今回は政治を離れて新型コロナについて思っている事を書こうと思います。
最近、東京で新規感染者がまた増えています。報道では盛んに「夜の街」=新宿歌舞伎町での拡大を言っていますが、東京の繁華街の中だけで感染拡大、なんてことがあるでしょうか。
新宿区在住の人は少なく、歌舞伎町で働く人達も他の地域から働きに来る人が6割以上だそうです。
ホストやホステスも、通うお客も、多くは新宿に住んでいるのではなく他の地域から来ています。
またホストやホステスも普通の人。仕事時以外はスーパーにも行くしコンビニにも行きます。電車にも乗るし友達と飲み屋にもカラオケにも行くでしょう。
お客は言わずもがな普通の会社員がほとんどでしょう。
そういう人達が「夜の街」だけで感染拡大させて、普段の生活では拡大させないなんてことがあるでしょうか。
実際に先日は企業オフィスでのクラスターが確認されましたし、感染経路不明の方もそれなりにいます。
「夜の街」での感染拡大は確かなのでしょうが、そこから他に拡がらない、というのは話が極端すぎると思います。
それだけに、クラスター対策で他地域への感染拡大が判明したときには既に手遅れ、ということにならなければいいけど、、と真剣に心配になります。
そんな中、4月の「超過死亡数」が増えていた、という話が出ています。
超過死亡を直ちにコロナの隠れ死者数と見るのは間違っている、という意見もあるので鵜呑みには出来ませんが、気になる話なのは間違いありません。
また、普段は1ヶ月後に発表されている超過死亡数が今回は約2ヶ月してから発表されたこと。
普通に考えれば超過死亡もコロナの感染状況把握のデータの1つですから、早く発表するならともかく、普段より1月近くも遅れて発表というのは遅すぎます。
統計データや公文書すら改ざんする政権が、何か意図を持って遅らせたと勘ぐられてもしょうがないところです。
データ自体の超過死亡数増加がコロナの隠れ死亡かどうかはわかりませんが、「何か起きていた」のは確かでしょう。
自粛生活中、私も含め私の周りには「咳が数日続いた」「微熱が1週間くらい続いた」という人は結構います。
でも38℃以上・4日以上が徹底されていたのを知っていたので、もちろん検査を受けていません。
こんな不確定要素が多くある状況で、はたして歌舞伎町の感染拡大だけが抑えられたら新規感染者数は減少に向かうのか。
減少に向かえば万々歳、でも減らなかったらどうなるんでしょう?下手をしたら再自粛??
そうなる前に最悪を避ける対策をする気は政府にはなさそうです。
前回の自粛生活で、ただ買い物するだけとか外で食事するだけなら、気をつけていればそれほど感染リスクは高くなさそうだ、というのはわかってきたのだから、せめてテレワークは続けて通勤ラッシュはなくすとか、緊急事態宣言よりも軽い対策を打てないものでしょうか。
通勤ラッシュがなくなれば、それだけでもリスクは減ると思いますし、精神的に不安がかなり解消されると思います。
でも、そうすると都内の飲食店が立ち行かなくなるのですかね。。
一挙に変えると弊害は必ず出るし、今まで社会構造を改善してこなかったツケが出てるということでしょうか。
つくづく新型コロナは近代社会の問題点にうまく入り込むウイルスだと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます