『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

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15期ファシリテーターコースが始まりました

2015-06-06 13:21:11 | ファシリテーターコース
こんにちは。スタッフのようこです。

先週の土日 1年に1回開催するプロのセラピストを養成する

「ファシリテーター・トレーニングコース」が始まりました。


もう今期で15期


私は今期からスタッフとして参加しています。

私は4期卒ですので、かれこれ11年ぶりの参加でした。

自分がプロとして現場を持ち出すとわかってくるものがあります。

「このファシリテーターコース出てなかったら、こんなに続けていられなかっただろうな。。」と。

自分の感覚だけで突き進んでいける時期もあると思うのですが、

やはり「場を継続させていく」その為には、感覚だけでなく、知識や技術も当たり前ですが必要になってくる。

アートセラピストとしての知識やテクニック、自己分析をしてつかんだ自分の可能性や魅力そして癖

その両方をミックスして、「自分」を初めて「プロのセラピスト」に作り上げていく。

何を創り出していく人なのか? どんな場を提供していきたいのか?

それを素材・画材・現れ・研究・チーム作りそしてワークの作り方などなどで徹底的に学んでいく。

それがこのコースなのです。



15期の仲間は全部で16名

最初はとても緊張しています。だれもそうです。

そしてそれぞれがこのコースを受講した目的やビジョンを話しながらの自己紹介

ここで必ず起こることがあります。


(「あ、、、、私はあの人みたいに明確じゃない。。。」)とか

(「自分に出来るかな。。。」)とか



他者との比較をする自分の内なる声



クエストのすべての講座に共通している事


「あなたらしさ」


その言葉はとても曖昧なもですが、でもその人がその人の持つエネルギーを使うと

その場にそのエネルギーは隅々まで伝わっていきます。

またセリフのような、誰かの言葉を語っても伝わらないけれど

その人がつっかえながらも「想い」と共に、その人の体の中から言葉を発することで

届くものがあるのです。



このコースはこの「あなたらしさ」を十分に使っていく人になること。





アートはその自分らしさ、内なる自分の声を聞くのにとても役に立ちます。

先ほどの比較をする内なる声が悪いわけではありません。

ただそう思ってしまう自分を批判も評価もせずに、ただ自分が受け止めていく

その力をアートを通してさらに養っていく。

自分に寄り添う事が出来ない人は、人に寄り添う事などできません。





二日目には卒業生のミニワークがありました。

クラスの中で自分のワークを提供する時間がありますので、どんな感じなのかを卒業生が作ったワークで

体験をしてもらう時間です。

 

たった数年前にクラスを卒業したのに、卒業生のその堂々したファシリテート

そして彼女らしいプログラム 場づくり 

受講生のみなさん 勉強であることを忘れてしまったくらい夢中になっていました。



(「・・・・ここからはじまったんだなぁ・・」)

これはこの日の私の内なる言葉

クエストで活動しているセラピストの誰もがここからスタートしたのです。


15期のみんなもここからスタートです。

秋には大きなワークショップを企画していきます。

自分のミニワークもあります。 宿題もあります。

たぶん途中で内なる声を飛び越えて、

口から「ひぃぃぃ~~~」と言葉に出ちゃう人もいるかもしれませんが(笑)、

いきなりプロにはどんな仕事だってなれません。

プロこそ、常に学びをしている人


一つ一つを大切に学びながら、時間を過ごして行きましょうね。


みんなの成長 楽しみです。


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