「墾る」

こんにちは。

スタッフのようこです。

オフィス前にある目黒川の桜はこの週末の雨ですっかり落ちてしまいました。

沿道には、見物客のためのクレープ屋やケバブ屋さんの移動販売車が朝からでていたのですが・・



私は漢字の由来やら言葉の語源を調べるのが好きです。

今の生活とは全く異なる生活や様子を思い浮かべたり、その字が持つエネルギーを感じることが出来たり

意味などを知ることで、日本の歴史に触れるそんな感じもします。

またそれに、何より「字」ってアートですよね。　



「春」

なんだか当たり前に書いている字ですが、ふと気になり調べてみました。

「はる」というのは、調べると田畑を開墾する「墾す（たがやす）」の音読み　「はる」が由来という説もあるそうです。

ほほぉ〜　開墾か。。。

昔はもっと季節にメリハリがあったことでしょう。

寒い冬を越す　雪が溶けて　川になって、動物たちが動き出し　植物たちが芽を出して

そして鍬を持って田畑に出かけていく。。

そんなシーンが浮かびました。

何かイキイキとした　生きる力が溢れている　そんな季節　春


今年のクラス募集もあと２回

春に何かを始めるのは、この「開墾」に似ているように思いました。

最近の傾向に、40代後半〜60代といった方の申込も目立ちます。

もちろん目指すものはそれぞれですが、お話しを伺うとやはりこれまでの人生にさらにプラスして

世の中に貢献していきたいという意識の方が多いように思います。

学んだもののスキルアップの方もいらっしゃいますし、

これまでやってきた活動の意味付けの方のためにと学ぶかたもいらっしゃいます。


田畑を墾す

まず掘り起こして、石やらゴミやらいらぬものを取り除き、栄養を与えて大地を整え

そして種や苗を植えて育てていく。。

アートセラピーを学ぶことはこの行為に似ているように思います。

これまでの人生経験を活かし、さらにそこに栄養を与えて自分を育てていく。

アートセラピーは無意識の表現を扱う領域ですから、これまでのご自分のまだまだ知らない自分と

出会ったり、またこれまでの自分を見なすきっかけにもなるかもしれません。

そして新しい自分と出会うこともあるでしょう。。

がしがしとクレヨンで描いたりすることで、自分のこころ墾していく。。

そして沢山の夢を描いていく。。

その体験をされた方がアートセラピストとして人と関わっていく。



半年後　クレヨンはどうなっているかな。。





と、　春の言葉の意味から

新しくクエストで学ぶ皆さんの顔を想像しながら　わくわくっとしている私です。


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