いつも追いかけている米国とイギリスの新規陽性者数について。
昨日発表の米国の新規陽性者数は約16万人。イギリスは約38000人。
米国は不安定に増減しながら増加傾向のまま。イギリスはほとんど横ばいですが、1週間平均で見ると少しずつ増加しています。
これは私がいつもチェックしている、ロイター通信による最新の米国の感染状況グラフです。
新規陽性者数に比べて死者数が少ないから問題ない、というのがワクチン接種後の通説ですが、このグラフを見てどう思われますか?
私は、「思ってたより死者数多いな」と思いました。
現時点では現在の死者数の増え方は、最大の死者を出した年末の感染拡大時よりも激しいくらいです。
年末の感染拡大時は厳格なロックダウンによって新規陽性者数が減り、少し遅れて死者数も減少しました。
しかし現在の感染拡大では厳格な行動制限はなく、新規陽性者数が減る要素がありません。
それでも、世の中を見ると「ワクチン効果は絶大」「重症化しない」「明かりが見えてきた」という意見が大勢を占めています。
これは現実と乖離していないでしょうか?
次回はそのことについて書こうと思います。
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