車窓に広がる絶景と只見川沿いの鉄橋・大自然の組み合わせが鉄道ファンやアマチュアカメラマンに人気があると云うローカル線「只見線」に乗ってみました。 福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ只見線(只見~会津川口駅間は代行バスで運行中)ですが、中でも、会津檜原駅と早戸駅間が 只見川に沿って走るため見応えのあるビューポイントがたくさんあります。
先ず起点駅の会津若松駅に降りてみました。会津と云えば言わずと知れた白虎隊、駅前には白虎隊士の像が立っていました。
しばらく田園地帯を走り、会津檜原駅あたりから車内からの絶景が見られるようになります。
この辺りの只見川にはダムがたくさんあって水の流れがほとんどなく、なみなみと水を蓄え、そして、
深い山に囲まていて風の影響を受けにくいため美しい水鏡を醸し出しています。
只見線の絶景の一つが橋梁を電車が渡るシーンです。
特に第一只見川橋梁は絶景です。
この撮影スポットがある場所は、会津宮下駅から3キロほど行ったところに「道の駅 尾瀬街道みしま宿」があり、
そこから、少し歩いてかなり急な坂道を15分くらい登ったところに展望台がありました。
只見線は運行本数が一日数本しかなく、1本通り過ぎると次まで長く待たなくてはならず、
撮りそこなわないように早く行ってカメラを慎重にセットしジーっと電車が来るのを待つていました。
この日、大分早く行ったつもりでしたが既に数人のカメラマンや外国人が来て陣取っていました。
ここをクリックすると拡大写真が見れます道の駅尾瀬街道みしま宿には特産品販売コーナーや軽食レストランがありました。
次に行ったのが第二只見川橋梁。ここは、会津宮下駅から車で10分くらいのところにありました。
電車が通過するまで1時間近く待たされました。
橋梁の撮影を終えて早戸駅近くにある「霧幻峡」と云うビューポイントに行ってみました。
霧幻峡の渡しです。早戸温泉「つるの湯」とその対岸にかって存在した「三更」と云う集落を結んでいた渡し舟。
現在は観光用として復活利用されている。この日はツアーが訪れ3隻もの舟が出ていました。
今回乗り降りした駅
会津宮下駅。只見線は無人駅が多いのですが、ここは駅員がいました。駅舎も小奇麗でした。
霧幻峡近くにある早戸駅、無人駅で、駅と云っても小さな建物がポツンとあるだけで囲いもなにもありません。
中に入ってみると綺麗に清掃されていました。箒や塵取りが置いてありましたので近くの方が掃除をしているのでしょうか。
早戸駅ホームから撮影した霧幻峡。この辺り、朝晩霧がよくかかるところのようですが、この日は快晴。
この日はこの時期としては暑いくらいの絶好の秋日和。車内には扇風機が廻っていて、いかにも
ローカル線らしい雰囲気。お客さんはほぼ全員観光客でした。
最後までご覧いただき有難うございました。
投稿者:やまちゃん