ビール番長の上海ビール記録;シーズン1(2013~2017)

2013年~2017年の間、上海で過ごした筆者ことビール番長によるビール好きのためのビール記録(シーズン1)です。

[METAL] LOUDPARK 2016参戦記録 [Day#1-後編]

2016-10-28 | METAL
こちらはDay#1後編です。前編未読の方はそちらからお先にどうぞ。

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MASTERPLAN参戦後は再びメインアリーナに戻り、今年の本命のひとつ、EXODUS狙いでBIGROCKステージ側の前方へ。
となりのULTIMATEステージではARMORED SAINTが演奏中です。正統派でいい感じです。

最後の方で、誰かの息子でしょうか、少年が出てきて1曲演奏して、特に何もアピールもせずに引っ込んでいきました^^

★EXODUS
TESTAMENTと並ぶ、ベイエリア・スラッシュの両雄とも言うべき、老舗のスラッシュメタルバンド。
重さとパワー重視のTESTAMENTに対し、少し独特なメロディ展開が気持ちいいのです。ギターリフの展開も一風変わっていて、とてもいい。
METALLICAのカークが初期に在籍していたということで、学生のころから良く聞いていたバンドなのだけど、実はライブで見るのはこれが初めて。これまでなんだかタイミングが合わなくてね。
活動休止以前の曲ももちろん好きだけど、2004年の活動再開以降の最近のアルバムもどれもカッコイイよね!
ということで。。。

セットリスト(LPオフィシャルより転記、カッコ内は正規曲名)
1.BALLAD (The Ballad Of Leonard And Charles)
2.BIBO (Blood In Blood Out)
3.AND THEN (And Then There Were None)
4.BODY HARVEST
5.LESSON (A Lesson In Violence)
6.BLACKLIST
7.BONDED (Bonded By Blood)
8.TOXIC (Toxic Waltz)
9.STRIKE (Strike Of The Beast)
フェスは持ち時間が短いので、たったの9曲。しかたのないことですが、それでも濃いセットリストですね。新譜からの選曲が多いのはもちろんですが、きちんと古い定番曲も持ってきてくれました。
そして、何と言ってもラストのTOXIC~STRIKEの流れは危険。この日最大級のサークルビットがアリーナの両側に二つ出現しました。酸欠になりがちなアリーナをサークルビットで自己循環です。秋のメタル運動会です。(笑)

サークルビットへの参加はしませんが、それでもヘドバン&コーラスなどなどで、さすがにへろへろにくたびれたので、次の本命BLIND GUARDIANまではスタンドで休憩です。

★SHINEDOWN

初見・初聴です。EXODUSで暴れすぎたので、ビールを補給しながら休憩です。
アメリカでは現在大人気なんだとか。現代風でちょっとラウド系が入っているようなアメリカーンなHR/HM。メンバーはベスト&スラックス&Yシャツというメタルバンドとは思えない服装で演奏しています。ツイッターには「社員ダウン?」なんていうシャレをつぶやく人も。(笑)
途中、スタンド席の観客を何度も立たせよう、盛り上げようと試みますが、ここはラウパ。スタンド席は休憩席ですので、立つ人はほとんどいません。これに機嫌を悪くしたのかどうかはわかりませんが、持ち時間10分を残して終了。

★BLIND GUARDIAN
この日のもう一つの本命。私自身、久しぶり(おそらく10年以上ぶり)のブラガです。
初来日以降、数回はライブに行っていましたが、最近のオペラ調のアルバム発売以降は足が遠のいていました。
最近の彼らのセットリストによると、Imaginations...のアルバム完全再生みたいなことをやっているようなので、期待していました。

ハンズィ!!歳取ったなぁ!!(お前もな!と聞こえてきそうですが。(笑))
彼らの初来日は、92年。この時の名古屋ライブに参戦しましたが、私のメタル系ライブ歴の中でも上位5本の指に入るほど感動的でした。今でも鮮明に覚えています。もう24年も前のことなんですね。そりゃお互い歳取ったなぁ!ってなりますね。
セットリスト(LPオフィシャルより転記、カッコ内は正規曲名)
1.Imaginations (Imaginations from the Other Side)
2.I'm Alive
3.Secret (A Past and Future Secret)
4.Requiem (The Script for My Requiem)
5.Mordred (Mordred's Song)
6.Mourning Hall (Born in a Mourning Hall)
7.Bright Eyes
8.Another Holy War
9.And the Story Ends
10.Mirror Mirror
Imaginations完全再生です。スゴイ! そもそも、ステージ上部の液晶画面に普通はバンドのロゴが表示されるところなのですが、彼らはこのアルバムのジャケ絵が表示していました。ステージバックの垂れ幕もアルバムジャケ絵でしたね。
いやぁ、感動です。これなら全曲主要な部分はほぼ一緒に歌えます。シャウト、シングアロング、コーラス。どれをとっても最高クラスのこのアルバム。とっても楽しい時間を過ごすことができました。
ハンズィさん、さすがに全盛期ほどの声は出せず、フェイクも多用していましたが、それでも往年の雰囲気はバッチリ。
最後はアンコール的にMirror Mirror大合唱で終了です。
できることなら、Welcome to dying, Valhalla, Majesty 辺りも聴きたかったところですが、限られた時間ではそれも難しいことは重々承知。彼らの曲って1曲1曲が長いもんね。^^
よし、久しぶりにTOKYO TALESを聴こう。

ラストはSCORPIONSですが、さすがにBLIND GUARDIANで体力を消耗しすぎたので、スタンドから見ることにします。スミマセン。

★SCORPIONS
もはや説明不要な大御所なのですが、実はこれまでライブ参戦経験がないバンドのひとつなのです。全盛期80年代になぜかしっかりと聴きこまなかったんです。理由は特にないのですが、他に聴ききたいバンドが多すぎたのではないかと思っています。
まぁそれでも、名曲や定番曲と言われるものは何曲か知っていますけどね。MTVなんかも良く見てましたし。


さすが、メインアクト。ステージの規模も時間も演出も、他とはケタ違いでした。


カッコイイねぇ


ルドルフ・シェンカー!68歳!!すげー!

スタンドからステージが若干遠いので、あまり良く見えていなかったのですが、ドラマーが元MOTORHEADのミッキー・ディーに似てるなぁ。。。と思って見ていたんです。そしたら、クラウスさんが新しいドラマーだ!ミッキー・Dee!と、紹介。
「やっぱりそうか!!」と、その流れで、「レミーに捧げる。。。」とか何とかで。。。

MOTORHEADのOVERKILLをカバー。なんとこれは嬉しいサプライズ。
ステージに映し出される、在りし日のレミーの姿。。。。(T_T)涙
その後のミッキーのドラムソロは圧巻でした。
レミーの死とともに、MOTORHEADの活動は終了。ミッキーほどのクラスのドラマー、今後どうするんだろう?と思っていたけど、いいところに入ることができて、良かったな。
(気になったので、フィル・キャンベルはどうしてるのかな?と調べてみると、息子とバンドを組んで何か始めたらしい。こっちも良かったね。)

定番曲、BIG CITY NIGHTSでは。。。

あ!上海だ!!
上海第一食品とか、新世界デパートとか写ってますね。南京東路だね。良く見ると、2001という文字が見えます。古い映像だね。

これも定番の「荒城の月」も披露されました。小学生のときの音楽の授業で習っておいてよかった。シングアロングではきちんと歌えました。(笑)

終盤のWe'll Burn the Skyでは、二日目に登場予定のUli John Rothがサプライズ(事前告知あったけどね)共演。これぞフェスの醍醐味!!として、その腕前を披露していました。

LPオフィシャルにはセットリストが公表されていないので、某所で入手したセットリストを転記しておきます。
1.Going Out With a Bang
2.Make It Real
3.The Zoo
4.Coast to Coast
5.Top of the Bill/Steamrock Fever/Speedy's Coming/Catsh Your Train
6.We Built This House
7.Delicate Dance
8.荒城の月
9.Send Me an Angel
10.Wind of Change
11.Rock'n'Roll Band
12.Dynamite
13.Overkill
14.Drum solo
15.Blackout
16.Big City Nights
-EN-
17.Still Loving You
18.We'll Burn the Sky
19.Rock You Like a Hurricane

19曲!フェスとは思えない曲数ですね。最後のMCの説明によると、当初の予定を40分もオーバーしたとか。

演奏、演出、全てが素晴らしかった。さすがベテランバンドです。

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初日の総評・感想
昨年に比べると観客数の少なさが気になったが、それでも十分楽しむことができた。
DOKKEN,SCORPIONSというベテランバンド目当てと思われる、私よりも先輩の年代のお客さんが案外多く、楽しんでいる姿が印象的だった。
タイムテーブルのかぶりにより、RAGE,DANGER DANGER,DOKKENを見ることができなかったのは残念だった。


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