『アートと暮らす』~アートセラピストブログ

アートセラピストとして活動するクエストSTAFFが現場の声をお伝えします。アートセラピー情報もタイムリーにお届けします!

こころを見つめる

2015-02-24 23:10:08 | イベント・HHG
こんにちは。

2月もそろそろ終わりが近づき、寒さも少し緩んでいるように感じます。

先週末は飛騨千光寺のご住職であり、高野山伝燈大阿闍梨であられる大下大圓師をお招きして

対人援助とセルフケアのための「臨床瞑想法」を学びました。

精神科病院、デイケア、緩和ケア病棟、福祉現場、教育現場、企業など、さまざま場で実際に用いられている瞑想法で、

妊娠中や子育て中の親向け、また青年期の子ども達など、あらゆる人達にも提供をされいらっしゃいます。

この「臨床瞑想法」は学会でも発表されているものであり、薬物ではない治療法として今とても注目されいるものであります。



この日もただ瞑想をするのではなく、「スピリチュアルとは」といった理論もしっかり学んでいきます。







瞑想をする

なかなか「はて?これでよいのだろうか??」と本当にできているのかどうなのか?が、

わからないという方も多いのではないでしょうか?

私もそんなところでした。(汗)


今回は初級編にあたる「ゆるめる」と「みつめる」の二本立て


まずは「ゆるめる瞑想」

瞑想が出来るようにまずは、カラダとココロの緊張や邪念を払う 

大圓さんの優しい語りかけと丁寧な流れで、ゆっくりと進んで行きました。

時は・・・「午後」

・・・・ ・・・・ ・・・・

「ちーーーん」

終わりを告げるティンシャ美しい音


・・・・・・

私は日頃の疲れもありすっかり寝てしまっておりました。(汗)


そして翌日は理論の後に またまた午後に「みつめる瞑想」

何回かにわけて、人を中心に、事柄を中心にと 自分を洞察していく。。

(この時、私にとってとても不思議な体験があり、それは本当に美しいものでした。とっていい時間でしたよ。)



私たちは、アートセラピストを目指す人達に必ず伝える言葉があります。

「人に寄り添う仕事をする人が自分に寄り添うことが出来なかったら、人に寄り添うことは出来ない」

大圓さんは高野山大阿闍梨ですから、宗教家でもあり、スピリチュアルケア師でもあります。

様々な場でこころに寄り添うスピリチュアルケアワーカーを理論と実践でトレーニングもされていらっしゃいます。

医師・看護師・福祉や介護といった方たちが大勢学びに来るそうです。

みなさん 命とこころにたずさわるお仕事

だからこそ、自らが瞑想を通して自分を洞察し、自分に寄り添うっていくことの大切さを体験する

それは自分を大切にするという生き方

「自利利他」



とても多くの事を学んだ2日間でした。

大勢の方にご参加頂きました。 ありがとうございました。






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