ひょっこり猫が我が道を行く!

カオスなオリジナル小説が増殖中。
雪ウサギが活躍しつつある、ファンタジー色は濃い目。亀スピードで更新中です。

<バイオ3 獣記> 02 ショッピングセンター 認知

2009年10月31日 17時53分21秒 | 小説作業編集用カテゴリ
※この作品は、プレステ版“バイオハザード3 ラストエスケープ”を下敷きとした、
 ファンフィクションです。残虐な表現が入っています。苦手な人は読まないで下さい。
 
 今までの登場人物
 全ての物語の主人公であり、白い猫 リオ
 金髪の女の子 ジュリエーヌ(通称 ジュリ)
 ジュリの母親 チェリベッサ(通称 チェリお母さん)


<バイオ3 獣記> 02 ショッピングセンター 認知

 
「怖いよぉ・・・お母さん」
「大丈夫よ。ここなら安全だからね。
 ほら、リオちゃんも居るんだから、彼女を不安にさせちゃ駄目よ」
「ニャ!!(大丈夫だよ!!)」
 怯えたジュリが、震えながら私の白い体を抱き寄せる。
 私の勇ましい返事を聞き、親子二人の顔に生気が戻った。
 
 狂った人物達により、チャラけた青年が外側で食されてから一時間程が経ったと思う。
 センサーの反応しない自動扉から離れた私達は、一階のアトラクション広場に
 集まり、各々長椅子に座り出した。
 観賞用の植物、広々とした舞台、照明器具が幾つか設置され、ここで何かの催しが
 出来る様になっている。色取り取りの風船が、直ぐにでも子供達に手渡せる様に
 作られ、傍にある無人機械からはポップコーンの香ばしい匂いが漂っていた。

「ここに居れば安全だ。静かに救助を待とう!」 
「そ、そうよね。あいつらの居る外に出るなんて、私は御免だわ」
 黒髪のひょろひょろしたオタク風青年と、メガネを掛けたインテリスーツの女性が
 喋り出す。
 
 先程の事件により、センター内の客達は一か所に集まる者で溢れ返っていた。
 ここに居れば、外界との接触は無いと問答が繰り返される。しかし・・・

「な、なあ。この事、テレビで報道されてないのかよ? 本当なら、スクープもんだろ。
 ほら、ルーリア。熱いから気をつけろ」
「あ、ありがとう・・・ダイン」
「あ、ああ。人間が人間を食べるなんて、ホラー映画じゃあるまいし、狂ってるとしか
 思えねえもんな。俺にまで噛み付いてきやがるし・・・クソッ、ツイてねぇ!!」

 黒革のジャケットを着た、赤茶色の髪の青年が自販機から歩いて来る。
 手に持つ紙コップを、傍らに居る彼女らしき人に渡し、飲むように勧めていた。
 右腕を怪我した中年男性は、血が止まらないと悪態を吐き片手で腕を押さえている。
 ひじ辺りの噛み付かれた部分は血管が浮き出て、既に変色が始まっていた。

「ニャ、ニャアアッ!!(このおっさん、ゾンビに噛まれてるっ)」
「リオちゃん?」
 おっさんから離れろと、ジュリとチェリお母さんの服を軽くかじり引っ張る。
 二人は不審に思いながら、私の必死の動作を見て中年男性から距離を取ってくれた。

 
 



 ――ショッピングセンター 2階 電化製品売り場――


 外の様子がどうなってるか気になるので、私を入れた八人は電化製品売り場までエスカ
 レーターで移動する。残った他の客達は、アトラクション広場で待ってるとの事。
 
 二階に着くとオーブントースターや冷蔵庫、ドライヤーや扇風機などが沢山売られていた。
 テレビが沢山置かれている場所に来て、一同は画面に釘付けになる。
 ニュースが流れているプラズマテレビの大型画面では、凄惨な光景が映し出されていた。


 ザーーッ 

『ラクーンシティの大通り、中継繋がってますか?
 リポーターは私、デリシア・アンドラーです! 今、町中は大変恐ろしい事態となっています。
 死人が町を徘徊し、生きた人間の血肉を求めて襲いかかろうとしています!!』
『オオオオ・・・・』
『ギャアアッ』
『アアアア・・・』
『やめっ、ギャアーーー!!』

 グチャッ、グチャッ、ペチャッ

『うぐっ、惨いです・・・! 死人はゾンビと化し、蟻の様に生者に群がります。
 この悪夢を終わらせる事など、誰が出来ましょう?  あっ、見て下さい!! 
 サイレンを鳴らして、数台のパトカーがこの惨事を治めるかの様に、集まって来ました。
 警官達が銃を取り出し、応戦しています!!』


 バンバンッ、バンッ、バンッ


『どんなに撃ってもモノともしません! 痛覚もないのでしょう。立ち止まる事はあっても、
 倒れる迄には至りません!!・・・えっ、本当ですか。あ、すみません。今、緊急の情報が
 テレビ局本部から入って来ました。
 なんと、大企業の“アンブレラ”から、増援部隊がラクーンへ送られるようです! 
 さすが、我らの救い主。彼等が来るまで、持ちこたえてくれれば良いのですが・・・』

 ブツッッ

「なっ、何で消えるんだよ!」 
「あのアンブレラが・・・? 何を考えてるのか知らないけど、助けてくれるなら誰でもいいわ」  
 腕から血を流しながら、テレビを激しく揺する中年男性。
 インテリ眼鏡のスーツを着たお姉さんは、“アンブレラ”と口にし、救援の情報を聞いて
 安心している。

「自動扉も開かないし、救助が来るまでじっとするしかないのか」
「おい、ちょっと待てよ。何で扉が開かなくなったんだ? 人間に反応して開くはずだろう。
 不良のガキは扉の中に入ってこれなかったのに、あんたは難なく外から入って来たじゃねえか。
 一体どこで誰が操作してるのか、調べる必要があるんじゃないか?」

 オタク風青年が喋り、ダインと呼ばれた男性は彼女を抱き寄せながら疑問を口にした。
 彼の言う通り、私達の他にも人間が居るのなら、見つけて少しでも沢山の情報を手に入れ
 なければならない。しかも、ショッピングセンターの出入り口は一つだけではない筈だ。
 それらを頭に入れた上で、外へと繋がる扉の鍵を全て閉めないと完全に安全とは言えない。

「まず、このショッピングセンターの制御室へ行かないと駄目だな」
「二手に別れるか。よし、俺とルーリア、そこの親子二人の四人。
 そっちはひょろ男とおっさん、メガネの女と・・・」
 チラリと視線を向けられる。
 えっ、どこを見てるのかって言うと・・・私かよっ!

「白い猫を入れた四人な」
「ちょっ、ちょっと。私をこっちに入れるの? オタクと怪我したおっさんと、ただの猫がいるだけじゃないよっ」
「ちょっ、オタクって。僕はロイムだ」
「俺はバッカスってんだ。怪我はしょうがないだろうが」
「フ、フウウウーー!!(ただの猫だとーーー!!)」
 馬鹿にされて、憤る。
 見た目は確かに猫だけど、多分あんたらよりは生存の確率は高いんだからね!!
 なんたって、作者のラクトからのお墨付きだし、物語の主人公なんだからっ。
 毛を逆立て目付きを鋭くして唸っていると、上から手が伸びて来た。

「分かったよ。じゃあ、俺達は三階を回ってみるから、あんた達はこの二階と、もう一度一階を見て
 回ってくれ」
「・・・私の名前はエミリアよ。はぁ、しょうがないわね。さっ、早く行きましょ」
「まっ、待ってよ」
 腕を怪我したバッカスさんが、私を抱き上げ腕に寄せる。
 インテリ眼鏡の女の人、エミリアさんは落ち着きながら歩き、オタクのロイムが地面にコケながら、
 後ろから慌ただしく付いて来た。 

「あっ、リオちゃん!!」
「気を付けてね。絶対に生き残るのよ!」
 ジュリとチェリお母さんが、心配そうに私を見てくる。
 ゾンビ化決定のバッカスさんに、腕に抱き寄せられ顔を蒼白くするが――
 心配無用と、勇ましく鳴いてみた。

「ニャ、ニャオオオオッ(ジュリ、チェリお母さんも、心配しないで。私、頑張るよっ!!)」
「白い猫が居れば、幸運があるかもしれないだろ。リオだったな? お前頑張れよ」
「そうね。ちょっと都合が良すぎる感じかもしれないけど・・・白い猫が居れば何とかなるかしら」
「期待出来るんですかね? こいつ・・・」
 勝手に連れてきといて、低い評価ばっかしかいっ!
 御利益と言われ、背中や喉をこれでもかと三人に撫でられる。
 私を入れた四人は三階へと、中央にあるエスカレーターで移動した。



憩いの場

2009年10月30日 21時30分06秒 | 日記
 いつも働きづくめの管理人ラクト

 オリジナル小説や、ファンフィクションの小説も好きですが、自分のブログを見て
 一息つきたい・・・そう思うこの頃です。

「オーマイベイビ、バイバイじゃない~♪ サヨナラは、また新しいスタート♪」
 
「ラクトッ、遊びに来たよ。今日は何の歌を聴いてるの?」 

「おっ、リオ。もうひょっこり猫の看板むすめだね。リオが一番このサイトに
 貢献してくれてるから、生みの親としては鼻が高いよ!
 今聴いてる歌は、ユーチューブ・Black Biscuits - Bye Byeだよっ!」

「ハワッ!こ、この歌は・・・!! もんの凄い懐かしい・・・
 ブラビかぁ・・・ラクトってば、よくこんな昔の歌を見つけたね」

「ウッチャンナンチャンの、番組で作ったグループだったと思う。
 もう一つの対抗グループ、レッドビスケットだったかなぁ? そのグループに
 負けてブラックビスケットは解散したん・・・だっけ???
 ああ、もう大昔過ぎて忘れた!!」

「ボーカルの女の人、ビビアン元気かなぁ? 動画でライブも載ってたね。
 暇ならまた観てみたら?」

「まだ動画が残ってたらね。・・・リオ、これも一緒に聴こうよ。
ユーチューブ・KinKiのやる気まんまんソング。これ、私が中学生か高校生の
 頃の歌だよ」

「懐かしいねっ。ちびまる子ちゃんの歌の中では、この歌が一番好き
 だったんだ♪ アニメが始まる時は、待ち遠しかったな・・・
 ところで、ラクト今日もお疲れみたいだね。悩みなら聞くよ?」

「・・・実は、ハケンの仕事が一段落着いて、違う場所へ行く事になったんだ。
 来週から、また新しく仕事を一から覚えなきゃって思うと、気が重くてね」

「ラクト・・・」

「人より気が弱いから、きっと朝ごはんとか、また食欲が減退するかと思うと
 ゲンナリするよ」

「わ、私ツボ押しするよ。・・・ど、どう? ラクトの背中を、こうやって四つ足
 で踏みつけてるだけなんだけど??」

「・・・に、肉球がプニプニして良い! 猫、グッジョブ!!」

(あんまり気持ち良くなってないみたい。でも、喜んでるしいっか!)
 「そ、そう? ラクトの役に立てて何よりだよ。こんなので良いなら、またツボ
 押しでもマッサージでもするねっ」

「えっ、マッサージは・・・リオの爪が痛いと思うから遠慮するよ。
 ゴメンね。それと、何か眠くなって来たからもう寝るよ!
 おやすみ、リオ!!」

「おやすみ、ラクト。それとひょっこり猫を見てくれた人も、オヤスミ
 なさ~~い」


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<バイオ3 獣記>01 ショッピングセンター

2009年10月25日 21時51分46秒 | 小説作業編集用カテゴリ
 バイオ3 獣記の始まりについて 


※この作品は、プレステ版“バイオハザード3 ラストエスケープ”を下敷きとした、
 ファンフィクションです。残虐な表現が入ってます。苦手な人は読まないで下さい。

 
 簡単な設定として、リオとガウラは基本的に無敵状態に近いです。
 白い猫のリオは首元にある花、“ピリマウム”でゾンビからの攻撃を完全防御。
 ついでに言うと、二足歩行までは出来ませんが普通に喋る事が出来ます。

 守護獣ガウラは雷属性の宝剣、“カルナック”と“リュック”を所持してます。
 剣の切れ味は抜群で、リュックには沢山の物が入ります。
 エスケープの世界は外国ですが、全て日本語で聴き取れる様にしました。
 
 銃器とかの種類には、全然詳しくありません。
 内容もうろ覚えです。そこら辺、オリジナルが入ると思います。

 後、不定期で続くかと思います。ラストまで書けるか自信もありません。
 修正も・・・沢山すると思います。

 行き当たりバッタリですが、獣記版・ラストエスケープの世界をお楽しみください。








 


























*****

 
 <バイオ3 獣記> 01 ショッピングセンター


 9月某日――




「うう・・・ここは・・・あれ?」

 青空が広がる、良く晴れた世界で車の走る音が耳に響き渡る。
 雑多なビルが多く、立ち並ぶ店や標識が入り乱れ、平常通りの交差点。
 メインストリートと呼ばれる大通りでは、人々が普通に往来している。
 それらを眺めつつ、薄汚れた建物の隙間でポツンと一人で座っていた。

 
「ゲームの世界のラクーンシティ・・・? まだ何も起こってない状態の??」

 半ば信じられない気持で、私は頭を必死に働かせた。
 作者のラクトから、面白そうだから“バイオ3”の世界へ行って来いと言われた
 んだった。
 彼女は本当に後先考えない性格の人物で、私とガウラはいいトバッチリだ。
 ガウラ・・・彼もこの世界に来た筈なのだが、どうやらはぐれてしまったらしい。
 女神のエリーちゃんとラクト、相容れたものを感じながらいつも通り猫の姿で
 うんうん唸ってると、上から声が聴こえた。

「猫ちゃんだ~~!! お母さんみてみてっ、白い猫だよ。可愛い~~!」
「まあ、本当だわ。真っ白いじゃない。こんな場所に綺麗な毛並みの猫なんて、
 迷子の猫ちゃんじゃないかしらね?」

 5,6歳位の首元まである金髪の女の子が、しゃがみ込み私の頭を撫でる。
 横に立って、微笑ましく笑っている大人の女性は私の背を撫でてくれた。

「ニャ、ニャアア!(こんにちは、リオでっす!)」 

 日本語で喋ろうかと迷ったが、絶対怪しまれると思ったので猫語で御挨拶。
 毛むくじゃらの白い手を上げ、行儀よく彼女達の返事を待つ。

「可愛いよぉぉ! お母さん、この猫私連れて帰りたいっ。ダメッ?」 
「駄目よ。この子の飼い主さんが、心配してるかもしれないじゃない。
 きっと今頃捜してるわよ」
「うわああーーん。ヤダヤダァ。連れて帰るぅぅ~~!!!!!」

 大泣きして自らの母を困らせる女の子に弱り果て、私の捜索願いが出されて
 ないか調べてから、彼女達の家へ御厄介する事になった。 



 *****


 
 警察所に行き、私の捜索がされてないか調べて貰った結果、該当するペットは
 いなかった。迷子・捜索願いの受付所で連れ帰っても良いか判断を聞くと、OK
 サインが出たので女の子はとても喜んでくれた。
 
「これからよろしくねっ、猫ちゃん。私の名前はジュリエーヌよ。
 お母さんの名前はチェリベッサ。
 家族と友達は私の事ジュリって言うの。だからジュリね!!」

 猫ちゃんの名前はぁぁ~~、と唸り出し待合室のソファに仲良く腰掛ける。
 その光景を、微笑ましく見ている警察所の人達。
 沢山の名前を閃いたジュリが、笑いながら言う。

「エリザベス、ダイアナ、フレイヤ、アルテミス、アテナ・・・猫ちゃんの名前、
 何がいいかなぁ・・・」
「ニャニャッ(多っっ!!)」

 慣れない横文字だらけに不満が募って、通路を歩く警察官の手に持つ紙を引った
 くってやった。私のその柔軟な素早い動きに、驚きの顔を見せた男の人は呆気に
 取られたままだ。
 床に落としたボールペンを口で咥え、肉球の手でフタを外し、紙に向き合う。
 アルファベットを拙いが、ゆっくりと書いてジュリに見せた。 

 ―― rio! ――

「ニャ!(リオだよっ!)」  
「リオ? 猫ちゃんの名前リオちゃんって言うの?」

 ポスポスと、毛むくじゃらの手で紙に書いた名前を指し示す。
 私の名前はリオだ。親に名付けて貰ったそれは、きっと一生変える事はないだろう。

「お待たせっ。さぁ、早く帰りましょうか」
「お母さんっ、この猫の名前、“リオ”ちゃんだよ。すごいのっ。
 名前まで紙に書くんだよっ。私ビックリしちゃったぁ~~」
 
 ジュリのお母さんが帰って来て、今までのやり取りを興奮しながら話す娘に、
 傍に居た警察官も笑いながら感心していた。

 大きな手で体中を撫でられてから、警察所を出る。
 私の晩御飯用に、キャットフードを買おうかとチェリお母さんが話し、私を含めた
 三人は地元のショッピングセンターへ向かった。 
 




 ****



 ―― ラクーンシティ・ショッピングセンター ――
 
 ラクーンシティ最大の、ミツバのマークが特徴の大型ショッピングセンター。
 ジュリのお母さんが運転する白のワゴン車で、警察所から移動したら5分と掛か
 らない場所にあり、近かったので警察所からスーパーまでの道のりを覚えてしまった。

「キャットフードッ♪ キャットフードッ♪」
「ニャニャニャッ!!!(げげっ、猫まんまは食べれても、それだけはっ!)」

 機嫌良く歌うジュリの顔を見て、イヤイヤと顔を振り、服を軽くかじってみた。
 すると、察してくれた彼女は悩みだす。

「お母さん、リオちゃんキャットフードが嫌いって言ってるよ」 
「あら、そうなの? じゃあ、一体何を食べるのかしら?」

 両開きの自動ドアから入り、食品売り場へ来た私達の目の前には、沢山の種類の
 キャットフード。缶詰と毛玉を防ぐ食べ物や、猫の栄養バランスを重視した袋入り
 商品に、私は目を剥いた。

 それらを手に取り、じっくりと眺めていたチェリお母さんの服によじ登り、
 毛むくじゃらの右手である方向を指し示す。
 彼女達が目にした視線の先には、新鮮な魚売り場だった。

「リオちゃんは、魚が食べたかったんだねっ」
「じゃあ魚と・・・後はミルクで良いかしら?」
「ニャアッ(うんっ!)」

 少しばかりワガママを言って悪いと思いつつ、ショッピングセンターからさあ出よう
 とした時――


「みんなっ、大変だっ!! 外に、狂った奴らがいるぞ」
「はあっ? あんた、頭おかしいんじゃないか?」
「そうよぉ。ヤクでも打って頭イカれてんじゃないの? キャハハハッ」

 腕に怪我を負った中年が、店内に慌てて入って来た。
 それを見た若いチャラけた青年が否定し、隣に居る彼女らしき不良少女と外へ向かう。
 しばらくして返って来たのは、耳をつんざく悲鳴だった。

「たっ、助けてくれぇーーっ」
「キャアアアッ、ヤメテェェェ!!!」

 透明の自動扉なので、隔てた建物の内部から外の様子がよく分かる。
 複数の車が停まっている外の駐車場で、二人の人間に4人位の人間が群がっていた。

「奴ら、何やってんだ??」
「さあ、バカやってんじゃない。人を小馬鹿にしようと、自演でもしてるんでしょ」

 大勢の客たちが扉の向こうを凝視する。
 すると、不良の少女に三人の人間が襲いかかった。

「なぁ、これって・・・ヤバいんじゃないか?」
「な、何なんだよ。あいつら寄ってたかって、何しようって・・・!」

「ギャアアアアアアアアアアアアアアッ」

 白目を剥いた男性や、焦点が定まっていない白人女性、警官の服を着た男性――
 不良少女の体に齧り付き、血を啜り肉を貪る。腕や顔の肉を噛み千切り、腹から
 内臓へと貪り、地面には鮮血が広がる。
 絶命の悲鳴を上げ不良少女は遂に息絶え、三人の人間の隙間から、少女の腕だけが
 無常にも力無く地面に落ちた。 

 それを見ていた、扉の前に居た客達は目を逸らす事無く、身動き一つ出来なかった。 
 絞り出す声からは、悪夢でも見ているんじゃないかと、誰かにこれは夢だと否定して
 欲しいと望むかの様に。

「・・・し、信じられねえ」 
「嘘・・・こんなのってない・・・誰か嘘と言って・・・!!」

 その時、少女と一緒に外に居たチャラけた青年が、命からがらショッピングセンター
 へと引き返して来た。やっと入り口の所までやって来て、横に開くのを待つ――が。

「なっ、何だよ・・・何で開かねぇんだよぉ・・・」

 安心したのも束の間、センサーで開く筈の自動扉は今はピクリとも動かない。
 焦りが限界に達した頃、透明の扉を激しく叩きだした。

「お、おい。ここ開けてくれよぉっ! お願いだっ。頼む、開けてくれっっ」
「・・・はぁっ、はぁっ、そ、そんな事っ・・・ど、どうやって・・・!」 

 震え出す客たちや、何とか扉を開けようと力を込める男性達。
 しかし、それに気付いた4人の内の一人が、鈍い動作で青年の背後まで迫って来ていた。

「お、おい後ろっ」
「なっ、こっこの野郎っ!!!」
「アアアアアッ」

 不良少女の肉を共に貪っていた、黒人男性が青年に襲いかかる。
 口から涎を流し、白目を向いていることから、視力は機能していないと推測できる。
 しかし――


「ウアアアアッ!!」

 生きた人間を求める余り、匂いに敏感にでもなっているのだろうか?
 彼の体目掛けて、噛み付こうとする黒人男性。
 少女の肉を一通り食していた彼等も、今度は入口まで近付き、彼を羽交い絞めして
 食事にありつく。肉を食す音だけが皮肉にもこちらまで届き、耳を塞ぐ者まで居る。

 ニチャッ、ニチャッ、クチャッ、クチャッッ
 
「・・・」
「ああ、神様・・・!!!」
「お母さん・・・」
「ニャ・・・(これが、バイオハザードの世界・・・!)」

 押しつけられた透明の扉には、青年の両手に付いた血液がベッタリと付着している。
 これからの私達の行く末を、前途多難な場面が待ち受けていようとは、ここに居る
 誰にも分かる事は無かった。


今日もラブラブ、そして暗転・・・

2009年10月24日 18時34分29秒 | 小説作業編集用カテゴリ
 管理人のラクト  
 白い猫のリオ  と
 守護獣ガウラ  が 

 今日もひょっこり猫を盛り上げるために、会話をします。

 <コメント>


「×○☆@〒▼§~~!!!!!」

「どうしたのっ。いきなり奇声上げて・・・?」

「分からない。どうしたんだ、リオ。どこか痛むのか?」

「・・・ハァッ、ハァッ。あんたら、恥ずかしくないの??
 ひょっこり猫で、ガウラとのキスシーンをラクトに絵を描かれて、あげくの果てにそれを大衆の人に曝してんだよっ! かっ、顔から火が出そう!!」

「別にいいじゃん。お嫁にはガウラが貰ってくれるんだしさ。
 それともリオ、彼が居ながら「お嫁に行けない!」って言うんじゃ・・・」

「何っ!? リオ、オレの他に誰か好きな奴でも居るのか? 名前とそいつの特徴を言ってくれ。直ぐにオレが始末してくる!」

「アッ、アフォか!!! そんな人なんか居る訳ないでしょ。ガウラのバカーーーーーッ!」




****

「さて、仕切り直しだね。今日は何をテーマにする?」 

「ラクトとガウラにはもう参ったよ・・・。私は何でも良いよ。
 最近、大好きな歌ばっかり取り上げてくれたしね♪ 
 ガウラは何か取り上げて欲しい事ってないの?」

「特には無いが。こうしてリオと過ごせるだけでオレは満足だからな」 





「えーー、ゴホンッ。ここで私から提案があります。
 このひょっこり猫では何でも取り上げてるって、リオもガウラも知ってるよね?」

「うん。“雑食サイト”って言うんだよね」

「最初はオリジナル小説で、ひょっこり猫では看板を出してたのにな」

「そこなんだよ! 小説サイトなのに、ひょっこり猫のカテゴリーには
 小説数がたったの一つだけなんだよっ! これってやばくない?」

「ちょっ、ちょっと待ってよぉ。
 ひょっこり猫では一つだけでも、“小説家になろう”さんのサイトでは白呪記を32話、
 ロマンシング獣記では11話まで活躍済みなんだよ。私達とは関係ないけど、
 短編を一話も置いて貰ってるし・・・ラクトがちゃんと管理すればいいだけじゃんか!!」

「ムッ、そっ、それは・・・まぁ、そうなんだけどね」

「・・・お前、さっきから何かあやしいな。何を隠してる?」

(ギクリ!)「あのっ、二人とも、これからここへ行ってみない?」

 

 でかい本を持ってきて、リオとガウラに中身を見せます。
 すると、ムービーが流れて来ました。



 
「ニャッ、ニャオオオッ! ゾンビだ!!ちょっ、ちょっとぉぉ。
 ラクトが言うと洒落になんないんだけど・・・!?つーか、無理だし、嫌だしっ」

「ラクトッ!・・・貴様、リオをそんな所へ連れてみろ。オレの爪で
 引き裂くからなっ!!」

「お願いっ! 二人を絶対危険な目には合わせないからさっ。
 リオにはゾンビ用・完全無敵の“ピリマウム”、ガウラには・・・イールヴァと同じ宝剣
 “カルナック”を貸してあげるからっ。今ならリュックも付けちゃう!」


 バチバチバチッッ!!!


「雷か・・・。おい、ラクト。オレは氷属性なんだぞ。雷なんか操れるか!!」

「大丈夫! リオを危険から救うために、守護獣の力はいつもよりか
 パワーアップするよ。何でも出来る・・・と思う、よ??」 

「どうも語尾が怪しい。どうせラクトの行き当たりバッタリなんだろう。
 どうする、リオ。行くのか行かないのか、リオが決めてくれ。オレはリオに
 ついて行く」

「むむぅ。はぁ・・・これもひょっこり猫のためと思えば良いのかな。
 そのかわり、長編には絶っ対しないでよ!白呪記もまだ終わってないのに、
 次から次へと新しい話に手を付けちゃって・・・読んでくれてる人に、愛想
 尽かされても知らないんだからっ!」

「ゴメンネェ~。面白そうだから行ってみて欲しかったんだよぉ。
 リオ達は、ゾンビの世界をただ様子見するだけで良いからねっ!」

「で、どうやって行くの?」

「私の言葉だけでスグに行けちゃうよっ。二人とも、準備はいい?」

「うんっ」「ああ」

「では、“バイオ3 ラストエスケープ獣記”へ行ってらっしゃい♪」


****

「次回では、リオ達がバイオ3の世界を目にします。どうなるか
 分かりませんがガウラの言うとおり、本当に行き当たりバッタリの話になると
 思います。雰囲気出して、出来るだけスグにひょっこり猫に帰れるようにはします。
 
 ファンフィクションの上に、ブログでの取り上げと言う事ですので、
 強制退去も充分あり得ます。その事を踏まえた上でお読みください。
 とりあえず、彼らの旅に幸あらんことを!!」 

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歌三昧、極まれりっ

2009年10月23日 20時19分50秒 | 日記
 今日も、管理人のラクト  は歌を聴いてます。
 そこへ、白い猫のリオ  が、
 守護獣のガウラ  とやって来ました。
 

 <コメント>

「あっ、ラクトッ! 今日は何の歌を聴いてるの?」 

ユーチューブ・島谷ひとみ Garnet Moonだよっ」

「すごっ!! 何かこの映像、“戦国バサラ”って書いてるね。
 見事に歌と動きがマッチしてるじゃないっ。これを作った人は
 素晴らしスィーーっ!!」

「島谷さんのファンになりそう・・・(うっとり)
“戦国バサラ”も知らないんだけど、コレ見てちょっと興味出たよ」

「おっ、ラクト。コレ見てよ。他にも探したらあったよ!
 ユーチューブ・島谷ひとみ 深紅

「こっちは“テイルズ”関係かぁ・・・。全部とは言わないけど、
 沢山プレイしたなぁ。エターニアとディスティニーとそれの2、
 シンフォニア、レジェンディアだったかなぁ?」

「沢山の異国語が出てきた・・・ラクトやリオが言ってるのは、
 一体何の話なんだ? オレにも分かるように説明してくれ」

「私達が話題に上げてる島谷さんって人の歌と、ゲーム・・・つまり
 人の手によって作られた,仮想の世界の映像(アニメ)が合されてるんだ。
 多分、機械か何かで色々と混ぜ合わせてるんだろうね。詳しくないから、
 私はそれ以上説明できないけど」

「ラクトは逆に、RPG(ローリングプレイゲーム)好きだったよね!
 機械音痴なのに、やり方を兄やんに教えて貰って、黙々と遊んで
 たじゃんっ。
 今思い出したけど、私が活躍してる小説、ロマンシング獣記も、
“ロマンシングサガ3”っていうRPGだったよね! 冒険は、私も好きだよ♪」

「今では良い思ひ出・・・。コレも貼っとくか♪
 ユーチューブ・day after tomorrow そして僕にできるコト
 RPGには、感動がいっぱい詰まってるんだよ。それを理解して
 くれなきゃ!」

「そうだったのか。色々勉強になる。リオも好きみたいだし、
 参考にするか」

「?? 参考って?」

「リオと会話を楽しむのに、もっと色々と知らなきゃならないんだ。
 げーむより、オレをもっと好きになって貰う為に!!」

「・・・はっ、恥ずかしい!」

「いいんじゃない? 本能に忠実で。やっぱりガウラはこうじゃ
 なくっちゃ!!」

「オレの事をよく分かってるじゃないか。それでこそオレ達の
 産みの親だ」

「・・・もっ、もう! 二人して何言ってんだか。
 ラクト、もう寝る時間だよ。ガウラも、子供はもう寝る時間なんだからねっ」

「子供じゃない。逆にオレがリオと子作・・・リオッ、待ってくれ!!」


「ありゃりゃ・・・リオが走って逃げてったよ。ガウラもリオに構って
 欲しくて、ただ一生懸命なだけなのに。報われないなぁ」


 というわけで、ひょっこり猫は今日はここまで!!
 皆さん、おやすみなさい!!

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モー娘。の、昔の好きな歌

2009年10月22日 20時48分41秒 | 日記
 今日も白い猫のリオ  は、元気に踊ってます。
 さて、彼女は何の歌を聴いて踊ってるのかな?

 作者兼、管理人のラクト  が、突撃インタビュー!!


 <コメント>

「おコンバンハ。・・・リオはいつ見ても元気だねぇ」 
 
「おっ、ラクト、ふっ、どうよ。この私の踊りっぷり!
 
 あ、本気かどうか♪分からない」
 
 クネッ、クネッ、クネッ

「だけど、ねえねえだけど♪」

 ウエエ、ウエエ、オオオ~~♪

「だけど、ねえねえだけど♪」

 アッ、ワアアッ、ワァァァァ~~♪

 

「(・・・ブブーーーーーッッッ!!!思わず吹いちゃったヨッ!!
 う、歌が可笑しいんじゃなくて、リオが・・・白い猫が、たくましく踊ってるから
 ・・・。お、おもしろ過ぎるだろっ)

 ゴホンッッ、これはっ、モー娘。のユーチューブ・モーニング娘。  リゾナントブルーだっ!! 
 私もこの歌と踊り大好きぃ♪」
 
「へへっ♪ モー娘。のファンじゃないけど、歌と踊りは好きなのが
 ちょっとばかしあるんだぁーー。随分昔の歌だけど、コレも好き。
 ユーチューブ・モーニング娘。  Do it ! Now 12人Verだよっ」

「うああーーっ、懐かしい・・・!!」

「夏の暑い日にはこれを流して、よく一緒に踊ったよね?
 パソコンの前で汗を流して踊ってたけど、全然体重が落ちないって、ラクト
 ぼやいてたじゃん!」

「・・・そうだったね。たいして痩せなかった・・・(遠い目)」

「この歌も良かったけど、踊りが難しすぎて覚え切れなかったしねっ。
 ユーチューブ・モーニング娘。  泣いちゃうかも(Dance Shot Ver .)

「うう~~ん・・・これはぁ・・・途中に、めっちゃ難しい踊りが入って
 たと思うけど。後、サビの部分・・・“泣いちゃうかも”って繰り返す所、
 顔と腕の向く順番とか、全然覚えらんなかった・・・」

「まっ、しょうがないよねっ。ユーチューブ・モーニング娘。  Do it ! Now 12人Verを、
 バラバラだけど、少しは覚えただけでも凄いと思うよっ」

「ただ単に、モー娘。の気分を味わえたと思えば、踊りを覚えたのも
 無駄にはならないよねっ」

「ラクトは、昔はファンじゃなかったの?」

「昔、5期や6期がいる頃まではファンだった・・・と思う。
(熱狂的ではないよっ!!)
 今はもう、誰が誰か分かんない。顔の見分けもつかないし」

「そうだったね。ラクトは“紺ちゃんが好きっ”って、言ってた」

「好きなメンバーが卒業して、興味があんまり湧かなくなったんだ。
 ・・・ふああぁぁぁ。リオ、ごめんーー。もう眠くなってきた。もうベッドに
 入るよ。リオも早くガウラの所へ帰りなさい。「夜遅くまでリオを引き止
 めた!」って、絶対私の所まで怒鳴り込んでくるよ」

「そうだねっ! 今日も楽しかったよラクト!じゃあ、おやすみっ」

「おやすみ、リオ。それと、ひょっこり猫を見てくれた人も、またね~~!」

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白呪記の雰囲気

2009年10月21日 20時49分22秒 | 日記
 作者のラクトは、今日も無事に仕事をやり終えたのかな?

 私、、、リオ  と 
 守護獣ガウラ  が
 昨日に引き続き、またまた逆インタビュー!!


<コメント>


「やっほーラクト、元気ぃーー?」

「やっ、リオとガウラ。またひょっこり猫に来てくれたの? 嬉しいな」

「リオが、ラクトの事が心配だと言ってたからな。リオに心配して
 貰えるんだ・・・これでもかと言うくらい感謝しろ」

「ガ~ウ~ラ~!!」

「はぁ・・・まあ、私の事を気にかけてくれてありがとねっ。さて、
 せっかくひょっこり猫に来てくれたんだし、今日は何をテーマに取り
 上げようか」

「わっ、私はまた歌がいいっ!何か無いの?」 

「リオは歌が好きなんだね。うーーん、じゃあこんなのはどう?」
 ユーチューブ・うみねこのなく頃に Full OP

 この歌は、白呪記の雰囲気にぴったりだと思うんだけど・・・
 二人ともどう?」

「ギョワッ!! 何コレっ?? すんごく怖いよぉっ。
 まっ、魔女が出そうじゃないかっ」

「異国の言葉か・・・? 前半、何を歌っているのか解らないが、
 これがオレ達の出てる、白呪記の話に合うだと・・・?
 ラクト、貴様は何を考えている!?」

「ひーーん、そんなに怒んないでっ!! 
 こっ、この歌凄いでしょっ?

 ・・・って事で、実はも一つあるんだけどね。この歌を聴いて、
 自分のテンションを上げてました。
 歌は ユーチューブ・ひぐらしのなく頃に  嘆きノ森 【STEREO】・・・
 えへへ、どっちも大好きな歌・・・」


(※“うみねこのなく頃に”は、ラクトはこの歌しか知らないです。
 “ひぐらし”は、マンガの本を借りて読んだだけで、内容はうろ覚えです!)
 




「・・・」

「自分の執筆した小説を、頭の中で映像化するって凄い大変なんだよ。
 たまたまこの二つの歌が、白呪記の雰囲気に合ってたってだけだよっ。
“あくまで”ねっ」

「ラ、ラクトの言いたい事は分ったよ。でも、どこら辺が雰囲気合うの?
 ちょっと教えてよっ」

ユーチューブ・うみねこのなく頃に Full OP
の歌の方は、白呪記の第一部の雰囲気そのまんまだよっ! リオ達の顔で、
 白呪記がバーーンと始まるんだ。私の頭の中だけだけどねっ♪
 特に“024 旅は道連れ、世は情け―3―”
 の話の回ではその歌じゃないと!!!」

「一番悲惨な話の時だったな。ラクトに言われれば、所々納得が行く」

「じゃ、じゃあ二つ目の ユーチューブ・ひぐらしのなく頃に  嘆きノ森 【STEREO】歌は・・・?

「キーワードは“祭り”。ねっ??ピッタリでしょ」

「そうだな。ラクトの言う通りだ。ファインシャートに住む人間はどうか
 分からないが、魔族にとっては大事な意味を持つそうだ。
 だからと言って、オレ達は血の雨を望む訳じゃない。
 その辺分かってるんだろうな?」

(ギクリ・・・)「えぇえ・・・っと。ソコまではまだ考えてないよ!
 第二部を更新ストップしてるんだからさっ!!」

「話を逸らすな。良いか、他の誰が傷ついても、リオだけは悲しませるな。
 彼女を泣かせてみろ。貴様ののど笛を噛み切るからな・・・」

「ガウラッ! 言い過ぎだよっ」

「リオ、ラクトにはこれ位が丁度いい。」


(キャラに釘をさされちゃったヨッ!)「ぜ、善処します・・・」

「ラクト、出来るだけでいいからねっ。さ、もう寝よう!!
 おやすみ、ラクト!」
「じゃあな。オレの言う事、頭に入れとけよ」




****

「・・・ガウラめ。そんな事言ったって、あんた達が勝手に動くん
 だから、私にもどうしようもないっての!!
 あっ、今日はもうここまでです! 皆さん、今日もひょっこり猫を見てくれて
 どうもありがとうございました! おやすみなさ~~い♪」

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ラクトの愚痴

2009年10月20日 20時12分38秒 | 日記
 今日もパートで忙しく働き、家路に着いた作者兼、管理人のラクト。
 さて、今日も頑張って一仕事してきたのかな?

 私、白い猫リオ  と、
 守護獣ガウラ  が
 ラクト  に逆インタビューしまっす!


<コメント>

「おっかえりー! ラクトッ。今日も一日ゴクローさん・・・」 

「あっ・・・、リオとガウラ。おコンバンハ・・・」

「どーしたのっ? そんなにヨロヨロとして・・・! いつものラクト
 はまったりとして、ボケーーッとしてるのに、今日はヘロヘロじゃないかっ」

「いつもは何も考えて無い様な奴が、こんなに暗いなんてな。
 生気の抜けた様な顔で床に座ってるし、明るいだけが取り柄な奴が暗いと
 リオが心配するだろう。さあ、リオの不安を取り除く為に、理由を言ってみろ」

「あんた達、励ましてるのか、けなしてるのかドッチなの・・・」


 自分達の生みの親であるラクトを励まそうと、彼女の背後にリオが回り、
 毛むくじゃらの体で押しやる。玄関から居間へと直行して、とりあえず
 ソファーへと促した。



「フーーッ、やっぱ家は落ち着く・・・」

「ねぇ、ラクト。何かあったの? 私達で良いなら、ラクトの
 愚痴を聞くからサッ」

「さあ、きりきり喋ってもらおうか。言えっ、お前の犯行動機を!」

「!!(刑事ドラマでも見て覚えたのかっ)」




****

「実は・・・私が働いてる工場の近くで、野良ネコを見つけてさぁ。
 お昼時にやって来て、エサをねだるんだよ。でも、中途半端に餌やって、もし
 懐かれても家ではネコが飼えないんだ。だからそのまま何もしてやれなくって・・・
 後は関係ないけど、仕事でミスとかしちゃったりとか・・・」

「それで落ち込んでたんだね。・・・ん?? 待ってよ。私も今は
 ネコだけど、私は良いのかよっ」

「リオとその辺の野良を比べるな。ラクト、ひょっこり猫の
 サイトからリオを遠ざけると、お前をどうしてやろうか・・・」

「ガウラ・・・私はまだ何も言ってないからね!」

「でも、気持ち分かるよ。何もしてやれない無力な自分が嫌いで、
 落ち込んだ事が私も何回もあるもん」

「リオ・・・」

「なるべく「しょうがない」って、自分に言い聞かせてたと思う・・・」

「そっか。ゴメンね、こんな話で。リオ達に聞いてもらえて良かったよ。
ちょっとスッキリした・・・」

「ところで、その後のネコちゃんはどうしたの?」

「私が帰る頃には、いつも居ないんだ」

「そのネコにも帰る場所があれば良いのにね・・・」

「野生で過ごす獣は、自力で住処を作るものだ。心配するな。
 その猫はたくましく生きて行くはず」

「そうだといいな・・・あんた達は、自分の家とか欲しい?」

「欲しくないと言えば嘘になるけど。毎日楽しく過ごせる様な家??
 だったら、小さくても構わないな♪ あれば嬉しいと思うよ!」
 
「(毎日楽しく過ごせる・・・と。リオのしたいと思う事は、全部
 叶えてやりたい)」

「ううーーん・・・頑張って小説内で叶えてやりたいけど。疲れて
 話を考える事が出来ないよ。ごめんねーー、二人とも」

「もういいからっ。さっ、ラクト、お風呂入ってご飯食べて、もう寝なよ」

「そうする・・・今日はアリガト、二人とも」



****


「今日は“ラクトの愚痴”でしたっ。読んでくれた人、どうもありがとう!
 では、またねっ!」

「ひょっこり猫では、本当に何でも書いていってる。そこの所、
 大目に見て欲しい。では、またな」

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元気になーれっ!

2009年10月19日 19時31分57秒 | 日記
 白い猫のリオ
 ひょっこり猫の管理人アンド、リオ達の生みの親ラクト
 今日もまったりと和み中です

「フンフンッ♪」  
 
「あっ、ラクト。何かご機嫌だねっ。いい事あったの?」 
 
「あっ、リオ! 良い事なんて無いよ? だからこの歌聴いてたんだ♪
 ちょっと聴いてみっ」

「どれどれ・・・松浦あやちゃんの声だぁ。アレッ、この人こんな
 のも歌ってたの?」

「フフンッ。ユーチューブでたまたま見つけたのっ。あややって歌上手い
 よねぇ・・・ファンじゃないけど、コレ歌ってるあややは好きだよん☆」

「ホント・・・聴いてると元気になるよ! “愛は勝つ”って歌、
 私達の年代じゃ、知らない人はいないもんねぇ!!」

「さっ、リンク貼っとくか☆
 ユーチューブ・松浦あや版、愛は勝つ だよっ! 私はこれオススメだなっ♪」

「ねぇねぇ、他には無いの? ラクトのオススメッ!」 

「そうだねぇ・・・こんなのはどう?
 ユーチューブ・Second Evolution - Start by SCANDAL かなぁ?
 スターオーシャン2の歌。ゲームか、アニメかよく知らないけど、この歌も
 なかなかイイヨッ」

「こっちの歌は、すぐに冒険に出たくなる様な気分になるぅ。
 私が冒険する、ロマンシング獣記にピッタリだねっ!」

「え・・・ロマンシング獣記に合う?かなぁ。まぁ、テンション上げるのには
 良いかもねっ」

「元気がムンムン湧いて来たっ!ねぇ、早く小説の続きも書いてねっ。私も
 色々冒険したいからサッ」

白呪記は無理だけど、ロマンシング獣記ならなんとか・・・」

「ラクトがやる気になってくれれば嬉しいよ。さあ、明日からも
 頑張ってねっ」

「う、うん・・・では、今日もひょっこり猫を見てくれた人、
 ありがとうございます。それでは、まったね~~」

「オヤスミ~~」

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ハシュバット陛下01

2009年10月19日 14時56分15秒 | 日記
 白呪記で話題の人、“ハシュバット国王陛下”がひょっこり猫に
 遊びに来てくれました・・・(ゼェゼェ)

 で、では、コメントをどうぞぉぉ


 <コメント>

「私はファインシャートで言う、ディッセント国にある領土を持つ
 ハシュバット・イリオス・ディッセントだ。今日は、ひょっこり猫にようやく
 登場出来て、嬉しい・・・どうした、ラクト。何で床にへばっている?」 

「ゼェゼェ・・・そりゃ、あんた。陛下のラクガキに凝り過ぎて、
 もう身が削れたんですよ。何です、あの豪華過ぎる服は?ハァ、フゥ・・・」
 
「国の頂点に立つ者としては、あれで丁度良い。あまり質素過ぎる
 と他国の者達に下と見られる。余計な戦争を避けるためにも程々が肝心
 なんだ。その甲斐あってか、近頃は領土を賭けた隣国からの挑戦状も
 減ってきてな。我が国に戦争を仕掛ける輩がめっきり居なくなった」

「へ、へぇえ~~。良かったじゃないですか。でも、陛下が残酷に
 相手国の兵士達を追い返したとかじゃ・・・無いですよね?」

「ん、私か? そうだな・・・魔族との戦いの時、ちょっとした
 精霊魔法を唱えたら、誰からも戦いを挑まれなくなった。多分あの時だ。
“最強の魔法騎士”と、“騎士王”と、名高い呼び名で国民から敬われたからな。
 きっと風の噂で皆の耳に広まったんだろう」

「そうなんですか。で、“精霊”って今ドコにいるの??
 ぜひ、会わせて欲しいな~~なんて・・・」

「駄目だ」

「ブゥ―――!!!減るもんじゃないし、少しくらい良いじゃんっ」

「白呪記はまだそこまで進んでないだろう? こんな所でネタばらし
 してみろ。お前の小説、終わりだぞ」

「・・・!!! そ、それはぁ・・・ってか、終わりって、言いすぎ
 じゃね? ヒドイぃ~~」

「ラクトの小説を、楽しみに待ってる人だっているんだ。
 あまりハズれた行為をするんじゃない」

「は、はあぁ~~い(キャラに説教されちゃったヨ!!)」


****


「ところで王様、とても35歳には見えないんだけど・・・
 なんか若造りでもしてるんですか」

「特に何もしていない。それを言うならエヴァディスもだな。
 あいつは私より三歳くらい年上なのに、未だに昔のままの顔だ。
 周辺の奥方から、毎日誘いのカードを貰っているのを私は知ってるぞ」

「奥方から・・・!(ふ、不倫かよっ) スゴッ、エヴァディスさん!! 
 彼は宰相の地位に今は就いてますが、昔は将軍だったんですよね?」

「そうだ。私が前線で特攻を仕掛けるのを得意とするのなら、
 あいつは頭脳を使い、他の騎士団や兵士達を配置し、戦略を練って戦を進める。
 無駄の無い戦を成功させる所から、“鉄壁を誇る鬼神”とまで謳われていた。

「(ちょっと、幾らなんでも言いすぎじゃ?)は、はあ。そうなんですか」

「エヴァディスも、ここに呼んでやるといい。あいつは無表情だが、
 私より懐の広い男だ。ラクトの頼みなら聞いてくれると思う」

「そうですね・・・いつかは呼びたいですが。でも、ラクガキがね?
 あんたら二人は特に、メチャクチャ面倒「何か言ったか?」・・・っいえっ!」

「ラクトの描いてくれた私達の素顔は、上手いとは言えんが、雰囲気
 が出てる。これなら、ひょっこり猫を訪れた人に見て貰えると、私は思うよ」

「あっ、ありがとうございます。(上手くはないのかよっ・・・)
 まさか陛下に褒められるとは思ってなかったから、とっても驚いちゃった!
 陛下って、実は優しいんだねっ? そうかぁ・・・ライウッドの言う通りだ。
 陛下は“普段”は優しかったって、立証できたよ♪」

「私はいつでも優しいが・・・。そうか、ライウッドか。後で問い詰めなきゃな」

「(やべっ。ライウッドにトバッチリをさせちゃった!!!に、逃げて~~~)」

「じゃあな、ラクト。今回のお茶会、実に楽しかった。
 また呼んでくれ。ひょっこり猫を見てくれる人も、どうもありがとう。
 これからもこのサイト共々、よろしくしてやってくれ」

「陛下も皆さんも、お付き合い頂きありがとうございました!
 それじゃあ、まったね~~~」

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暗転シーン 番外編

2009年10月18日 15時00分56秒 | 小説作業編集用カテゴリ
 白呪記

 暗転1 番外編

「なあ、リオ・・・」
「ニャ?(どうしたの? ガウラ)」

 今日一日、ポネリーアと言う、港に面した町で私とガウラは奔走していた。
 ディッセントの王様から、傷付いた民の心を救って欲しいとお願いされたからだ。
 勿論そのお願いを私は受け入れ、フリージアちゃんと近衛騎士のイルさんライさん、そして守護獣のガウラと私を入れた五人で、町の中にある臨時救護テントまで足を運んでいた。
 

「黒ブチ猫のティム・・・あいつは幸せ者だな。守る者を見つける事が出来たんだ。きっと、あそこに住んでる猫達は幸せになれる」
 
 一段落着いた後、騎士団長のケネルさんと副団長のノキアさんと別れ、町の外にある丘の大木へ、私とガウラはゆっくり歩いた。
 
 太陽が沈み、辺りはすっかり漆黒が支配する。
 その夜空を照らすように、満月が雲から顔を覗かせていた。
 木の幹へと近づいた時、肌寒い風が吹く。
 私の頭へと葉っぱがひらひら落ちて来て、その葉をガウラが優しく取ってくれた。 

「ニャアアッ(そうだねぇ。すっかり親ネコの雰囲気出てたもん!ティムなら、野良でもたくましく生きてけるよねぇ・・・)」
「オレも、リオと出会えて良かったと思う。興味の無かった世界が知りたくなったんだぞ? リオが知ってる事をオレが知らないと落ち着かないから、積極的に言語を覚えようと努力したのは何年振りか・・・」
「ニャアアッ(そうだったの?)」
「“トイレ” と “年季の入ったおっさん” を覚えた。実際国王にも使ったし、これでリオの守護獣としても誇れる事が出来る」
「ニャ(え・・・)」

 頷き、自身に満ちてふんぞり返った様子のガウラに私は意識が遠のいた。
 
(も、もっとタメになる言葉を教えときゃ良かった!)
 と、頭を抱えたくなってしまった。
 これじゃあ保護者として、世間から何を言われるか分かったもんじゃない! そう口を開きかけた時・・・
 
「カイナの群れに居た時は、仲間意識なんて特に気にしてなかったんだ。
 仲間が危機に曝された時は、そりゃ威信にかけて助けなきゃと、自分に言い聞かせたからな。・・・でもそれ以外は、仲間を守るとか、そんな気持ちなんて持てなかったんだ」
「ニャ、ニャアア(ガ、ガウラ・・・)」 

 大木にガウラが座り、その膝の上に乗せられる。
 背中を優しくさすられ、琥珀色の瞳を私に合わせて来た。心なしか、彼の瞳が不安げに揺れている。

「なぁリオ、こんなオレはおかしいのか? ティムとオレはどう違う?」
「ニャアア・・・(ガウラ・・・)」 
「チビ達を精一杯守るティムは、群れのボスとしてちゃんと全うしていた。しかしオレは、カイナの中に居たチビ達を、あそこまで世話したいと思わなかった。これじゃあ、何の為の強者だ?」
「ニャ、ニャアア(ガウラ?)」
「もう群れに戻りたいとも思わない・・・じゃあ、あの頃のオレは、一体何だったんだ・・・!」

 私の体を力強く抱きしめてくるガウラ。
 同じ立場に居て、仲間想いでもあるティムと自分の違いを確認した時、自分の存在意義について不安に陥ったのかもしれない。なんとか心を和らげたいと、彼の顔をペロリと一舐めした。   

「ニャア、ニャアアッ(ガウラ、誰しも完璧な人なんて居ないんだよ・・・ガウラとティムが違うのは、きっと考え方が違う所から来てるかもしれないじゃない)」
「考え方?」
「ニャ!(そうだよっ! “愛しい気持ち”・・・それが湧きあがる時、誰かを守りたいって願うんじゃないかなぁ)」
「“愛しい気持ち”、“守りたい”、“願う”・・・?」

 目を見開き、私の顔を見るガウラ。
 彼の疑問に、全てを答える事なんか出来ない――でも、沢山の言葉の中からこれかな?と、差し出してみせる事なら私にも出来る。
 

「・・・リオは、やっぱりオレの女だ。ぜんぶ、オレの欲しい言葉をくれる・・・」
「ニャ、ニャアッ(そ、そう?)」
「今教えてくれた言葉は、全部リオに当てはまる・・・そうか、これが “守りたい” か・・・」

 そう言うと頬から口に、頬ずりといつものキスの雨を降らせて来た。
 彼が満足するまで身動きせずに待っていると、表情がふんわりと柔らかくなった。
 
「カイナの群れでは無理だったけど、リオとの子供なら “守りたい” と湧き起こるかもしれない。だからリオ、沢山オレとの子供を産んでくれな」
「ニャ、ニャアアアアッ(はっ、恥ずかしい事をサラリと・・・!!)」
「リオと子供の為に、いっぱい獲物を狩ってくる。そして、また “群れ” を作るんだ!」

 胸が温かくなるのは、守る存在が傍にいるから。自分も相手も幸せにしたいと、心の奥底で願う時がきっと来る。ガウラも私も、幸せになる為に先へ進むんだ。

 いつか辿り着く安息の地を求めて――


 暗転1 番外編(終)


フリージア 01

2009年10月17日 15時24分25秒 | 日記
 白呪記でお馴染みの我らがお姫様、フリージアちゃんと主人公リオが
 ひょっこり猫に遊びに来てくれました!

 では、コメントどーぞ♪

 
 <コメント>

「皆さん、初めまして。
 ディッセント国で、お恥ずかしながら姫の位を持つ、フリージア・イリオス・
 ディッセントと申します。
 今日はリオ様と一緒にひょっこり猫にお呼ばれ致しました事、まことに
 嬉しい限りです。
 これからよろしくお願いします」

「こんにちは、リオでっす!
 フリージアちゃんと、一緒に紹介されるのは私もとっても嬉しいヨっ。
 沢山喋れたら良いんだけど、こればっかりはラクトの手腕に掛かってるん
 だよなぁ・・・頼むよ、ラクト!(楽都→ラクトにするねっ)」

「ところでリオ様、最近ファインシャートで見なくなってないですか?
 ポネリーアの町で別れたきり、音信不通となってるんですが・・・」

「ギクリッ!(そうだった! 魔族の世界のデルモントに行って
 から、フリージアちゃんに連絡してないっ。すっかり忘れてたぁぁ)」

「もう私の事を忘れちゃうんですか? リア、寂しい・・・」

「そんな事ないよっ!・・・また帰ってくるよ!うん」

「本当に? 良かったあ。リオ様に嫌われたかと思いました」

「(しまった。墓穴掘っちゃった・・・デルモントから、どう
 やってファインシャートに帰って来るっちゅーねん。あああ、これは、
 ルビリアナさんに相談しないと。
 彼女に頼み事したら、えらい後で請求されそうな? はぁぁ・・・)
 
「ところでリオ様、話題を変えますがどうしてリオ様は普通に
 私達と会話が出来るんでしょう? 今まで凄く不思議だったんですが」

「! ホントだっ♪ きっと女神のエリーちゃんからのサプライズ
 じゃないかなっ。“ロマンシング獣記”でも、私は二足歩行と喋れる事が
 可能だったからね」

「そうですか。私達の住む世界の女神様・・・エリシュマイル
 様は凄いですね。リオ様を人間の様に動かせる事が出来るんですから」

「フリージアちゃん、あんまりエリーちゃんを褒めない方がイイヨ。
 助長するからね」

「そ、そうですか」


 ******


「いやー、こんなにスムーズにひょっこり猫を盛り上げるとは、
 さすがウチの女の子キャラは頼もしいねっ。
 ルビリアナちゃんもしっかり者だし、私としても嬉しいよ!」

「あっ、ラクト。フリージアちゃんとこんな会話だったけど
 これで良かったの?」

「モチロンッ! ライとイルの時とは大違いだよ。どうもあり
 がとうね。報酬はコレねっ」 

「ありがとうございます、ラクトさん。有り難く食べさせて
 頂きますね!」

「ラクトーーっ、あんたイイ所あんじゃんっ♪イッタダッキマース!
 モグモグモグ」

「リオ様、口の周りにクリームがべっとり付いてます。
 可愛い・・・」


 
 今日も楽しく、ひょっこり猫は突き進む!!
 書ける時に大量に書く、マイペースに我が道を行く!!
 ではでは皆さん、サヨナラッ。<楽都>

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ライとイル 01

2009年10月17日 08時12分55秒 | 日記
 今日は白呪記でお馴染み、 
 
 能天気な金髪の彼“ライウッド”と、
 仏頂面な銀髪の彼“イールヴァ”が、
 ひょっこり猫のサイトに遊びに来てくれました!

 では、コメントをどうぞ♪

 <コメント>

「皆さん初めまして、僕は“ライウッド・カーナリウム”って
 言います。職業はディッセント国の、フリージア姫の近衛騎士
 やってるよ!これからよろしくね~~♪」

「俺の名前は“イールヴァ・ホンバーツ”だ。
 幼馴染のライと同じく、姫の近衛騎士を務めている・・・ライッ、頭の上に
 腕を乗せるのは止めろ!!」

(軽く無視して)「え~~っと、今日は作者のラクトに言われて
遊びに来たんだヨ!“ねっとでびゅー”しないか?ってね。
一体何の事か、全然分かんないんだけど・・・???」

「俺は“ひょっこり猫のサイトを盛り上げてくれ!”って、ラクトに
 頼まれたぞ。
 ・・・そんな事、興味は無いから他の誰かに頼めって言ったのに」

「まぁまぁ、僕らの生みの親でもあるんだし、ちょっとくらい貢献
 してやったら良いんじゃないの? もしかしたら、白呪記での出番を
 増やしてくれるかもよ」

「出番・・・別にどうだっていい」

「またまたぁ!! ホントは出たいくせにぃ。
 せっかくここで、僕らの紹介もさせて貰ってる事だし、色々暴露しちゃえば
 いいんだよ♪ 例えば・・・イルの好きな子とかは誰っ?!みたいな」

「!! 何で俺がそんな事を言わなくてはならないっ」

「チッチッ・・・仮にも僕は王族の近衛騎士だよ?
 イルの事は何でもお見通しってわけ。で、誰が好きなの?
 でも今の所白呪記に出てる女の子って、フリージア姫以外じゃ魔族の
 ルビリアナしか出てないんだよね・・・じゃあフリージア姫かぁ。
 僕もイルには負けないよっ」

「はぁ・・・ライ、お前って奴は勝手に何をペラペラと喋ってんだ。
 俺はもう疲れたから行く。姫から離れてしまうと、国王陛下やエディス叔父
 さんからお灸を据えられるからな」

「あっ、待ってよイル!
 ・・・というわけで、僕らの会話は以上だよ。ひょっこり猫で、
 “ねっとでびゅー”出来たかなぁ? モテれば良いんだけど。
 じゃあ、またねっ♪」
 





*****

 白い猫の主人公リオ
 リオの守護獣ガウラ
 作者の楽都(ラクト) の会話がここから始まります。

 では、後少しどうぞ♪


「あれ、楽都どうしたの?」
「!!(またコイツか。せっかくリオと二人で甘い時間を過ごして
 たのに)」
「あ、リオとガウラ・・・」

 ライウッドとイールヴァが、サイトから姿を消したので途方に暮れていた
 事を、リオとガウラに説明。
 するとリオが慰めてくれました。

「そうだったんだね。だから元気が無かったのかぁ・・・
 じゃあガウラ、私達で楽都のために一肌脱ごうか!」

「ひとはだ?ぬぐ??
 そうか、リオ。オレと(ピーーーーー※自主規制)する気になったのか。
 そんな事ならお安い御用だ。じゃあ、紫鉱城(ラドギール)に戻って寝室で
 さっそく・・・」

「ガウラのおバカッッ!何でそう下ネタばっかなの。
 ガウラの01コメント見たよ。何なのあの話は。自主規制ばっかでちっとも
 面白くなんかないよっっ。もっと他に無かったの」

「リオとオレの、愛の話意外に何がある?
 オレにとってそれ以外は、興味のカケラほどもないな」

「(・・・コイツらの話ってこんなんばっかり?
 こうなったら、奴らのらくがき書いてうっぷんを晴らすのみ!!)」

「あっ、楽都がどっか行っちゃった」

「リオ~~」

「ブログって、日記みたいなもんなんだよね?
 ただ、それを他人が見るか見ないかなのに・・・面白い話じゃなくても、
 続けて書けば立派だと思うんだけどなぁ。
 楽都は三日坊主なんだから、書きたい時に書きゃいいんだよっ! 
 そうだよね、ガウラ・・・って、もう服を脱いでるの?」

「脱ぐって言ってたから、脱いだんだ。リオは・・・もう脱ぐ
 必要なんかないよな。じゃあ、オレたちの愛の巣へ戻ろう♪
 する前にお風呂にも入ろうな」

「ニャオオオッ!!(楽都が嫌がるハズだよ・・・)」



*****
 
 今日はココまでです♪
 土日休みなのでゆっくりラクガキしときますね~~。
 
 皆さんも、良い休日をお過ごしください、では!<楽都>

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ルビリアナ 01

2009年10月13日 21時25分25秒 | 日記
 今日は白呪記で話題の人、ルビリアナ・レット・クロウさんに
コメントを頂いております♪それでは、どうぞ





<コメント>
 
 皆さん初めまして、魔族のルビリアナ・レット・クロウと申します。
ファインシャートの国王、宰相、お姫様とその近衛騎士を抑えて先に
登場させてもらうなんて、とても嬉しいです☆
彼らの悔しがる顔が目に浮かんじゃう・・・!!

 今日は私が“ひょっこり猫が我が道を行く!”の進行を、管理人に
代わって進めて行きます。ヨロシクね!!

 まず、今日もラクト・・・このサイトの管理人は、“はけん”の仕事
とやらで夕方まで働いていたみたい。仕事の内容は教えて貰えない
けど、指やら首が痛いって嘆いてたわ。
 
 体力が無い!!ってぼやいてたから、自分で滋養強壮のドリンクを
買って飲んでたわよ。ホントに効くのかしら?
その時“梅こんぶ茶”と言う粉もすーぱーと言う店で買い、お湯で
溶かして飲んでる所を見たけど、その顔が超渋いの・・・!!!
 
 ラクトが「ぐええっ」って叫んでたわ。

 舌を出して言うもんだから、バフォちゃんと一緒に笑っちゃった(大爆笑)
(あっ、バフォちゃん・・・バフォメットの彼は、白呪記ではオスなのよ♪)
こう言うの「まじウケるっ!」って、白い猫のリオちゃんに教えて貰ったのよ
リオちゃんが笑い転げて、守護獣ガウラはその言語を必死に覚えようと
してたわね。自分でも使おうと思ってるのかしら?

 リオちゃんは猫だけど、人間っぽい所があるわ。まだ彼女の秘密が
あるみたいね。私としては、彼女の全てを知っておきたい所だけれども。



*****

 管理人のラクトは明日もお仕事よ♪
私達が活躍する“白呪記”は、まだまだ執筆出来そうにないみたい・・・
どんなに脅してなぶっても、彼女は屈しなかったわ。
ラクトいわく、

「右脳を全開にして書く」

という事をしないと、とてもじゃないけど“白呪記”の世界を捉える
事が出来ないんですって。
 とりあえず、臨場感を出すために自分をそこに置いてみて、キャラ・・・
私達がどう動けば自然なのかと言う事と、どう話を進めれば面白く
なるか、起承転結となるのかと、色んな角度で眺めてみるそうよ。

 ラクトがそこまで考えてるなんて、悪いけど初めて知ったわ

 でも、“白呪記”がそういう感じに作られてるって思うと、少し
嬉しくもあるの。人間は嫌いだけど、ラクトは別。
面白い性格で、私達のために素顔まで書いてくれたんだもの。

 こんな彼女をキライにはならないわよ。うん。

 



*****

 もう、そろそろ今日はオシマイにしよーかな?

“ひょっこり猫が我が道を行く!”について、これからも“白呪記”
メンバーと、“ロマンシング獣記”メンバーで、このブログを盛り
上げて行くらしいわ!
 
 ブログは雑多な事、管理人が取り上げたい事を色々と書いて行き
たいって!

 私達、白呪記メンバーからも沢山発言していくんで、よろしくねっ♪

 じゃあ、オヤスミ!!

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ガウラ 01

2009年10月12日 13時39分46秒 | 日記
白呪記でおなじみ、守護獣ガウラからのコメントです!!
では、どうぞ♪

<コメント>
 リオッ、リオッ!!どこだ!?
・・・おい、そこの人間、今ここに愛らしい白い猫が居なかったか?
くりくりとした金色の瞳で、まっ白い毛並みをしたオレの女だ。
世界で一番愛してる・・・。リオと二人で家族計画だって考えてるんだ。
オレとの子供が50匹位は欲しいんだ。
これなら群れも作れるし、言う事なしだろ。

 リオの寿命・・・?
考えたことなんかない。だが、彼女がオレと同じく長寿になる方法がある
のなら、神にさえ逆らっても構わない。子作(ピーー)しながら、ゆっくり
考える。今はそれでいい・・・


 何? オレ一人で考えてるだと? そんな事無い!

 これからは二人で子作・・・っ()  )) ←作者のタックル!!!)
・・・貴様っ!オレに殺されたいのか?
人間ではイマイチ使い勝手が悪いから、獅子に戻ってお前を噛み殺し
てもいいんだぞ?

 はっ・・・? リオが悲しむ?!

 女は暴力が嫌いだって? そうなのか? 新しい発見だ。もし本当にそう
なら、お前を甚振るのは止めてやる。しかし、次はないからな。

 はぁ・・・お前に構ってる暇はないんだ。
もうオレは行く。リオを見つけて、二人の愛の巣へ帰るんだ。

 今の愛の巣は“デルモント”という魔族の世界の、紫鉱城<ラドギール>と
呼ばれる城の中にある、客間を使わせて貰ってる。

 使い勝手は中々良いんじゃないか?

 ファインシャート・・・オレが元々住んでた場所は、水を沢山使えなかった
からな。水浴びするにも無駄遣いなんて出来なかったし。

 その点デルモントは良かった。
何故なら、客間の隣に風呂場が付いてリオと共に入れるからだ。背中の
流しっこをした時は感動したんだ。
風呂場の台に彼女が二本足で立ち、せっせと綿のスポンジで洗ってくれ
たから。興奮して(ピーーーーーー※自主規制)。
オレはその時も彼女を求めてしまったと記憶している。
照れた彼女が、オレに必殺猫パンチを喰らわしたんだ。でも、愛有れば
こそだろう?

 そんな彼女は少し恥ずかしがり屋かもしれないな。オレとは大違いだ。
でもそんな所も愛しいし、可愛い。
・・・彼女と大きなベッドで一緒に寝る時も密着度が高いと叱られた。
オレは、少しでも彼女と触れ合いたいのに。
 


 オレは“白呪記”では彼女の傍に居てやれる。
ロマンシング獣記”の舞台ではオレは活躍出来ないし、リオと離れた感覚に
陥らせられる。
・・・お前、作者だろう。早くリオを返せ。それかオレも“ロマンシング獣記”
に登場させろ。リオが二本足で歩くなんて・・・、彼女が難なく喋るなんて!!
オレは役立たずじゃないか! もしリオに嫌われたら、真っ先にラクトを
“みじん切り”にしてやるからな。

 ・・・え?どこでその単語を覚えたのかって?

 リオに決まってるだろう。彼女に色々教えてもらったんだ。教えて貰った場所
は・・・どこだったかな?
多分、彼女が“トイレ”をしてるのをこっそりと覗いた時だ。
あの時のリオは怖かった・・・。意味を教えてもらったら「細切れ」だと。

 ブルブルッッ・・・もうオレは行く。リオの口の中と、毛並みをブラッシング
する時間だからな。じゃあな、ラクト。

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