「えつ??」と耳を疑うニュースがありました。
平井デジタル相、株式の記入漏れ…「隠すつもり全くなく不注意だった」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
タイトルだけで素通りしないでください、ただの記載漏れではありません。
内容は、
平井氏によると、2006年に14株取得したIT企業の株式が、その後、株式分割で8400株になり、20年に売却したが、その間、衆院に提出する資産等報告書に記載しておらず、訂正する。売却益にかかる所得税も申告していなかったため、8日に申告、納税したという。
というものです。
なぜ14株が8400株になるの??
現IT担当大臣が、IT分野の株で不自然な儲けをし、それを記載せずにいたわけです。ただの「記載漏れ」ではない可能性アリアリです。
ただでさえ政治家の収支報告の記載漏れは許されるべきではないのに、このふざけた内容。
つい先日、IT事業を巡り「干してやる」と脅し文句を言った平井大臣は、録音データを公開した週刊文春に「デタラメだ」と難癖をつけ、自らも
「会議の全録音データを公開する」
と発言し話題になりましたが、その後の事は皆様ご存知でしょうか?
その後平井大臣側が公開した録音データは
わずか3分間
だけのものだったんです。
目新しい内容もなく、この事はほとんど話題にもなりませんでした。
平井大臣は、明らかに「メディアの切り取り」を利用しています。
「会議の録音データを全て公開する」
というセンセーショナルな見出しを書かせて、そのあとは小出しの内容で話題に上がらないようにする。
自民党お得意の
「ご飯論法」
「時間がたてば国民は忘れる」
戦法の進化版です。
今回の読売新聞の報道は、その戦法を助けているとしか思えません。
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