昼過ぎに幕張アパホテルにチェックイン。窓からは千葉マリンスタジアムと幕張メッセが見えます。

大浴場気持ちいいわぁ。今日の宿泊費は5100円。東京ドーム温泉スパラクーア2回分(3230円×2回)より安い(笑)。
学生時代は千葉市に住んでいたことはよく書いていますが、ここから海沿いに行った千葉みなとと千葉駅から等距離の、千葉ポートアリーナのあたりに住んでいました。僕が学生の時にできたポートアリーナ。こけら落としにはマイケルジョーダンが来たんですよね、たしか。
大学3年の時だったか、同期と後輩が夜0時ごろに電話をくれて「これからちょっとドライブに行きませんか?」と。「いいねぇ」というと、「じゃ、迎えに行きます。ちょっと待っててください。」という。
「ところで車なんか持ってたっけ?」と聞くと、近県の実家に帰ったところ車検があと3か月ほどで切れるぼろいダイハツミラをもらってきたんですよ、と。ほんとにぼろいから車検切れるまで乗って実家に帰して廃車にするとのこと。
はたして15分後、色あせた赤のダイハツミラがやってきました。運転席にはその後輩。後ろにはなぜかシートが見当たらず、同期の友人が座布団を敷いて正座していました。
あまりにぼろくて後部座席が崩壊しているそう(笑)。
寒い時期だったので、同期の彼はおそらくこたつからでてきたそのままのドテラを着たままで正座していました。ドテラってわかりますよね。御存知ない方は検索してください。防寒着です。
僕が助手席に乗って3人で深夜のドライブでやってきたのがちょうどこの幕張のあたり。あの頃はバブルがはじけた直後で、幕張辺りには「ひっかけ橋」でしたっけ、ホンダプレリュードとかかっちょいいナンパ仕様車でやってくる男とナンパ待ちの女の子が出会う有名なスポットがあって、連日にぎわっていたように思います。
でも、こちらは禿げた赤いダイハツミラだし、後部座席には座布団を敷いて正座しているドテラの男(笑)。そんな華やかな世界とは関係なく、三人で深夜のドライブを楽しみました。
幕張のあたりを海を左に見ながら走っていると、雨が激しく降ってきました。すると、運転をしていた後輩が、
「先輩、ちょっとハンドル持っててもらっていいですか?」と。
(ん?)と思いつつも手でハンドルを支えると、彼はおもむろにぞうきんを出してフロントグラスの内側を拭き出すではないですか(笑)。あまりにぼろいダイハツミラなので、豪雨時は外側のワイパーは効くのだが「内側の曇り取りが一切できないんです」と。拭いている間も彼は僕にハンドルを任せて、アクセルはベタ踏みのまま(笑)。
それが怖いやらおかしいやらで、三人でげらげら笑いながら僕のハンドルさばきで(助手席からの操作ですが(笑))豪雨の中ドライブを楽しんだあの夜。
学生のころしかできませんよね、そんなばかなこと(笑)。というか、今の学生はそんな馬鹿なこともできないし特にやりたいとも思わないんでしょうね、ホワイト社会だから。
論理的に正しいことにしか興味がない。
千葉市って首都圏とはいえ田舎だから、学生も大体大学の周りに住んでて結構お互いの家を行き来したりしてるし、恋人のいる人は同棲してる人も多かったんですね。たまにインカレサークルの集まりで山手線エリアの都会の大学の学生に会うとそれが結構羨ましいと言われましたね。彼らいろんなところに散らばって住んでますからね。
大学内にサークルごとに割り当てられた部屋がある建物がありましてね、夜中に寂しいなと思うと、2時でも4時でも自転車漕いでそこに行くと誰かがいてテレビを観ていたりするんです、そこに行ってコンビニで酒を買ってきて飲んだり、あほな話から真剣な話まで話し込んで朝になったり。
でも、今はホワイト社会ですからね、もう何年も前に大学内のその建物には夜中に入ることができなくなったようです。
どうせ、後輩に酒を飲ませすぎる先輩なんかがいて、そいつが死んだり入院沙汰になったりして、大学の管理責任なんかが問われることが多くなったんでしょう。
呑めないなら自分で断れよ。って思いますよね。
自分で自分のケツを拭けない人間に、僕ら自分でケツ拭ける人間が被害を受けるんです。
僕だってひどい先輩いましたよ。1年生で(Oh boy, 18歳だったぜ、ベイベ)サークルに入って飲み会に行ったら、ジョニーウォーカーの瓶持った泥酔の先輩がやってきて、コップになみなみと注いだストレートのジョニ黒を「飲め」と差し出す。
そんなの一気飲みしたら身体おかしくなるのなんか、『自分で』わかってるじゃないですか。時間かければ、僕は飲めるけど(笑)。
泥酔してる先輩に「嫌ですね。」って一言言いましたよ。
きっぱり言えば(こいつはダメだな、オレの手に負える人間じゃない)って思うんです。大体の人間は。どんな暴れん坊に見えてもね。
それを円滑な人間関係がナンダカンダ言って、できるはずなんかない一気飲みしようとするから死んだり急性アルコール中毒になるんです。自分でそんなことくらい判断して、きっぱり断りなさいよ。
できないなら、家に籠って一切外に出てこないでほしいですね。そうすれば騒動にもならないし、余計な規制なんか作られないからね。
酒にしたってセクハラにしたって「嫌です。どんな不利益を被ろうとも。」って自分で言いなさいよ。中居正広事件の「あの女」にしても。仕事なんかより人間関係なんかより賠償金せしめるより、一番大切なのは自分の身体でしょ。
言えないなら、外に出てくんなよ。
と言うのが本日の主題でした。
さて、これからもう一方の大浴場に行って、深夜1時ごろに夕方に行った大浴場にもう一回行きますかね。帰ってきたら、イオンで買ってきた酒で晩酌です。

カタルーニャのワイン(ハーフボトル)と負け犬のお酒・9%チューハイに、割引になっていたブルーとブリー。そして半額になっていたバゲットスライス。
幕張には新しくてでかいイオンと、昔カルフールだったイオンと2軒ありますが、僕は旧カルフールのイオンが今も好きです。中の造りに今でもヨーロッパのスーパーの名残を残しているので。品揃えは、ワイン、パスタやゲランの塩など調味料がやたら豊富だったカルフール時代とは違って日本の普通のスーパー並みになりましたが。あっちのイオンの方がでかいので、こっちは寂しい感じになってしまっていますよね。でも、こっちの方が住宅地に近いので、近隣の人が会社帰りとか徒歩で普段食材を買いに来るのにはまだまだ必要なんでしょうね。
懐かしい80年代BGMばかりで、店内の雰囲気も"Down to earth"な感じ。映画フットルースの挿入歌「Somebody's eyes」が流れたのがとてもうれしくて、会計もせずに一緒に口ずさみながら商品棚を見て歩きました。
いい日だ。
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