オコジョ、チャート・レビュー

洋楽チャートの感想や予想を長々と述べます。速報性はありません。

グラミー賞2022 授賞式の感想と採点結果

2022-04-04 | グラミー賞関連

 

Youtubeで第64回グラミー賞授賞式のアーカイブ映像を見たけど、

見るべきは授賞式の発表シーンではなく、パフォーマンスの映像だった。

案の定英語聞き取れないし、

賞の数が多いだけあって、とにかく長い!

次からはパフォーマンス動画だけ探そう...。

 


 

25点満点で「受賞予想テスト」というものをやっていました(その記事がリンクされてます)。

あと、この記事は情報提供目的ではないので、一応受賞者とノミネーション・リスト(公式)

 

 

 全体的にポピュラー部門では既に受賞経験のある既得権益の受賞が多かったように思います。また、そのようなアーティストによるジャンル部門の独占(複数の受賞)も多々見受けられました。過去1、2年ではけっこう受賞にばらつきがあったので今年もそうなのかなと思っていたら、今年は独占が多い年でした。詳細は後述します。

 受賞者のばらつきを想定していたこともあり、予想テストの採点結果は過去最低の6点でした...。 いやー、受賞式を見ながらどんどん予想が外れていくから、ええ~...となること数知れず。遊びとはいえ半分は正解したかったですね...。まあ、予想の記事でも書いたように半分でも当てるのは難しいのですが。

 

※予想した25の賞のみ言及

 

・主要部門

・年間最優秀レコード

  • シルク・ソニック / Leave The Door Open

 シルク・ソニックが制覇!シルク・ソニックのメンバー、ブルーノ・マーズさんは実質3連続の受賞になりますね、さすがです。年間最優秀レコードはこれに賭けていたので、1/10 を当てることができてまず嬉しかったです。Leave The Door Open は何も知らない人が聴いたら昔の曲?って思ってしまいそうなほど過去のソウル・ミュージックを完璧に再現している曲で、学問的なグラミー賞がこれを評価するのは分かります。もう一人のメンバー、アンダーソン・パークさんもグラミー賞の常連で受賞歴もあるので、グラミーに強い2人が結束したらさらにグラミーに強くなった、という考え方もアリでしょう。今回の主役は、シルク・ソニックでした!

 

年間最優秀アルバム

  • ジョン・バティステ / We Are

 一方でこれは、意味が分かりません。いや、分かるには分かるのですが、将来「2021年を代表するアルバム」としてグラミー賞のこの賞を参考にする場合、間違った解釈が得られてしまいます。とにかく、このアルバムは2021年を代表するとまでは絶対にいえないし、まず売れていない。賞を勝ち取ったのは、ほとんどグラミー賞のメッセージのようなものだと考えています。分からないので深くは言えませんが、『We Are』は社会的/政治的な楽曲が収録されたメッセージ性の高いアルバムで、これを権威ある年間最優秀アルバムに選ぶことで「グラミー賞は人種差別などの社会問題に目を向けている」ということをアピールできます。グラミー賞は特定の性・人種に受賞者が偏っていた時代があり、それは度々批判されてきていたので、今回の選考はそれに対する回答のようなものだと捉えることができるのです。...とはいっても、似たようなことは既に2019年のグラミー賞で行われており、今回は2回目。またアピールか...というのが正直な感想です。予想していたオリヴィア・ロドリゴの『サワー』は外れました。

 

年間最優秀楽曲

  • シルク・ソニック / Leave The Door Open

 ここもシルク・ソニックがトロフィーを入手。ビリー・アイリッシュの Happier Then Ever を予想していたので思いっきり外していますが、今さらながら年間最優秀レコードと年間最優秀楽曲の独占は個人的にちょっと気持ちいい結果ですね、覚えやすくて。去年は H.E.R. の I Can't Breathe が同賞を獲得しており、これも「メッセージ性が強いがあまり売れていない」曲でした。チャートをもとに音楽を楽しむことが多い自分としては、グラミー賞のチャートからの乖離が少なければ少ないほど嬉しいので、今年は全米1位の Leave The Door Open がここをとってくれて安心しましたし、満足できました。

 

最優秀新人賞

  • オリヴィア・ロドリゴ

 もしこの賞がアメリカ国民による投票で決まるのなら、確実にオリヴィア・ロドリゴが選ばれていたと思います。多くの国民がオリヴィアさんの受賞を予想し期待していた分、ひとまずグラミーがそれを裏切らなくてよかったと安心しました。「この人はないだろう」と思われていた候補者が勝った場合、SNS/リアル問わずブーイングの嵐が巻き起こることも本当にありますからね。グラス・アニマルズの初受賞は叶いませんでしたが、予想はちゃんと当たりました。主要部門の受賞スピーチ等は見てないので、チェックしておこうと思います。とりあえず、受賞おめでと~! 

 

・ポップ部門

最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス

  • オリヴィア・ロドリゴ / drivers license

 drivers license という曲としては初の受賞。曲としてノミネートされていた3部門を無冠で終わってほしくなかったので、ポップ部門で無事受賞してくれてよかったです。対抗馬として考えていたビリー・アイリッシュは結局今年は無冠でしたが、代わりにアカデミー賞をとっていました。もう次の段階の快挙...って感じですね。オリヴィアさんも近い将来そうなるのかも。

 

最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス

  • ド―ジャ・キャット / Kiss Me More feat. シザ

 ノミネートはこれまでたくさんされていたものの、受賞は達成できていなかったシザが初の受賞!シザの曲は最近けっこう好きになっていたので、その分この初受賞は嬉しかったりします。才能あるアーティストが、ようやくグラミーの結果を残せた、という感じで。一方ド―ジャ・キャットも初受賞!冒頭で既得権益の受賞が多かったと言いましたが、ポップ部門は初受賞のアーティストが多めでよかったです。日本のニュースサイトでは「BTS初受賞ならず!」となっているようですが、代わりに Butter と同じくらいのヒットを飛ばした、2人の天才が初受賞できたのなら結果オーライだと思います(うち一人は今ちょっと荒れていますが... )。

 

最優秀ポップ・ボーカル・アルバム

  • オリヴィア・ロドリゴ / Sour

 『サワー』もアルバムとしてはここで初めての受賞です。オリヴィア・ロドリゴはノミネートされていた7部門のうち3部門で受賞することができました。予想の記事で勝手にビリー vs オリヴィアという構図を作っていましたが、結果は後者が圧勝でしたね。

 

>採点レビュー

 3問中1問正解。「ポップ・ソロ」の drivers license が当たりました。「ポップ・デュオ/グループ」ではちょっとひねってレディー・ガガ & トニー・ベネットの金星を予想しましたが、全然駄目でした。グラミーは他の音楽アワードとは全然違う選考をしたりするので難しいのですが、ポップ部門の受賞はチャートからの乖離が少なめのようです。

 

・ロック部門

最優秀ロック・パフォーマンス

  • フー・ファイターズ / Making A Fire

 フー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスの悲劇!!フー・ファイターズの過去のドキュメンタリーを見た2日後に訃報でした。これを受けて彼らは授賞式への出席を断念しましたが、グラミーの追悼コーナーでは1週間ほど前の訃報に対してもしっかり映像での追悼が行われたそう。

 

最優秀ロック・ソング

  • フー・ファイターズ / Waiting On A War

 通算10作目となる新作『メディシン・アット・ミッドナイト』(2021) から収録曲とアルバムでロック部門の3つを受賞し、フー・ファイターズは今年のロック部門を独占しました。しかし、テイラー・ホーキンスの訃報にマシン・ガン・ケリーなど多くのアーティストやファンが悲しんでおり、受賞おめでとう!というお祝いムードではありません。申し訳ないことに自分はフロントマンのデイヴ・グロールしか知らなかったので大きなことは決して言えませんが、3月25日の悲しい知らせがなければ、テイラーさん含むフーファイの嬉しそうなインタビューやパワフルなパフォーマンスが見れたのだと思うと、残念の一言です。

 

最優秀ロック・アルバム

  • フー・ファイターズ / Medicine At Midnight

 ロック・パフォーマンス賞とロック・ソング賞制覇の流れでとった感じもありますが、AC/DC、ポール・マッカートニーという自分たちよりキャリアの長い強豪を下しています。ロック・アルバム賞のトロフィーは5個目で、フー・ファイターズというロック・スターのすごさがよく分かりますね。

 

最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム

  • セイント・ヴィンセント / Daddy's Home

 ここの候補者5人のうちホールジー含む3人がグラミー賞に初めてノミネートされたアーティストで、またセイント・ヴィンセント以外は受賞経験がないアーティストでした。そのために彼女の受賞はグラミーが守りに入ったというか、新人に厳しく当たったように思えて味気のなさを感じました。まあ、アーロ・パークスは他の部門で受賞できていましたが。

 

>採点レビュー

 4問中0問正解。全問不正解です。ロック部門は去年も0点だったような...、でも今年は十分予想できた結果だったので、去年の0点よりさらに価値の低い0点なのかもしれません。いやー、でも AC/DC が1つぐらいとっても良かったと思うんだが...今年は独占の年だったか~...。来年はがんばります。

 

・カントリー部門

最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス

  • クリス・ステイプルトン / You Should Probably Leave

 今さらですが、クリスさんは2021年のヒットといえば Starting Over だったので、ノミネートされた曲、それじゃないんだ!...という若干の驚きがあります。若干、というのは、この You Should Probably Leave も2021年の時点ですでに総合チャート入りのヒットになっていたので、別におかしいことではなかったということです。ただ、ヒットのピークは確実に2022年なのでグラミーがちょっと早とちりした感じもありますね。

 

最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス

  • ブラザーズ・オズボーン / Younger Me

 ここは年間最優秀アルバムと同じくらい驚きました。失礼ながらこの曲の受賞だけはないだろうと思っていたからです。というのも、他の候補4曲はすべて米カントリー・チャートのみならず総合チャートでも大ヒットしていた曲群で、この曲のみ商業的な成果が目に見えない状態でした。ブラザーズ・オズボーンはカントリー界ではもうすでに有名ですが、チャートからは離れていってしまっている方です。決して彼らのことが嫌いというわけではありませんが、ジェイソン・アルディーンの「バケット・リスト」達成かダン + シェイの4連覇を期待していた身としては残念でした。

 

最優秀カントリー・ソング

  • クリス・ステイプルトン / Cold

 改めて、今年はクリス・ステイプルトンがカントリー部門を実質上独占しました(部門内でノミネートされた3つの賞をすべて獲得)。この曲はシングルではありませんが、ほとんど勢いで他の候補曲に打ち勝っています。商業的成果とは関係なしにグラミー賞が「学問的」という理由で好んでノミネート/受賞を選ぶアーティストが一定数いる(ブラック・ピューマズ等)のですが、クリスさんはチャートでも大成功している人なので、いわゆるその「グラミーズ・フェイヴァリット」ではないといえるでしょう。ちなみに予想テストが難しい一番の理由がその「グラミーズ・フェイヴァリット」です。

 

最優秀カントリー・アルバム

  • クリス・ステイプルトン / Starting Over

 振り返ってみたら同賞の受賞はこれで3回目!1st、2nd、4thアルバムでここのトロフィーを持ち帰っています。クリス・ステイプルトンといえば、2015~2016年に1stアルバム『トラヴェラー』と同名のシングル Traveller が全米で大ヒットし、チャートを長く大きく揺さぶったことが記録されている人です。脱線ですが、Traveller は超かっこいい!彼のシブい声にハマる人がいるのもよく分かります。アメリカではもはやカントリー・ソングの定番になってたりして。

 

>採点レビュー

 4問中2問正解。正解したのは「カントリー・ソング」と「カントリー・アルバム」のクリス・ステイプルトンですが、確実視していたので嬉しさもあんまり...。応援&予想をしていたルーク・コムズが受賞を逃したのは残念でしたね、トーマス・レットやウォーカー・ヘイズ等のメインストリーム勢もクリスさんには敵わず...。正直もう少し受賞がばらけててもよかったように思います。決してクリスさん一強の構図ではなかったので。

 

・R&B部門

最優秀R&B・パフォーマンス

  • シルク・ソニック / Leave The Door Open
  • ジャズミン・サリヴァン / Pick Up Your Feelings

 初めて見たタイ受賞!!プレゼンターが受賞者を読み上げるとき「1st is...」と言っているのに違和感を覚えていたら、なんと受賞者が2組発表された!グラミー賞は選考委員会などの投票により受賞が決まるので、タイ受賞はありえるということですね...初めて見た!シルク・ソニックとジャズミン・サリヴァンのどちらもR&B部門で複数受賞しており、今年のR&B部門はこのお二方による寡占となりました。ジャズミン・サリヴァンはかなり久しぶりの受賞では...?

 

最優秀R&B・ソング

  • シルク・ソニック / Leave The Door Open

 シザ、敵わず!シルク・ソニックが強敵になるのは分かっていたものの、希望としてはシザの Good Days がウィナーになってほしかった自分がいます。また H.E.R. の Damage も好きで、どちらも学問的でグラミーに強いかなと思ったのですがシルク・ソニックには敵いませんでした。ちなみにギヴィオンの Heartbreak Anniversary もけっこうお気に入りです。

 

最優秀R&B・アルバム

  • ジャズミン・サリヴァン / Heaux Tales

 ジャズミン・サリヴァンの、この読み方が分からないアルバムが見事受賞。彼女は2008年に大ブレイクした人ですが、10年代に入ってからアルバムのリリースが減り、この『Heaux Tales』(2021) は前作から6年振りの復帰作です。また、かなり久しぶりの受賞とか上述しましたが今回が初受賞の可能性が高く、既得権益の受賞が多いとか言っていた自分の立場が危うくなってきています。 いや、でもシルク・ソニックは一応既得権益だし...、変なことは言ってない...はず。

 

最優秀プログレッシブ・R&B・アルバム

  • ラッキー・デイ / Table For Two

 ラッキー・デイ、最近初めて全米総合チャートに入ってきたタイムリーなブレイク・アーティストの快挙です。正確にはこれからブレイクすると思われるので、グラミーでの快挙がブレイクを後押しするかもしれません。「グラミーへのノミネートをきっかけに知名度を上げ、ノミネートの翌年ブレイク」したアーティストを「グラミー・デビュー」したと造語すると、R&B部門ではよくグラミー・デビューする人がいます。クロエ × ハリー、ギヴィオンなどがそれに該当し、ラッキー・デイもそうなるかもしれません。

 

・最優秀トラディショナル・R&B・パフォーマンス

  • H.E.R. / Fight For You

 予想記事で想定していたジョン・バティステの物語は簡単に覆され、彼はグラミーで2番目に権威のある年間最優秀アルバム賞を獲得。さらにメインストリーム勢の熾烈な競争が予想されたミュージック・ビデオ賞でも、彼らを差し置いてすっとトロフィーを持ち帰ってしまった。一方自分が唯一彼の勝利を予想したこの賞では H.E.R. に敗北!いやまあ、H.E.R. も強いけど、そんなことはなくないか!?と思わずにはいられない心境。

 

>採点レビュー

 5問中1問のみ正解。「R&Bパフォーマンス」のシルク・ソニックのみです。順に言及すると「R&Bパフォーマンス」は予想通りいきましたが「R&Bソング」で応援かつ予想していたシザが受賞できず、さらにこれは確実だろうと思っていた H.E.R. の『バック・オブ・マイ・マインド』の「R&Bアルバム」受賞が実現しなかったことでこれはまずいとなり、ダメ元の「プログレッシブ・R&B・アルバム」予想も結局外れました。「トラディショナル・R&B・パフォーマンス」も実はほぼダメ元でしたが、やっぱりグラミーは難しいな~と思った今回の予想テストです。

 

・ラップ部門

最優秀ラップ・パフォーマンス

  • ベイビー・キーム / Family Ties with ケンドリック・ラマ―

 ベイビー・キームかぁ...。ケンドリック・ラマ―はまた所持トロフィーが増えましたね。...それより、ドレイク!ノミネートされていたはずのこの賞と「ラップ・アルバム賞」からなぜか名前が消えていました。何で!?ボイコットでもしたの...!?その影響でドレイクがノミネートされていた2つの賞は世にも珍しい4候補の争いとなりました。

 

最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス

  • カニエ・ウェスト / Harricane feat. ザ・ウィークエンド & リル・ベイビー

 はっきり言うと、私はカニエ・ウェストが嫌いです。理由はいろいろありますが、とりあえずそういうことなので彼の受賞発表シーンは冷めた目で見ていました。また、グラミーを正式にボイコットしたウィークエンドさん、受賞しちゃいましたね。もちろんトロフィーは受け取らないと思いますが、見捨てた相手に後々評価されるという、変な展開になりました。

 

最優秀ラップ・ソング

  • カニエ・ウェスト / Jail feat. ジェイ・Z

 ジェイ・Zも所持トロフィーを増やしましたね。ラップ部門は全体的に既得権益の受賞が多めです。他のラップ部門候補を振り返ってみると、主要部門にもノミネートされていたサウィーティーは無冠、また活躍が期待されたリル・ナズ・Xもまさかのゼロトロフィーです。うーん...リルナズ、抱えたりしないかな...?

 

最優秀ラップ・アルバム

  • タイラー・ザ・クリエイター / Call Me If You Get Lost

 これはまあ、文句なしかな。タイラー・ザ・クリエイターの作品は定評があり、2017年のアルバム『フラワー・ボーイ』からこの『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』(2021) まで3作連続で同賞にノミネート、2019年の『IGOR』から2作連続で同賞獲得という実績です。ドレイクが抜けても激戦区だった「ラップ・アルバム」、軍配はタイラー・ザ・クリエイターに上がりました。

 

>採点レビュー

 4問中0問正解。ここもボロボロでした...。 「ラップ・パフォーマンス」でカーディ、「メロディック・ラップ・パフォーマンス」でリルナズ & ジャック・ハーロウを選んだのは決して間違いではなかったと思いますが、ドレイクの辞退を知っていれば誤答は一部回避できました。...っていうか、辞退していたらしいです。もったいないことをするなあとは思いますが...。

 

最優秀ミュージック・ビデオ

  • ジョン・バティステ / Freedom

 年間最優秀アルバムのところで書いたように、これもおそらくメッセージ受賞です。ジョン・バティステさんが嫌いとかそういうことではありませんが、もっとほかに賞に値する作品があったと思います。斬新なリルナズの Montero、復活し力強い演奏を見せた AC/DC、ポップ・パンクを流行らせたオリヴィアの good 4 u...。ジャスティン・ビーバーも無冠に終わりましたね、ほかの音楽アワードでは大活躍だった記憶がありますが。批判されてばかりのグラミー賞をあわれむ気持ちはあるものの、チャートから乖離している選考ばかりだと多くの音楽ファンは冷めてしまうのではないでしょうか。ザ・ウィークエンドやホールジーの失望も理解できます、個人の希望としてはもう少し「グラミーズ・フェイヴァリット」枠を減らしてほしい!誰もが納得する選考結果はなかなか得られないものだと思いますが、これ以上グラミーに失望するアーティストが出ないよう、フェアな運営を頑張ってほしいです。

 


 

追記

「学問的」という言葉を何回か使いましたが、

学問的な音楽とは何か、まったく説明できません。

ほんわかとした感じで「この曲はなんか学問的っぽいな」と思い、それをそのまま書いてしまっています。

すみません、なので次から気をつけます...。

 



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