東京オリンピック、
日本人の金メダルや好成績の報道がされればされるほど、出場することすら許されなかった選手の事が頭に浮かびます。
前の記事で取り上げた、米国のパラリンピック女子水泳選手。
彼女は目が見えず、耳が聴こえない選手です。
アシスタント(=彼女の母)の同行が認められず、やむなく出場を辞退した彼女の思いはいかばかりでしょう。
金メダルをとった日本人選手のこれまでの努力、苦心は私の想像を絶するものでしょうが、同じ努力を重ねながら競技と関係のない所で出場を断念せざるを得なかった彼女。
表には出ずとも、彼女と同じような理由で出場できるはずが出来なかった選手は数知れずいるはずです。
あえて言います。
目も耳も聴こえない選手のアシスタントの同行を許さない東京オリンピック・パラリンピックの金メダルに、どれほどの価値があるのか??
メダリスト達にはなんの非もないことはわかっています。
けれど、金メダリスト達の喜びの声を聞くたびに、
「もしあなた達が、サポートしてくれる人達全員を排除され、そのメダルを逃していたとしたらどう思うのか?」
という疑問が浮かんでしまうのです。
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