今のところ目にはいったのはこの The Sunday Mail だけですが、ヒュー・ジャックマンにまたまた×∞…新作情報です。
スパイク・リー監督作品でで、ヒューの役柄は、かつてのドイツでナチスのプロパガンダに利用されたボクシング・チャンピオン、Max Schmeling 。実在の人物のようです。
彼はアメリカのジョー・ルイス選手と世界タイトルマッチを戦い、ルイスを倒したことで、アーリア人種(ゲルマン民族)の優位性を示す見本として利用されることとなる…しかし、そういう立場であったにも関わらず、二人の間には終生の友情が存在したそうです。
しかし、記事にあるように撮影は今秋、しかもヘビー級チャンピオンとなると(本当にこの映画に出るとして)、またそれなりの体型を作らなきゃならないみたいです。
もしかして、先日問題にした「太った?」疑惑も、役のためなんでしょうか?
しかし、ピーター・アレンのためには「痩せなきゃ」とも言ってましたし、どうするのか心配です。
でも、デ=ニーロとかクリスチャン・ベイルとかも、役のために短期間で太ったり痩せたりしてましたし…俳優さんて大変だなあと思います。
さて、ヒューとは直接関係ありませんが、本日のNHK『英語でしゃべらナイト』はオーストラリア特集だそうです!
日豪交流年だし…ということのようですが、NIDA(国立演劇学校)訪問などもあるみたいなので、オーストラリアや豪俳優にご興味ある人は、是非見るべし!ですね。
それとJackman LandingでSHOWEST のヴィデオクリップ見れますよ。不完全、画像イマイチですが・・TVではほとんど見れませんでしたので・・・
ヒューがスパイク・リー映画に出るかも、という話は、私も以前どこかで見た憶えがあるのですが、今回の情報に関してはその後も他ニュースサイト等で上がって来ないので、やはりまだ未定ということなんでしょうか?
秋から撮影開始というのも、ちょっと無理っぽい気もしますし…
JLさんで上げてくれた動画、受賞スピーチの方はあまりの画質悪さにめげましたが、また新たに単独でのインタビュー動画も上がってましたね。そちらはきれいな画質で、本当にこの人はくるくる表情を変えながら話すなあ、といつも思います。
自分がハンサムだって忘れてるでしょ?と言いたくなるような…
ヒューが演じるかもしれないシュメリング氏もやはり後年はチャリティや慈善事業に着手したそう。亡くなったのがほぼ一年前だったというのもWikipediaで初めて知りました。
ボクシングは発祥は古代に遡るほど歴史が古いし、そういう面からも民族の強さを誇示するのに利用されてしまうのかもしれません。
ボクサーはアスリートと言うよりもファイターと言った方が相応しいかもしれません。シュメリング氏も試合の相手だけでなく時代とも戦っていたんですね。
「シンデレラマン」も「ミリオンダラーベイビー」も極めて高い評価を受けたからでしょうか(どちらもアイルランドとキリスト教の文化がさりげなく描かれていて、それがより品格をもたらしていたと思います)、今回もスパイク・リー(作品は余り見てませんが)が監督するとなるとアカデミー賞に絡むクオリティになるかも。
ジョールイス役はつい先日のアカデミー賞でもノミネートされたテレンス・ハワードにオファーされてるそうです。
時代背景を考えるとファイトシーンの勇姿だけでなく、ダンディなスーツ姿も見れそう(そういうのを期待するタイプの作品なのか?)
でもドイツ人というとドイツの血を引くエリック・バナにもやはりオファーいったのでしょうか?
ヒューのルーツってゲルマン入ってましたっけ?
スパイク・リー監督と言えば現在全米公開中の「インサイドマン」が好評らしいです。たしかこの監督はキアヌ・リーヴス主演の警察ものも予定していたと思うけどそっちはどうなったのかなぁ。
自分もこの企画の関連情報をいろいろ見ている時に、ブラドックがジョー・ルイスに敗れたのを機に引退したという記事に行き当たって「へぇ~!」と思いました。
ボクシング選手の精神構造みたいなものにはかなり興味があるし、アメリカのボクシング界や選手たちにも、モハメド・アリ(カシアス・クレイ)からマイク・タイソンに到るまで、トレーナーとの関係等も含めて、それなりの関心を持って来ました。
日本の白井義男などもそうですが、民族や時代も否応なく背負わされて、その闘いがリング上だけにとどまらないような所も。
そんな訳で、この映画にも惹かれるものがあります。
でも本当に、ヒューってゲルマン系でしたっけ?ご両親はイングランド出身のはずですが…