ラポーレの住民達

ラポーレの住民7人でブログを始める事にしました。
楽しいページにしたいと思っています。
ただし、のんびりぃと~

どうなっちまうだかね?

2011年03月18日 | Weblog

被災で苦しむ日本企業に新たな試練が襲いかかった。17日の外国為替市場で円相場は一時、1ドル=76円台前半まで急騰し、1995年4月につけた史上最高値(79円75銭)を大きく突破、約16年ぶりに最高値を更新した。主力輸出企業の想定為替レートを大きく上回っており、この円高水準が続けば営業利益が吹っ飛びかねない。

 円相場は前日のニューヨーク市場で80円台を突破し、17日のシドニー市場では一時76円25銭まで急騰した。

 続くこの日午前の東京市場では79円台前半で取引されている。

 東日本大震災と原発事故という「国難」状態にある日本なのに、なぜ円が買われるのか。

 不可解な相場の背後には、震災と原発事故をきっかけに世界的な株価暴落でダメージを受けた投資家が、高金利通貨への投資などリスクの大きい運用をやめ、取引を一度手じまうため「金利が低い円を買い戻す動きが急速に広がった」(市場関係者)ことがあるという。

 また、日本企業が外貨建て資産を売って円に換えるとの見方や、国内の保険会社が震災による保険金支払いに備えるため、ドル建て資産を売って日本に送金する動きもあるとされる。

 だが、外資系証券エコノミストは、「実際にそうした現象が起きているというよりも、投機的な資金が先回りして円買いを浴びせたという側面が強い」と指摘する。パニックに乗じた仕掛け的な円買いというわけだ。

 前回の最高値が1995年1月に起きた阪神大震災から3カ月後に記録されたことも円の連想買いに拍車をかけたようだ。

 円高の急激な進行は、輸出頼みでようやく薄明かりが見えてきた日本経済に大打撃を与える恐れがある。

 想定為替レートを1ドル=86円に設定しているトヨタ自動車の場合、対ドルで1円円高に動けば、本業の儲けを示す営業利益が300億円減少する。仮に最高値の76円台の為替水準が1年間続いた場合、3000億円の営業利益が吹っ飛んでしまうのだ。

 また、円高が進行すると海外で販売する自動車や液晶テレビなどの製品価格が現地価格ベースで上昇する。国内メーカーは、海外市場においてライバルの韓国メーカーとの価格競争力で後れをとり、利益が減少しやすくなってしまう。

 市場では政府が為替介入を実施するとの観測が広がっている


地震酔い?

2011年03月18日 | Weblog

地震でもないのに揺れているようなめまいやふらつきなどを感じる「地震酔い」に悩む人が増えている。車酔いや船酔いと同じように、視覚情報と平衡感覚とのズレが原因だ。ストレスも一因といい、専門家は「不安を和らげることが大切」と呼びかける。

 災害・紛争地域での医療支援が専門で、阪神大震災でも救護活動をした日本赤十字九州国際看護大学の学長、喜多悦子医師によると、地震酔いは周期が長い揺れが何度も続く場合に起きやすいという。今回は揺れた時間が長く、余震の回数も多かったため、症状を訴える人が多いとみる。

 「余震がまた来るかも知れない」という不安感が、症状を強めている面もある。ゆっくりとした深い呼吸を何度か繰り返すと、気分が落ち着くという。避難所では周囲の人と手をさすりあう、手を握るなどの「手当て」も、効果的だという。「温かいお茶を少しずつ飲んだり、手足を伸ばしたりしてリラックスを心がけてみて」