不格好オヤジの日中のぼやき

主に日本と中国の話題についてぼやきます。

ブログはじめ

2014-10-07 16:44:01 | 日記
今更だが初めてブログに挑戦する。あまり、気合を入れたり、格好をつけると長続きしないだろうから、力は抜いて。

連続21年余りの中国駐在(下記写真は上海の高層ビルから見た眺め)を終え、帰任。帰国後30年務めた会社を退職し、ブー太郎生活も半年を超えたが、自分ではブー太郎生活はブー太郎生活で勉強もできるし、それなりに充実しており、しばしの充電と考えている。ところが、家族はそうは思わない、まだ、退職年齢まで10年以上ある旦那、父親が家でぶらぶらしているとうっとうしくて仕方がないらしい。まあ、それも無理もない。日本は所詮は会社社会であり、世間体、人目を最も気にする社会だからだ。もっとも、自宅のある住宅地界隈で、働き盛りなのに日中ぶらぶらしている男は自分ぐらいかもしれないと思うと、自分もやはり不安な気持ちになる。ブー太郎ではあるものの決して引き籠ってはいけないと、スーパーに買い物に行ったり、ウォーキングに出かけたり、小旅行にでかけたり、講演会やパソコン教室に通ったり、都心へ出て友人、知人に会ったりと、なるべく外に出るよう意識している。



ブー太郎生活のおかげで、今まで見えなかったことも見えてきたりする。何よりも定職につかず、失業をされている方々の気持ちが理解できるし、炊事洗濯、掃除などベーシックな家事というものが真剣にやってみるとなかなか大変なものだと悟った。卑近なところでは、スーパーに足繁く通ったことで食料品の物価などが良く分かるようになってきた。長雨、天候悪化の影響による野菜の価格高騰はここ数か月本当に身をもって感じだことだ。

また、いくつかのスーパー、GMSをはしごしていると、どこがお得かも見えてくる。内の近所でいうと、食料品価格だけなら安い順に(安)西友<イオン<イトーヨーカ堂(高)である。もっとも、品ぞろえや総合力では西友はヨーカ堂にもイオンにも負けると思うが、まあ、とにかく同じもの(たとえば、同じブランドのポテトチップス等)で値段を比べると総じて西友が一番安く、ヨーカ堂は一番高い。それでは消費者がヨーカ堂を敬遠しないのかということになるが、実際に敬遠している消費者はたくさんいると思う。では、セブン&アイは何で儲かるのということになるが、セブン&アイが儲かっているのはセブニレブン(コンビニ)のおかげだ。コンビニは業界全体で暗黙の価格協定があるようで、同一アイテムではほとんど価格競争に陥っておらず、独自商品の開発、品ぞろえや見せ方(インストアマーチャンダイジング)が差別化の肝だ。セブンはその部分ではやはり強い。

また、多くのスーパーでは、夜時間が遅くなると、刺身や惣菜、弁当などを20%~50%割引するが、この割引を待って買い物をする人も多い。私も良くその時間を見計らって買い物する。毎回同じ人と顔を合わせたりしてバツが悪かったりもするが、どうせ食べる時間が遅いのなら、正直かなりお得である。私が長くいた中国のスーパーでも刺身の割引は見たことがあったが、それ以外のもので当日作った惣菜等をこれだけ大量に一気に値下げするという光景は目にした覚えがない。日本人の鮮度へのこだわり、価値観が良く表れている光景だと思う。



さて、主婦にとっては当たり前のことをぐだぐだと書いたが、中国に長くいた私にとってはある意味小さな発見。中国に20年以上もいたので日本の常識にいち早くキャッチアップできるよう頑張りたい。なお、テーマ中の「日中のぼやき」の日中とは、昼間という意味のほか、日本と中国という意味で使っている。

これまでいくつか再就職先の話もあったが、うまくかみ合わなかったこともあり、今は自分で何か始めてみようと言う気になっている。果たしてどうなることやら??ブログの作成にもまだ全然慣れていないが何とか頑張っていきたい。



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