c54.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c6/bc0a1c4713c54173b3a34491d4c7b3d7.jpg)
公園からJRの鉄道用地に沿って南へ(というか鉄道が後からできたのだが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d4/17e28d2edb28a3589cc73e05ca2e1b8a.jpg)
JR用地の端の石垣はとても古く、いかにも猫間川の擁壁に似つかわしい雰囲気。
しかし、地図を見ると川はすぐJR線から離れていくことになっていて、
このルートは今は街区の形に残っていないようだ。
惜しいが、どうもこの石垣は猫間川とは関係ないと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/dc/71428b864684f3dc3cfd320c5a4c58d6.jpg)
先ほどからまたぱらついてきた雨がこの辺りで本格化。
折りたたみ傘では太刀打ちできないほど降りだした。
ちょうど駅と駅の真ん中。。。濡れながら先へ進む。
いったん離れた猫間川がまたJR線の線路へ近寄ってきて、再度、真南へ
進路をとる。写真左側の東小橋本通がそれだ。
手持ちのいくつかの地図を見比べて見ても、東小橋北公園から鶴橋までは
割と早い時期に暗渠化されたようだ。
この辺りは狭小住宅密集地であったので、水辺環境の悪化のためだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/19/4879f359b2ec899ab2fb82e94ce2e5d9.jpg)
東小橋本通は鶴橋商店街へ突入。
雨宿りがてら、高架下のエキゾチックな鶴橋商店街を散策。
空模様とは裏腹に活気にあふれ、キムチやらお肉やらが食欲をそそる・・・
あとで買って帰ろ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5b/3c601223a0340c8de315428213fdaef1.jpg)
商店街を南へ抜けて振り返った時、近鉄線のガードを見つけた。
近鉄鶴橋駅は大阪電気軌道の駅として大正3年に開業しているが、当初は
もう少し東の鶴橋本通付近に駅があったようであり、昭和7年に現JR鶴橋駅
開業に伴う相互連絡に備えて300mほど西へ移動したという。
昭和4年の地図を見ると、駅はまだ移っておらず、この辺りの猫間川は
すでに暗渠となっていて、その上に道路が作られていたようだ。
今、鶴橋駅の駅下空間は複々線+プラットホーム分と非常に幅広いが、
このガードがつくられた当時まだここに駅はなく、川は地上に現れていて、
築堤を切り通して単線の線路を渡したのではと想像する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9e/3e8144b91bc321e902897b2a9dfd3fb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a4/1b6269df52e724404362cccc7b9c13d7.jpg)
JR線の西側に古い煉瓦造の橋台がある。
猫間川のガードも元はこんな感じだったのかな。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/9f/e582880ddd247bf749a6a193da96e231.jpg)
ここから猫間川は90度西へ折れ、さらにJR線に沿うように90度南へ折れて
上流へ続いていたということだが、疲れてきたので今回はここまで。
またいつか続きをうろつこう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ac/118aa5922dca1eca7c13c29e5447f90d.jpg)
猫間川は東小橋北公園の東側と南側を沿うように半周した後南へ折れるのだが、
この公園、ちょうど東側と南側だけに、水路がめぐっているのだ。
水路といってもごく浅いわずかな凹みしかない割に幅は1mほどもあり、
実用をなしているのかいないのか分からないようなものだ。
ほとんど飾りとしか思えないのだが、これが、もしかしたら猫間川の跡を
示すために作られたものなのでは・・・・!?な~んて妄想。
もしもそうだとしたら、この小公園を設計した担当者に拍手を送りたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/10/0b44ec536d075c754b24977874379c54.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c6/bc0a1c4713c54173b3a34491d4c7b3d7.jpg)
公園からJRの鉄道用地に沿って南へ(というか鉄道が後からできたのだが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/d4/17e28d2edb28a3589cc73e05ca2e1b8a.jpg)
JR用地の端の石垣はとても古く、いかにも猫間川の擁壁に似つかわしい雰囲気。
しかし、地図を見ると川はすぐJR線から離れていくことになっていて、
このルートは今は街区の形に残っていないようだ。
惜しいが、どうもこの石垣は猫間川とは関係ないと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/dc/71428b864684f3dc3cfd320c5a4c58d6.jpg)
先ほどからまたぱらついてきた雨がこの辺りで本格化。
折りたたみ傘では太刀打ちできないほど降りだした。
ちょうど駅と駅の真ん中。。。濡れながら先へ進む。
いったん離れた猫間川がまたJR線の線路へ近寄ってきて、再度、真南へ
進路をとる。写真左側の東小橋本通がそれだ。
手持ちのいくつかの地図を見比べて見ても、東小橋北公園から鶴橋までは
割と早い時期に暗渠化されたようだ。
この辺りは狭小住宅密集地であったので、水辺環境の悪化のためだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/19/4879f359b2ec899ab2fb82e94ce2e5d9.jpg)
東小橋本通は鶴橋商店街へ突入。
雨宿りがてら、高架下のエキゾチックな鶴橋商店街を散策。
空模様とは裏腹に活気にあふれ、キムチやらお肉やらが食欲をそそる・・・
あとで買って帰ろ。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5b/3c601223a0340c8de315428213fdaef1.jpg)
商店街を南へ抜けて振り返った時、近鉄線のガードを見つけた。
近鉄鶴橋駅は大阪電気軌道の駅として大正3年に開業しているが、当初は
もう少し東の鶴橋本通付近に駅があったようであり、昭和7年に現JR鶴橋駅
開業に伴う相互連絡に備えて300mほど西へ移動したという。
昭和4年の地図を見ると、駅はまだ移っておらず、この辺りの猫間川は
すでに暗渠となっていて、その上に道路が作られていたようだ。
今、鶴橋駅の駅下空間は複々線+プラットホーム分と非常に幅広いが、
このガードがつくられた当時まだここに駅はなく、川は地上に現れていて、
築堤を切り通して単線の線路を渡したのではと想像する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9e/3e8144b91bc321e902897b2a9dfd3fb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a4/1b6269df52e724404362cccc7b9c13d7.jpg)
JR線の西側に古い煉瓦造の橋台がある。
猫間川のガードも元はこんな感じだったのかな。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/9f/e582880ddd247bf749a6a193da96e231.jpg)
ここから猫間川は90度西へ折れ、さらにJR線に沿うように90度南へ折れて
上流へ続いていたということだが、疲れてきたので今回はここまで。
またいつか続きをうろつこう。
猫間川の川筋は、地図上ではある程度追いかけることができるのですが、
やはりこうして現地を歩いてみないと、見えてこないものが多いようですね。特に、橋台や石垣、微妙な道の屈曲など。
私も一度歩いてみようかなという気になってきました。
現地で歩きながら妄想を膨らませるのはもっと楽しいですよ!
是非歩いてみて下さいね