去年は西日本パスであちこち楽しませてもらったが、あれで特急のラクチンさを知ってしまった
がために、最近18きっぷのしんどさが身にしみてしまう。JR西の思うツボかも!?(苦笑)
今回、特急も乗れる「北陸乗り放題きっぷ」を使ってyumeさんと北陸の旅を計画した。
これもJR西日本の他のお得なきっぷの例に漏れずお2人様以上での使用を条件にしているが、
実は但し書きで、同行と判断できる場合は別々の駅から乗ることができる、という意味のことが
書いてある。みどりの窓口で聞いてみるとやはり、大阪と京都からなど出発地が別でもOKという。
それなら断然使いやすい。ということで、雷雨の朝、4分遅れのサンダーバードで出発したのである。
まずは前回西日本パスで行きそびれた高山本線に、改修工事の進んだ富山駅で乗り換え。
もともと乗継時間5分の予定だが到着が遅れたため、走る走る!雨はこちらでも降っている。
1両の気動車は富山の市街地を抜けてゆく。
速星という駅は貨物駅も兼ね、隣接する工場へ多くの引込線をもつ。広い構内には機関車や
台車やいろいろなものが停まっていて面白そう!降りて見たい~~

大豆畑と防風林の風景の中を走ってゆく。
川は昨日の大雨で増水した濁流。東八尾駅では「この先の橋の安全確認しているため」少し待機。
ほどなく徐行しながら出発してひと安心。

窓から風景を眺めていると、あっ!あれは!廃線跡っぽい。すっかり忘れていたが、富山地鉄の
南富山から分岐した笹津線が、ここへとつながっていたのだ。1975年に廃止されたというが
まだついこないだまでレールがあったような風情。わくわくする~~降りて見たい~~


笹津を過ぎると山間部に入る。雪除けの屋根やアーチ型の印象的な橋が次々現れ、飽きることがない。
前回大糸線に乗った時の風景と重なる。

楡原駅では、ホームから下ヘ向かって急こう配の階段が付いているのが見えた。うわっ、
あれは因美線の那岐駅の階段よりも急だぞ。降りて見たい~~

到着した猪谷駅は、広い構内に比してホームはわずか1本、構内踏切を渡った所に小さな駅舎がある。
折り返し運転のために乗務員が待機しているが、改札も出札も無人である。
富山からの各停に乗ってきた客はぞろぞろとホームを歩き、ここ始発の高山行きに乗り換える。


どんよりとした空からまた雨粒が落ちてきた。普通ならうっとおしい雨も、山に囲まれた静かな
この駅には似合う。
あっけらかんと晴れ渡った夏の空よりちょっと湿り気のある方が美しく見えるのは、木々の
緑色が濃くなるからだろう。深緑の背景に白い煙を撒き散らしながら発車する高山行きを
見送ったら、ホームには私たちだけ残った。


山手の集落から排水された雨水が線路を跨いだ通水管から吹き出すザブザブという音だけが
静かな山間に響いている。
広い側線の脇には神岡鉱業の社宅だった飾り気のない建物が建っている。薄汚れていて
すでに人は住んでいない。かつてここに、神岡鉱山からの専用軌道の駅もあったのだ。

40分ほど駅周辺をうろついた。駅から下ったところに神通川が流れている。神通川といえば
あの小学校で習ったイタイイタイ病の発生したところ。カドミウムの発生源が神岡鉱山だったという。
深い谷を流れるこの川が・・・・。今、街はしんとしている。

富山への戻りは高山から来た特急ひだ3号に乗る。自由席はかろうじて2人分空いていたが、
行きしなチェックしておいたポイントをよく見ようとデッキの窓に張り付いていたので
あまり座っていない(笑)。
しかし特急は小さな駅を眺める間もなく過ぎる。やっぱり各駅停車がいいや。
越中八尾駅で特急を降りて各停に乗り換え。その数分間で駅舎を見ようという魂胆だったが、
乗換は離れたホーム。もう出ますよ!と言う駅員さんの言葉に急かされ、慌てて跨線橋を駆け上がった。


今回は他の行程との兼ね合いで高山本線の駅に途中下車しなかったが、富山~猪谷間だけでも
1日過ごせそうだ。機会があれば是非また来たいな。
続く。
がために、最近18きっぷのしんどさが身にしみてしまう。JR西の思うツボかも!?(苦笑)
今回、特急も乗れる「北陸乗り放題きっぷ」を使ってyumeさんと北陸の旅を計画した。
これもJR西日本の他のお得なきっぷの例に漏れずお2人様以上での使用を条件にしているが、
実は但し書きで、同行と判断できる場合は別々の駅から乗ることができる、という意味のことが
書いてある。みどりの窓口で聞いてみるとやはり、大阪と京都からなど出発地が別でもOKという。
それなら断然使いやすい。ということで、雷雨の朝、4分遅れのサンダーバードで出発したのである。
まずは前回西日本パスで行きそびれた高山本線に、改修工事の進んだ富山駅で乗り換え。
もともと乗継時間5分の予定だが到着が遅れたため、走る走る!雨はこちらでも降っている。
1両の気動車は富山の市街地を抜けてゆく。
速星という駅は貨物駅も兼ね、隣接する工場へ多くの引込線をもつ。広い構内には機関車や
台車やいろいろなものが停まっていて面白そう!降りて見たい~~

大豆畑と防風林の風景の中を走ってゆく。
川は昨日の大雨で増水した濁流。東八尾駅では「この先の橋の安全確認しているため」少し待機。
ほどなく徐行しながら出発してひと安心。

窓から風景を眺めていると、あっ!あれは!廃線跡っぽい。すっかり忘れていたが、富山地鉄の
南富山から分岐した笹津線が、ここへとつながっていたのだ。1975年に廃止されたというが
まだついこないだまでレールがあったような風情。わくわくする~~降りて見たい~~


笹津を過ぎると山間部に入る。雪除けの屋根やアーチ型の印象的な橋が次々現れ、飽きることがない。
前回大糸線に乗った時の風景と重なる。

楡原駅では、ホームから下ヘ向かって急こう配の階段が付いているのが見えた。うわっ、
あれは因美線の那岐駅の階段よりも急だぞ。降りて見たい~~

到着した猪谷駅は、広い構内に比してホームはわずか1本、構内踏切を渡った所に小さな駅舎がある。
折り返し運転のために乗務員が待機しているが、改札も出札も無人である。
富山からの各停に乗ってきた客はぞろぞろとホームを歩き、ここ始発の高山行きに乗り換える。


どんよりとした空からまた雨粒が落ちてきた。普通ならうっとおしい雨も、山に囲まれた静かな
この駅には似合う。
あっけらかんと晴れ渡った夏の空よりちょっと湿り気のある方が美しく見えるのは、木々の
緑色が濃くなるからだろう。深緑の背景に白い煙を撒き散らしながら発車する高山行きを
見送ったら、ホームには私たちだけ残った。


山手の集落から排水された雨水が線路を跨いだ通水管から吹き出すザブザブという音だけが
静かな山間に響いている。
広い側線の脇には神岡鉱業の社宅だった飾り気のない建物が建っている。薄汚れていて
すでに人は住んでいない。かつてここに、神岡鉱山からの専用軌道の駅もあったのだ。

40分ほど駅周辺をうろついた。駅から下ったところに神通川が流れている。神通川といえば
あの小学校で習ったイタイイタイ病の発生したところ。カドミウムの発生源が神岡鉱山だったという。
深い谷を流れるこの川が・・・・。今、街はしんとしている。

富山への戻りは高山から来た特急ひだ3号に乗る。自由席はかろうじて2人分空いていたが、
行きしなチェックしておいたポイントをよく見ようとデッキの窓に張り付いていたので
あまり座っていない(笑)。
しかし特急は小さな駅を眺める間もなく過ぎる。やっぱり各駅停車がいいや。
越中八尾駅で特急を降りて各停に乗り換え。その数分間で駅舎を見ようという魂胆だったが、
乗換は離れたホーム。もう出ますよ!と言う駅員さんの言葉に急かされ、慌てて跨線橋を駆け上がった。


今回は他の行程との兼ね合いで高山本線の駅に途中下車しなかったが、富山~猪谷間だけでも
1日過ごせそうだ。機会があれば是非また来たいな。
続く。
ぷにょさんのおかげで、非常に有意義な充実した旅となりました。
それにしても、綺麗にまとめておられますね。
私のようにダラダラと記事にするのでなく、すっきりとポイントを記事にされていて さすがだなぁと思いました。
それに記憶力がいい。。 そういうや。。そうだったと。ぷにょさんの記事を見て思い出す事がいっぱいです。
楡原駅は私も、「行き」見て感動していた駅。。
こうして振り返ると、まだまだ見たかったところがあります。城端線の福光駅もよさそうですよ。
またご一緒したいですね。
忙しいのを言い訳に下調べをyumeさんにまかせっきりで・・・
ツボをしっかり押さえたプランを作って頂いたおかげですよ。
私の方こそ記事にするのが遅くて長丁場になりそうです。。。
が、途中下車した駅。駅近くの旅館に泊まることになるが、・・・・ここの主人の宇野重吉との話はとても印象に残りました。26年以上前のドラマですが、観る機会がありましたら是非
ご覧下さい。
26年も前のNHKドラマに猪谷駅が登場していましたか!
さすがに知りませんでした。その頃はまちはどんな感じ
だったんでしょうか。
この旅の続きの記事を書こう書こうと思いながら
まとめるのに悩みなかなか書けないでいます・・・