『これが、昔の仕事仲間からの最後のメールとなるかな?。』
契約社員として働いていたが、それも年齢と若手の台頭等で、仕事がなくなってしまった。
その後は、それまで経験したことのない工場ラインの派遣労働者。
当然のことながら、
「若い人と一緒の流れ作業には付いていけない」
とのこと。
私『それは当然ですよ。それまでを似た仕事に携わってきた若手と間もなく高齢域となる貴男では無理ですよ。』
彼「楽な道しか選択して来なかったから今がこんなだろうね。」
そんな私のこれまでの道は決して楽ではなかった。
リーマンショック後の地獄の日々。
それを乗り越えての今の私がある。
今の仕事は、
『私が絶対に就きたくない二つの仕事の内の一つ。』
それが何と今では
『不思議なものだ。そんな仕事が長いお付き合いとなった。』
そんな彼を客観視出来ずに諸々と寄り添っていたが、些か我が心労が重なってきた。
『彼とは、少し時間をおくか』