『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

アートセラピストとして活動するクエストSTAFFが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします!

地域に広げていきたい

2015-11-16 12:23:22 | 卒業生の紹介
社会に自分の学びを還元したい!

と思って活動をスタートするクエストの卒業生って

本当に多いです。私もその一人!


こんにちは。のりんこです。

「お母さんたちも承認を体験できたらいいな」

「このことが地域に広がっていったらいいな」

そんな想いをもって

どーーーんとお母さんたちに

素敵なセッションを提供し始めたクエストの卒業生・ゆきさんをご紹介しますね。

彼女の想いは深くてでっかい!




*******************

◆ お母さんたちにセッションを提供することになったきっかけを教えてください。

息子が卒園した幼稚園の記念イベントで講演を頼まれました。

私が「アートセラピーを勉強していて、とても楽しい!」

と幼稚園の先生たちにお話したことを覚えてくださっていたんです。


頼まれた時は、ちょうどファシリテータートレーニングコースが終わったばかりの時だったので、

人前でお話しすることについても少し自信をもてたこともあって

「えっ、私が?!」とびっくりもしましたが、

喜んでお受けすることができました。


◆ どんなお話をしたのでしょう。

養成講座キッズコースで学んだことを総動員して

お母さんたちにお話をしました。

もともとその幼稚園は

「一人ひとりの子どもが、その子らしく成長してくことを大切にしていく」

という保育をしていたので、

アートセラピーとの相性もよかったのだと思います。


いくつか話をさせていただいた中で

「承認」について興味をもたれるお母さんたちがとても多かったです。

講演の後に

「実際にクラスで、お母さんにも体験してもらいましょう。」

ということになり、

年少、年中、年長のお母さんたち、

それぞれに向けてセッションをやることになりました。




◆ セッションの様子はどうでしたか。

アートを使って、承認を体験するワークを提供しました。

「お子さんに承認を」という前に

お母さんたち自身にも

承認の気持ちよさを体験してほしいなという想いがありました。

あとは、お母さん同士が、

自分の思っていることをクラスで気楽にしゃべれるようになったらいいな、

という考えもあったので、先生方とお話して、

クラスごとにワークを体験できるようにさせてもらいました。


ワークの時には、仲間のお母さんからの承認の言葉に、照れたり、嬉しがったり、

中には涙目になる方も…

ずっと抱えていた、子育てについての不安をその場で話すことができて

ホッとしたと言う方もいらして、

他のお母さんたちも、改めてそのお母さんに寄り添えた時間になったようでした。

みんなで「そうだったのね。そうだったのね。」と聞いていました。


自分の子育ての経験からも

お母さん同士で気軽に話せるようになるとホッとできるし、

それが安心感にもつながっていくと思います。


承認の体験を通して、お母さんが

「自分でいていいんだ」「私って、ちょっといいかも」と思えたら素敵ですし、

なによりその体験を、同じクラスのお母さん同士で共有できたことが

本当にうれしかったです。

お母さん同士がクラスの中で一体感やつながりを感じられることが

子どもたちにも何かしらいいことがあるのじゃないかなって思っています。




◆ 承認の力やグループシップを大事にしているのですね

はい。承認やグループシップはクエストで学んだことですね。

私は、0歳から18歳までの子どもたちとそのお母さんたちが集まる場所でも働いています。

そこでも未就園児のお母さんたちのお話を聞くことがあります。

本来、長くお話を聞く環境ではないのですが、

自然とお母さんたちのお話を聞くことが多くなって…  

そこでも、承認の姿勢でお話を聞くことが

自分の身にしみ込んでいるのかな、と思ってありがたいです。


◆ 今後の展望があればお話しください。

お母さんたちのセッションを終えて、

今度は子どもたちにアートセラピーの場を

園の中で提供することになっています。

子どもたちが、目を輝かせながらわくわくしたり、

のびのびと過ごせる場を作りたいです。

いまは幼稚園の中でやっていますが、

ゆくゆくは地域に向けて広げていきたいですね。

クエストで学ぶ前は、

子どもたちのために「やってあげたい」「ほっとできる場を作ってあげたい」

という気持ちが強かったかもしれません。




でも、クエストで学ぶことで

その考えが変わったと思います。

まず自分が癒されて

「自分を好きでいていい」

ということも感じるようになりました。

そうしたら、

自分のこの嬉しさやわくわくを他の人にも!

という気持ちが自然にわいてきて…

誰かのためにやってあげたいじゃなくて

自分が「したい」に変わったんですよね。

「やってあげたい」の気持ちのままでは

こういうことはできなかったと思います。



特にキッズコースは

自分の中の子どもの力を刺激して

ずっと“自分がワクワクする”を体験し続けることができるコースじゃないですか。

そこに居続けることで

「こんな無邪気なところあったんだ!私に!」

って楽しい発見をいっぱいしました。

そのこともすごく自分を癒してくれたり満たしてくれたりしたのだと思います。

この面白さを是非沢山の人に味わってほしいです。


*******************

ゆきさん、ありがとうございました!

セラピストって人と関わることが不可欠ですが

その土台になるのが

「承認の力」だな~と私自身、

クエストで学ぶ中で思うようになりました。


子どもたち、だけでなく、

お母さんたちや自分の周りの人たちを認めて、勇気づける講座

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