うさぎとクラリネット

愛兎みるく&ココアが旅立ち、今はチョコ(兎)&モカ(猫)と楽しく過ごしてます。いろんな出来事を気の向くままに~♪

福井豪雨から10年

2014-07-17 17:29:00 | Weblog
平成16年7月18日の福井豪雨から10年・・・


福井豪雨映像アーカイブスの当時の映像を見て、記憶が蘇る。

画像を検索してみた。ネットって便利だな。


あの時は、まだブログ書いてなかったしな・・・
書いてたら、もっと記録に残せたのにな・・・


ちょうどコンクールの1週間ほど前だった。
実家から近い方の堤防(左岸)が決壊して、実家は水没。



その日は、実家が心配で朝から何度も電話してた。

私「大丈夫?」
母「うん。もう雨も小降りになったし、ちょっと水がついたけど、もう引いてきたから大丈夫みたい」
私「あとで、ダンナにそっちへ行ってもらうわ」
母「大丈夫やって」
と午後一番(だったと思う)の会話。

それからほんの少しして、唐突に「今から避難する!」と・・・


その日、ダンナが実家の様子を見に家を出たが、国道は通行止めで断念。


次の日の朝、実家へと向かったが、途中から景色が変わってた。
何となく街中が黄色っぽくて、埃っぽくて・・・
途中で通ったガードレールは、一番上の所まで水が溜まったまま、瓦礫が浮かんでた。



私の車のカーナビが、埃が入ったせいか壊れた。



実家の辺りは(家の中も)水こそ引いていたものの、泥沼のようで長靴でないと歩けない。

車もずいぶん離れた場所にしか停められない。

実家にはボランティアの方が何人も来ていた。


実家に置きっ放しだった私のアルバムも全部水没。
母のミシンも箪笥も着物も、畳もみんな水没。

洗濯機も冷蔵庫も1階にあった物はみんな・・・

なにしろ、腰の辺りまで水が来たそうだから・・・


でも、ピアノと仏壇だけは無事だったのが不思議。
あと、父の形見の車を弟が乗っていたんだけど、それも家から近い職場の駐車場で、ギリギリの所で水が止まってて難を逃れた。
父が何かしたのかな(笑)
でも、どうせするなら水没しないようにしてくれればよかったのにね・・・と恨み言


その日から数日間、私は実家の掃除の手伝いに行き、暑さと疲労で持病が悪化。
そして、病院で点滴。(入院は免れたが)


結局、私はその年のコンクールは不参加で・・・。



あれから、もう10年も経つんだなぁ・・・






コメント (2)
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