ブログ管理人ラクト

上級魔族ルビリアナ

「ふうふう、今日もルビリアナお嬢様を描いちゃったよ☆
やっぱり女の子キャラは描きやすくて良いなぁ☆ てことで、次は色あり行こうかね=3」

「ルビリアニャちゃん、これで許してくれるかなー」

「甘いわよ、ラクト」

「ほっ?」
何故か壁際まで追い詰められた雪うさぎラクト。
つぶらな瞳を持って、許しを得られるように懇願した。

「こ、こんなけ見目麗しく絵を描いたんだから、ようございませんか?」

「やーねラクトッてば、麗しいのは当たり前でしょ? 問題はそこじゃないわ・・・」
滝のように汗を流しつつ、頭を低くして謝ってはみたものの、目の前にいる上級魔族にはバッサリと斬り捨てられた。彼女が言う問題とは一体…

「ニコタニコタって、ニコタと私たちどっちが大事なのよ。
ひょっこり猫のブログ放置しすぎだし、返答次第ではラクトでも容赦しないからね」

「ひぃっ!!」
右手にメイスを持って突き付けられた。
しかも左手には紫色の炎が見える――

「紫色の炎なんて見た事ない・・・ル、ルビリアニャちゃん、ぽんぽん叩いたら、私のちっぽけな脳みそが悪くなっちゃうよぉ」

「ふふっ、軽く叩くだけまだマシなのよ。いつもの普通の力を出すと、スイカみたく砕け散るからね☆」

「可愛く言っても怖いにょ――!!」
ひょっこり猫で悲惨な話を書くのはあまり頂けない。。
でも小説ではR15設定だと思いだした。

「あ・・・!」

「ラクトってばやっと思い出したの? そうよ、白呪記はこんな感じだったわね☆」

「う~~ん、う~~ん・・・」

「幾らでも待つ。でも私たちを忘れるのは許さない」

「わ、わかったにょ。ごめんよ、ルビリアニャちゃん・・・」

「ふふっ、分かればいいのよ、これでカツが入ったでしょ?」

「怖かったよ。殺されるかと思っちゃった」
今は彼女の膝の上に乗せられて、とんでもなく甘やかされている。
なんとなくだが、飴とムチを使い分けられてると思ってしまった。

「ひょっこり猫のブログや小説も、もう誰が読んでるとか考えない事ね。ラクトの満足のいく話を作ってほしいの」

「う、うん」

「こみゅにてぃさいとばっかり、夢中にならないでね。でないとまた吊るしちゃうから」

「!」
***
今日はこのへんで終わり☆