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今日は晴天。気温も一気に上がりました。ヒーターをつけずに済むのはもちろん、日中はわりと薄着で窓を開けても大丈夫でした。大量の洗濯物もよく乾きました。外干しは花粉も怖いんですけどね。
生協配達日につき在宅。今日は本当にずっと家にいました。注文書に記入したり荷物を受け取ったりした他は、読書もあまりせず、TVも【ソーイング・ビー5】最終回再放送や【猫のしっぽ カエルの手】(ベネシアさん)選を観たくらい。
夕食は一人用ホットプレートで久しぶりにお好み焼きを作りました。久しぶり過ぎて初め温度設定を誤りバラバラに……何枚か焼くうちにうまく出来るようになりましたが、いちばん良く出来たのは最後の一枚でした。そしてそれは今日食べず、冷蔵庫に入れて明日のお昼ごはんにする分でした。お好み焼き作りにはつい気が焦りますが、そこは我慢してじっくり焼いた方が良いようです。今日も『孤独のグルメ』再放送を流しつつ、作って焼いて食べました。
夜はもちろん『相棒』本放送。最終回前後編の前編です。
予告や事前情報で小野田官房長の遺骨盗難!と聞いた時には「何だそりゃ?」と思ったものですが、実は事件そのものは亀山夫妻が帰国する前に起きていたんですね。薫ちゃんと美和子さんが小野田家のお墓参りをした時には、既に遺骨はそこになかったことになりますが、その事実は公表されてはいませんでした。
盗難に遭ったのは官房長の遺骨だけではなく、合計13の家のお墓から骨壷ごとお骨がなくなっていたのですが、何者かから警視庁やマスコミに犯行宣言動画が、また各家に怪文書が送られて来たことで事件が表面化。お墓の場所は東京はじめ関東各県に分散しており、本来なら広域事件として警視庁の管轄を離れることとなります。
というわけで参上したのが——杉下右京の二代目相棒こと神戸尊!警察庁を代表して特命係に捜査権を与えるため(甲斐氏も了承済み)ではありますが、初代相棒・亀山薫に会ってみたかったという思いもありました。
——という設定や建前はともかく、ファンとしては亀山くんと神戸くんが同じ画面にいるという、それだけで胸が熱くなります。
ともあれ神戸くんを「指揮官」とし、米沢さんの協力も仰いで「チーム杉下」の捜査が始まりました。
各家に送られた郵便物の投函場所もまた、東京はじめ、神奈川県を除く周辺各県の広範囲にわたっており、右京さんと亀山くんがヘリに乗って空から探索しても、そんなことをした理由や動機はよく判りません。それについて重大な情報と推理をもたらしたのは、鉄道マニアの米沢さん。鉄道路線図を見ると、投函場所はすべて東京駅を起点とした「一筆書き」の線上にあったのです。そして実行犯はおそらく複数であろうと。
その行ないや、送られた動画、また犯行期間についての亀山くんの何気ない言葉もヒントとなり、犯人(グループ)は「子供」ではないかと推測する右京さん。
とかくする内、小野田家をはじめ各家に第二の手紙が届く。その内容は、動画SNSのとある動画に「投げ銭」せよという、身代金要求にしてはあまりにバカにしたものだった——というところで来週に続く。
いやぁ、今回かなり楽しかったです。ヘリを使ったり、関東どころか奈良方面でまでロケを敢行するなど、400回記念に相応しいロケーションが見られました。セミレギュラー陣も甲斐さんの他、副総監や社情報室長などおなじみの面々でしたが、いつもみたいな「組織の闇」や陰謀絡みの事件ではないため、皆さんけっこうお茶目な感じで良かったです。あと、神戸くんと大河内監察官のデート(?)も久しぶりでした。いや、視聴者が知らないだけで、こんな感じでよく会ったり呑みに行ったりしているのだと思いますが。
ゲストは渡辺いっけいさん。『科捜研の女』のマリコさんの元夫役をはじめ、京都地検や東京では人類学教室に出入りしたり、テレ朝の刑事・捜査ドラマにはしょっちゅうご出演されていますが、意外にも『相棒』には初出演なんですね。犯人は子供かも、という推理と並行して、いっけいさんの運営する中学生くらいの子たちを対象とした私塾(場所は長瀞)の子供たちの様子も何回も出てきましたが、塾長自身がどの程度関わっているかも気になります。
何にしても次回が楽しみ。初代相棒と二代目相棒を付き従えて出動する右京さん、というラストシーンの図だけで胸躍ります。
『相棒』が4分延長されたため、NHKの【歴史探偵】はその後から視聴。何種類も肖像画が残っている家康ですが、本当の顔や姿はどうだったのかを探査。近年、おそらくこれが最も生前の姿に近いのではないかと思われる肖像画の下絵が発見されたそうで、それに基づいて番組が描いた一枚は——多くの人がイメージするであろう家康像に割と近かったです。それでもどこか「戦国武将」の名残も感じられ、なかなか良い絵だと思いました。