ノミネート発表が11/15!?早っ!!
毎年もうちょっと先じゃなかったっけ!?焦った...。
授賞式も2/5と例年より早め。
...あれ?いや、これが普通なんだっけ?
ここ数年授賞式は延期開催ばかりだったから、そこの感覚が麻痺してる。⚡
来年開催される第65回グラミー賞(グラミー賞2023)の、ノミネート予想です。
1つあってたら1点で100点満点のテストを作り(勝手に)、解答しました。
今回は予想解答の90%くらいをメインストリーム・ヒット狙い、10%くらいをニッチ狙いにしています。
過去4年間の成績は、19点 → 21点 → 24点 → 33点。
順調に点数が(低いながらも)伸びていっていますが、もちろん今回も自信はありません。
おそらく、前回は下回るでしょう。
普通に読んでいっても絶対面白くないので、下のコメントだけでも流し読みして下されば幸いです。
(※ 選考の対象期間は2021年10月1日から2022年9月30日です)
(※ いくつかのポピュラー部門のみを予想しています)
・主要部門
年間最優秀レコード(10点)👈 最も権威あり!!
- ハリー・スタイルズ / As It Was
- アニッタ / Envolver
- ジャック・ハーロウ / First Class
- スティーヴ・レイシー / Bad Habit
- アデル / Easy On Me
- ビヨンセ / Break My Soul
- ザック・ブライアン / Something In The Orange
- モーガン・ウォーレン / You Proof
- バーナ・ボーイ / Last Last
- リゾ / About Damn Time
今年の顔といえばハリー・スタイルズ、モーガン・ウォーレン、バッド・バニーのお三方なので、彼らを中心に予想を考えました。枠が8から10に増えたのでその分多くのヒット曲がノミネートされるようになりましたね。...とはいえ、前回のグラミー賞年間最優秀レコードでは10枠中メインストリーム・ヒットがたった6曲で、驚きました。残りの4曲はお世辞にもヒットしていたとはいえないようなもので、もちろんグラミー賞がこのような選考をすることはよくあることだと分かっていたのですが、メインストリーム枠がたった6枠なのは悲しいですね...。上の予想もほぼメインストリーム狙いなので、最高でも6点ぐらいしか狙えないことになります。今年はもうちょっとそこの枠が広がりますように!
年間最優秀アルバム (10点)
- ハリー・スタイルズ / Harry's House
- アバ / Voyage
- ジャック・ハーロウ / Come Home The Kids Miss You
- アデル / 30
- ビヨンセ / Renaissance
- バッド・バニー / Un Verano Sin Ti
- ブランディ・カーライル / In These Silent Days
- ザック・ブライアン / American Heartbreak
- バーナ・ボーイ / Love, Damini
- ケンドリック・ラマー / Mr. Morale & The Big Steppers
やはりビヨンセとアデルは外せないですね、グラミー賞主要部門の常連だし、チャートでもしっかり活躍した。前回のここのメインストリーム枠は8枠で、けっこう当てにいける部分です。アバとブランディ・カーライルは前回のグラミー賞主要部門でノミネートを受けた2組で、特に後者に関しては前回の名残を狙っています。2組ともシングルのノミネートは受けたのですが、アルバムは選考期間外だったので次回(今回)の選考にまわったわけですね。
最優秀新人(10点)
- アニッタ
- ボーイウィズユーク
- テムズ
- アクレイズ
- ローレン・スペンサー・スミス
- ザック・ブライアン
- J.I.D.
- イアン・ディオール
- ウェット・レッグ
- ピンクパンサーレス
直感ですが、ザック・ブライアンがけっこうもてはやされる気がします、主要部門すべてに選ばれたりして。チャート的には "Something In The Orange" のピークはこれからだと思われますが、選考期間終了の時点ですでにチャート上位に長く居座っていて、アルバム『アメリカン・ハートブレイク』も大ヒットしていたので時期尚早ではないでしょう。なお、『アメリカン・ハートブレイク』は彼の3枚目のアルバムで、彼は決して新人ではないのですが、グラス・アニマルズを新人扱いしたグラミー賞ならザック・ブライアンもそうなる気がします(ちょっと皮肉)。予想、ややロック勢が多いですが、一応ちゃんと考えました。
・ポップ部門
最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス(5点)
- ハリー・スタイルズ / As It Was
- エド・シーラン / Shivers
- アデル / Easy On Me
- リゾ / About Damn Time
- リル・ナズ・X / Thats What I Want
とりあえずハリーとアデルは当たってほしい...。これが外れたらもう他が全部だめになりそう。ちなみに「ポップ部門」ではありますが、アーティストではなく音楽で選考されるので、ポップ・ミュージックならラッパーの曲でも全然ノミネートされます。
最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス(5点)
- ジ・アングザエティー / Meet Me At Our Spot
- ポスト・マローン feat. ド―ジャ・キャット / I Like You ( A Happier Song )
- エド・シーラン feat. リル・ベイビー / 2 Step
- ワンリパブリック / I Ain't Worried
- エルトン・ジョン × デュア・リパ / Cold Heart ( PNAU Remix )
コールドプレイ、あるかな~...?と考えて、やっぱりやめました。全米1位を記録した "My Universe" は去年の10~11月がピークで、選考期間内ではあるものの感覚的に昔のことのように感じてしまって、ノミネートされてもちょっと今さら感があります。コールドプレイは前回もここで "Higher Power" がノミネートされたし、2回連続にはならなそう...。もちろん、ノミネートされたら応援しますけどね、予想しないというだけで。
最優秀ポップ・ボーカル・アルバム(5点)
- ハリー・スタイルズ / Harry's House
- チャーリーXCX / Clash
- エド・シーラン / =
- アデル / 30
- マイケル・ブーブレ / Higher
前回のテストで、最も得点率が高かったと記憶している部分です。しかし、今回は全然自信がありません。マイケル・ブーブレに関してはここではなく「最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム」という別のポップ部門の枠にいってしまう可能性があります。前に同じく、ハリーとアデルが外れたら厳しいですね。
・ロック部門
最優秀ロック・パフォーマンス(5点)
- レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / Black Summer
- フローレンス・アンド・ザ・マシーン / My Love
- ウェット・レッグ / Chaise Longue
- ゴースト / Mary On A Cross
- フォール・イン・リヴァース / Voices In My Head
レッチリは確実。というか、確実であってほしい。良く評価されるべきだ。ゴーストも、シングルとアルバムが両方成功したんだから確実に評価されてほしい。されなければならない。フォール・イン・リヴァースはグラミーとの関わりこそないものの、ロック・チャートで継続的に成功しているバンドだから、そろそろグラミー・デビューしてもいいはず。
最優秀ロック・アルバム(5点)
- レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / Unlimited Love
- ロバート・プラント & アリソン・クラウス / Raise The Roof
- パニック!アット・ザ・ディスコ / Viva Las Vengeance
- ティアーズ・フォー・フィアーズ / The Tipping Point
- ゴースト / Impera
大成功だった前作では完全に無視されてしまっていたパニック!アット・ザ・ディスコを、敢えて予想しています。この部分は、思いつきすぎて難しいというところがありますね。他にもコーン、ザ・ブラック・キーズ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンなどが考えられます。
最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム(5点)
- コートニー・バーネット / Things Take Time Take Time
- ウェット・レッグ / Wet Leg
- ピンクパンサーレス / To Hell With It
- レックス・オレンジ・カウンティ / Who Cares
- マイ・モーニング・ジャケット / My Morning Jacket
クレイロもリナ・サワヤマもビーバドゥービーもノミネートされてないのに、ピンクパンサーレスはまだ早いのではないか?とも思うのですが、そこはグラミー賞に裏切っていただきたいですね。レックス・オレンジ・カウンティも初ノミネートが期待されます。
・カントリー部門
最優秀カントリー・ソロ・パフォーマンス(5点)
- ハーディ / Give Heaven Some Hell
- マレン・モリス / Circles Around This Town
- ルーク・コムズ / The Kind Of Love We Make
- ミランダ・ランバート / If I Was A Cowboy
- ザック・ブライアン / Something In The Orange
ここもけっこう思いつくものが多くて大変。これまでのグラミー賞の傾向からマレン・モリスやミランダ・ランバートが選ばれやすいことが分かっているので、まずそこを固定しました。カントリーのシングルに関しては、(知らないので)ニッチの狙いようがなく、そのためメインストリームから乖離している選考結果になるとどうしようもありません。
最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス(5点)
- パーマリー / Take My Name
- コール・スウィンデル × レイニー・ウィルソン / Never Say Never
- ザック・ブラウン・バンド / Same Boat
- イングリッド・アンドレス feat. サム・ハント / Wishful Drinking
- リトル・ビッグ・タウン / Hell Yeah
コール・スウィンデルは入りそう。"She Had Me At Heads Carolina" と "Never Say Never" がヒットしたから、シングルではそのどっちかは入るはず。ザック・ブラウン・バンドも入ってて全然おかしくない。
最優秀カントリー・アルバム(5点)
- ドリー・パートン / Run, Rose Run
- コール・スウィンデル / Stereotype
- ミランダ・ランバート / Palomino
- ザック・ブライアン / American Heartbreak
- オールド・ドミニオン / Time, Tequila & Therapy
グラミー賞のカントリー部門はけっこうトラディショナルなアーティストをノミネートしたりするので、その関連でドリー・パートンを入れました。一方コール・スウィンデル、ミランダ・ランバート、ザック・ブライアンに関してはチャートでの絶好調を理由にしています。オールド・ドミニオンは、もちろんチャートの成績も良かったのですが、少しCMAアワード(カントリー・ミュージック専門のアワード)を参考にした節がありますね。
・R&B部門
最優秀R&Bパフォーマンス(5点)
- アニ・レノックス / Pressure
- スティーヴ・レイシー / Bad Habit
- ビヨンセ / Cuff It
- シザ / I Hate U
- ラッキー・デイ / Over
思い返してみれば、今年はR&Bの大型新人がいなかった。スティーヴ・レイシーはジ・インターネットというグループのギタリストとしてかなり前から活動してたから新人ではないし、"Hrs And Hrs" でブレイクしたムニ・ロングもアルバムのヒットは伴わなかった。大型新人がいれば予想は比較的簡単になるのに...。
最優秀R&Bアルバム(5点)
- アリ・レノックス / Age, Sex, Location
- カリード / Scenic Drive
- ブレント・ファイヤズ / Wasteland
- ビヨンセ / Renaissance
- メアリー・J. ブライジ / Good Morning Gorgeous
理由は不明ですが、前回のグラミー賞の覇者シルク・ソニックが今回はグラミー賞を辞退すると宣言しました。また、昨年に引き続きザ・ウィークエンドもグラミー賞の選考過程の透明性が不十分だとして不参加を表明しました。2組ともR&B界の大物なので、その影響は大きいです。...そういえば、ブレント・ファイヤズはグラミー2018でも1回ノミネートされてるんだよな、初ノミネート感があるけど。
・ラップ部門
最優秀ラップ・パフォーマンス(5点)
- コダック・ブラック / Super Gremlin
- リル・ベイビー / In A Minute
- ガンナ feat. フューチャー & ヤング・サグ / Pushin' P
- フューチャー / Puffin On Zootiez
- ブラスト feat. タイガ & タイ・ダラー・サイン / Chosen
コダック・ブラックはどうなんだろう?大ヒットした曲・アルバムはすべてこれまで無視されてきていますが、それはそのときライバルが多かったからというのもあるわけで、ライバルが比較的少ないと思われる今年はいけるのではないでしょうか。ただ、"Super Gremlin" は歌唱部分も目立つので、ここではなく下の「最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス」に振り分けられる可能性もあります。そのことも含め、コダック・ブラックはグラミー賞との相性が本当に未知数ですね。
最優秀メロディック・ラップ・パフォーマンス(5点)
- ジャック・ハーロウ / First Class
- サウィーティー feat. H.E.R. / Closer
- ケンドリック・ラマー feat. ブラスト & アマンダ・レイファー/ Die Hard
- ラトー / Big Energy
- フューチャー feat. ドレイク & テムズ / Wait For U
フューチャーも、フィーチャリング参加した曲のノミネートはあったものの自身の曲がこれまでまったくノミネートされてこなかった過去があります。今年は彼にとって確実にキャリアのハイライトとなる年だったので、グラミー賞もしっかりそれを祝福するべきでしょう。主要部門には予想しませんでしたが、ラップ部門では今回の注目株になるだろうと予想しています。
最優秀ラップ・アルバム(5点)
- ジャック・ハーロウ / Come Home The Kids Miss You
- ロッド・ウェーヴ / Beautiful Mind
- ミーク・ミル / Expensive Pain
- フューチャー / I Never Liked You
- ケンドリック・ラマー / Mr. Morale & The Big Steppers
そしてロッド・ウェーヴ、彼も競争に負けてこれまでノミネートを獲得できていませんでした。3度目の正直、いけるでしょうか?そしてベテラン枠をミーク・ミルに設定しました。...いや、ベテランというより中堅ですね。ウィークエンドに同情してドレイクも今回のグラミー賞を辞退しましたが、中堅ラッパーの中心・ドレイクがいないにもかかわらず今年のラップ部門予想は中堅が多めになりました。
...以上です!目標は25点以上!そこそこ時間かけて考えたから4分の1はとりたい!!
「頂点」は達成された。
いい機会、もうチャート荒らしの記録を作るのはやめよう。
「頂点」が達成されたから、他のアーティストがそれを狙う動機もほとんどなくなった。
これ以上記録を増やし続けることに、意味はない。
自分はこういう思想の者です。...あ、テイラー・スウィフトの件についてで。