禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

完全にクロなサクラ

2021-01-20 09:20:09 | 日記

私の前記事

 

まともに答えない事が生み出すもの - 禁煙と挫折と政治と

 

で引用したハーバービジネスオンラインの赤信号話法を改めて読んみて、「なんでこれが許されるのだろう?」と改めて思ったので、それについて書いてみます。

 

 

 

通常国会開会。改めて見ておきたい、虚偽答弁訂正の場で嘘を重ねた安倍前総理(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース

 

赤信号が実に8割を占めており、青信号は0%。つまり、(安倍氏は)質問には一言も答えていない。

 

田村議員の「ホテルとの契約主体は安倍氏の事務所ですね?」という非常にシンプルな質問に対して、安倍氏は全く回答できていない。

 

前日24日の記者会見では、「自分の預金から補填した」という完全な利益供与にあたる説明内容だったが、途中から「立て替えた」という表現に変わった

 

などなど、回答しないばかりか発言を勝手に変えたりなど、まさに「不誠実」のオンパレード。

 

 

極めつけはこれ。

 

安倍氏は立て替えたのは会場費であるという主旨のコメントをしているが、田村議員も最後に指摘している通り、公職選挙法199条の2(寄付の禁止)に則ると、この発言は墓穴を掘ったと言える。

饗応接待(酒や食事を振る舞うこと。接待すること)は例外に含まれないと条文にはっきりと明記されている。地元選挙区の有権者に対して費用を補填する形で宴会でもてなした安倍氏の行為は、日本語が読めれば100%疑いの余地が無いレベルで公職選挙法違反である

 

 

 

安倍さんが自ら「訂正の機会を」と欲して開いた説明の場で、明らかに違反と取れる発言を自らしているのです。

 

これでなぜ安倍さんはなんの責任も取らずにいられるのか?

 

私は安倍さんを嫌いな訳でも失脚させたい訳でもありません。ただ、自分がやった事や、自分に関連する組織や人がやったことについてはキッチリと責任を取る必要があるし、国会議員という公の職の場合は

「責任を取らせないといけない」

と思います。

 

今回の説明の場で、不誠実だとしても法律の隙間を巧みについて説明をかわし切ったならそれはアリだと思いますが、全くかわし切れていない。

そればかりか100人中99人は「アウト」と判断できるような説明をしているのに、「はい終わりー」とウヤムヤにしてしまう。

 

安倍さんも悪いのでしょうが、それを許してしまう周りこそが1番悪いのではないでしょうか。

 

 

 

・大臣室で現金を受け取った甘利さん

・河井夫妻に1億5000万円渡した二階さん

 

この人たちは、今も党の要職について偉そうな発言を続けています。それは私達国民含めて周りが許しているからです。

 

 

コロナにしても

 

・GO TOと感染拡大の関連性

・冬の感染拡大は最初から言われていたのに何も備えなかった政府

 

これらについてなんの説明もなく、「非常時だからしかたがない」と全てスルー。その上そういった自分達の政策について分析に時間を割くこともなく、

「人と会う事が政治家の仕事」

と会食をやめもうとしない。

 

飲食はじめ街のお店はコロナで客がこず、仕事が出来なくて困っているのに。。

 

 

 

でも結局は、そんな政治家たちを私達が許しているのだからしょうがないのです。

 

そして許された政治家たちはさらに限られた税金を使って利益供与に勤しむでしょう。

 

それで10年後、20年後にこの国はどうなっているんだろう。。

 

 

 


まともに答えない事が生み出すもの

2021-01-20 08:37:51 | 日記

 

杉尾氏の質問に時間稼ぎ答弁 優秀な官僚はトップと同質化|ファクトチェック・ニッポン!

 

「質問にまともに答えない」ことが当たり前になっている最近の国会。

 

的を得た質問であればあるほど「まともに答えない」ことが力を発揮します。

適当なことを言っておけば時間切れになり追求される事もない。

 

「正直者はバカを見る」という言葉は前からありますが、それを米国のトランプ大統領が具体化し、今では世界中で「不誠実」が大ブームです。

 

もちろん日本でも、安倍前総理〜菅総理のラインで徹底した不誠実対応を稼働中です。

 

世論に火を付けないよう気をつけておけばそのままウヤムヤにできる。

万一炎上しても、先日の前総理のように「答えた風に見せる」ことでかわせる。

 

通常国会開会。改めて見ておきたい、虚偽答弁訂正の場で嘘を重ねた安倍前総理(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース

 

 

今の政治家は「いかに不誠実にやるか」に全集中しているように見えます。

 

日本では欧米のような「時間無制限の取材対応」も「記者の再質問」も許されていないので、ある意味トランプ大統領よりも不誠実さに磨きがかかっているようにも見えます。

 

 

国会中継を見ていると「ナントカ審議官」という肩書の人が答弁に立つことがあります。いわゆる官僚です。

基本的には淡々と事実のみ説明しているのですが、稀にですが「政権に不都合になる事実」でも淡々と発言することもあり、驚かされた事が何度かあります。

前総理の「モリカケ」問題で自殺された赤木さんと同じく、「国と国民の為に働く」という矜持を持つ官僚なのでしょう(国≠政府 です。政府は国の行政機関にすぎません)。

 

いまはどうでしょうか。記事で書かれているように、政治家のみならず総理大臣自らが(仮に無自覚だとしても)「不誠実にやる」ことを当たり前にしていたら、その下で働く官僚が「誠実に」働くことは出来ません。

その上「内閣人事局」に自分の将来を握られています。自分だけ「誠実に」働いても何も良いことはないのです。

その官僚に「誠実にやれ!」と言うのは無茶振りだと思います。

 

では何が悪いのか?

 

あなたは何が悪いと思いますか?