禁煙と挫折と政治と

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新型コロナの新たなフェーズ

2021-08-01 06:54:33 | 日記

オリンピックや技能実習生問題をグチっている間に、世界の新型コロナ状況は新たなフェーズに入りつつあるようです。

 

現在コロナ、特にデルタ株に対する切り札はワクチン1択の状況。そのワクチン接種先進国であるイスラエル、イギリス、米国それぞれで状況が動いてきています。

 

まずこのブログで度々取り上げているイギリスから。

 

7月中旬に新規陽性者が5万人を記録して以降は徐々に減少し、現在の新規陽性者は2万〜3万人で上下しています。

 

ワクチンの接種率は一回接種が90%に迫り、2回接種が約70%。

 

特に7月に入ってからの接種率の伸びは目覚ましい物があります。各国が「接種率70%の壁」に悩む中、この接種率は世界でダントツです。

 

イギリス政府は「接種率が92%を超えると集団免疫が成立する」と見ており、現在の減少は「集団免疫に近づいた事によるもの」と見解を出しています。

 

ただし、多くの研究者や科学者はこの見解に懐疑的で、「集団免疫効果による減少としては、減少スピードが早過ぎる」と、別の理由があるとの見方をしているとのこと。

 

その理由として、

 

1、国内で開催されていたサッカー ユーロ選手権の終了

2、学校が夏休みになり、未成年による感染拡大が抑えられている

3、検査数の減少

 

などを挙げています。特に3、検査数の減少 は顕著で、毎日100万件を超えていた検査数が徐々に下がり、現在は約86万件となっています。

 

私の推測ですが、規制を全て解除して通常生活に戻り、新規陽性者数も減っている事の安心感と、「パンデミック終焉への希望」から検査をしない人が増えているのではないてしょうか。

 

とはいえ、現在世界で最もパンデミック終焉に近い位置にいるのはイギリスだと言えます。

 

 

 

次にイスラエル。

最初から国家としてファイザーと連携し、「摂取後のデータを提供する」事を条件にファイザー製ワクチンの供給を受け、世界で最もワクチン接種が進んでいる国のひとつです。

 

しかし現在そのイスラエルが揺れています。

 

一時は世界に先駆けて規制を撤廃したものの、デルタ株の流行が始まると徐々に新規陽性者が増え、現在は再度の規制を行っています。

 

特に7月に入ってからは

 

「感染予防率が90%→60%に減少」

「新規陽性者のワクチン接種済者の割合が、非接種者を上回った」

 

などの衝撃的なレポートが出され、注目を集めています。

 

事態を重く見たイスラエル政府は、ワクチンの3度目接種(ブースター接種)を国家として決定しました。

 

ワクチン接種の先進国、というイメージの強いイスラエルですが、データを見ると「接種率70%の壁」に見事にぶちあたっており、高齢者接種率は高いものの、全国民で見ると、

 

1度目接種率 65%

2度目接種率 60%

 

となっています。

 

イギリスと比べると接種率が伸びておらず、それがデルタ株による再感染拡大を許していると見られます。

 

ブースター接種は政府による「苦肉の策」とも見えます。2回接種で既に副反応が問題視されている中、3度目接種は本当に問題ないのでしょうか。。

 

 

 

そして最も苦しい立場にあると思われるのがアメリカです。

 

最近までは経済活動再開の話でもちきりで、すでに新型コロナと無縁とさえ思えていたほどのアメリカですが、先週でその状況が一変しました。

 

疾病予防センター CDCが

 

「ワクチン未接種者においてパンデミックが発生している」

「デルタ株の感染力は水ぼうそう並み」

「これまでとは次元が違う」

 

などの発言を連続して行うのに合わせたように、新規陽性者が急増。

 

これまで三万人〜五万人くらいで徐々に増えていたのが、突如10万人を超え、7/31は19万人に達しました。

 

おそらくCDCの発言はこの激増を見越してのことだったのでしょう。

 

世界経済を担うアメリカの、この突然の変化は特に経済面への影響が大きく出そうです。

 

アメリカの接種率を見ると、予想以上に低いことに驚きます。

 

1回目接種 約55%

2回目接種 約48%

 

この接種率にプラスしてアメリカ人の気質(サマーバケーションetc)などを考えると、再度の感染拡大は避けられないのでは、と思えます。

 

 

プラスαとして、中国でも感染再拡大が見られるそうです。

 

政府の統制でなかなか情報が出ないようですが、一部地域で再度のロックダウンが行われ、北京でもかなりの感染者が出ているとのこと。

 

 

 

日本では東京の新規陽性者4000人超えがとりざたされていますが、鹿児島県が発表した内容が気になります。

 

デルタ株の新変異、鹿児島で初確認 国内初か 専門家「免疫回避力強める可能性」 新型コロナ | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

 

世界の専門家の一致した意見として、

 

「最大の問題は、ワクチンの進展よりもウィルスの変異の方が常に早いこと」

 

があるそうです。

 

デルタ株がこのままである事は恐らくありえません。

 

 

オリンピックを開催している間は、東京の新規陽性者が減ることはないと思われます。

 

すでに緊急事態宣言が出され、「対策はワクチン1択」と首相が明言する日本。

 

イギリス並の接種率に辿り着くまで、あと何ヶ月かかるでしょうか。

 

その間、現在のレベルの感染がキープされたとしたら、対応する保健所や医療機関はどうなるでしょう。

 

 

これまで様々なダメージを受けてきた社会が、1度パンデミックの出口が見えたように思った後の、強力なデルタ株による再拡大が現在の状況です。

 

人の性として、

 

「これまで何とかなったんだから」

「もういいだろう」

「オリンピックもやってるんだし」

 

と誰もが思ってしまうこの状況。この新しいフェーズはどのような未来に繋がるのでしょうか。

 

 

 

 



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