東京の今日の感染者数は54人と発表されました。
朝のニュースで「アメリカの新規感染者数四万人」とあったので、それに比べたら、、と思った時、ふと
検査数ってどうなってるんだろう
と思い調べてみました。
日本のPCR検査数は保健所でやった分、民間でやった分など分けられていたり、「実施件数」と「検査人数」で分けていたりと分かりづらいのですが、あるメディア独自の集計で
6月19日で7330人
とありました。
あれ?1日二万件やるんじゃなかったの?というところですが、総理が「二万件できるとしても二万件やるとは限らない」と言っているので、、こんなものなのかな。
対してアメリカ。四万人の新規感染者ということは検査数は一体、、と思ったら。。
1日あたり30万件〜40万件
だそうです。
さらに「正常に経済を維持するには50万件必要」としているとのこと。
もともと大きな差がありましたが、この2ヶ月でここまで差がつきました。
「PCR検査は必ずしも必要ではない」
とも言われますが、人口差2倍に対して検査数は57倍。これで本当に良いのでしょうか?
アメリカは400000件の検査数で40000人の新規感染者で、日本は7300件で53人。
比率で言えば日本はアメリカより低く、しかもクラスター追跡での検査が多いので、アメリカにくらべれば数字上は確かに感染者が少ないと見ることができます。
でもあまりに検査数(分母)が少な過ぎて、誤差があるかどうかもわからない。比較すること自体がナンセンスになってしまう少なさです。
アメリカみたいにとにかくやれ、とは思いませんが、各国と比較が出来るくらい(それが最低でも20000件なんだと思います)のPCR検査をしないと各国と比較すらできません。
PCR検査は手間も時間もかかる、と盛んに言われますが、アメリカでは400000万人の検査を1日でやってるんですから、日本でもその10分の1くらいは普通にできるんじゃないのかな。。