『波動を上げる生き方』 秋山眞人 西脇俊二著より
日本というのは自閉症・発達障害に対して非常に遅れています。
1980年になって、やっと「脳の機能障害である」と落ち着きました。
今は「脳の機能障害」ということで治療しています。
欧米では、アスペルガーと知的障害・自閉症のある子が通う小学校・中学校・高校がありますが、先進国では日本だけがありません。
日本では、小学校に入って2、3年生から不登校が始まったり、ドロップアウトしてしまうのです。
また、大人になってからもトレーニングを受けていない人たちが野放しになっているので、社会に出てからもうまくいきません。
欧米は特殊な教育というか、長所を伸ば教育をしています。
いわゆる天才教育です。
ですから、イギリスでもアスペルガーの高校を出た子は、大学入試のセンター試験みたいなものを受けると、全国でもトップクラスの成績です。
で、オックスブリッジに行って、コンピューターの研究者になる。
かつ、社会的なマナーも学んでいる。
だから、日本には天才がいない、そういうパターンです。
療育をきちんと学んだ医者がほとんどいない
診察椅子に座って、子供を視るだけでは意味がないのですよ。
親のトレーニングも必要です。