アントニオ・ロペス(Antonio Lopez)1943-1987
上はアントニオのアラビアンナイトの本から、コラージュして,ご紹介!
たくさんの大判の挿絵は、どれも素晴らしく、もっとご紹介したいんですが、多分、本の中のイラストは著作権などあるだろうと思われますので、アントニオへのオマージュと、本の紹介ということで、ご了解願いましょう。
アントニオ.ロペスは60年代から80年代にかけて、ファッション界の寵児であり、押しも押されもしない希代のファッションイラストレーターです。
この,アラビアンナイトは彼の遺作だったのかもしれません。1985年に出版され、彼は1987年にエイズでなくなっていますから。
表紙 Antonio
Antonios Tales from the Thousand and One Nights(ハードカバー)
Antonio Lopez (著), Roy Finamore (編集)
不思議とこの本の存在を知ってる人は少ないのかなあ...、ネットでも表紙はポスターになったらしく,少しは検索に出ますが、本そのものの紹介は一件だけでしたから..。
私は以前に青山の嶋田洋書で見つけたんですが。(その頃、まだ私はファッションデザイナーで、あの界隈で仕事も、交遊も..暮らしも、お散歩もしていましたから)
多分,豪華で、美しく素晴らしい出来の本なんだけど、余りにもエロテックで、世間的には、おおっぴらに出来なかったのかしら?!その後の増刷も無かったようだし?
となれば、これって、貴重?!(実は、アラビアンナイトをアップし始めたときには、自分がこの”アントニオのアラビアンナイト”を所有していたことを、すっかり忘れていたのです!)
この本を見つけたとき、このような本の挿絵が,彼には100%ハマってるなあって思いました。それまでファッションの仕事が主でしたし、奇才でもあったから、靴のデザイン等も、アヴァンギャルドで,実に面白かったですが、
なるほど...これからこの方面でまた才能発揮かなあって...私は人知れず期待と祝福をしたものでした。しかし...その後で亡くなったんですね。44歳でした。
アントニオは原宿ラフォーレで展覧会を数回してますが、近所でもあったし、私も2回とも見に行きました。会場で立ち歩いている彼の姿を見かけたものです。
その頃、一流のファッション誌『Vogue』や『Elle』はもちろん、 W.W.D(ウイメンズ.ウエア.デイリー)、『New York Times』まで必ず彼のイラストや,彼自身のスナップやパーティシーンなど掲載されていたものです。
絵はごらんのように達筆、これは通常、字に対しての形容ですが、そう言いたくなるくらい、早くて確かな筆の運び..、凄いです!天才です。
たぶん過去から未来にわたっても、彼以上のファッションイラストレーターは出てこないかも..と思います。
下に,往年のアントニオのファッションイラストをいくつか、ピックアップして!
アラビアンナイトのシリーズは、これで終わりにいたしましょう。
上はアントニオのアラビアンナイトの本から、コラージュして,ご紹介!
たくさんの大判の挿絵は、どれも素晴らしく、もっとご紹介したいんですが、多分、本の中のイラストは著作権などあるだろうと思われますので、アントニオへのオマージュと、本の紹介ということで、ご了解願いましょう。
アントニオ.ロペスは60年代から80年代にかけて、ファッション界の寵児であり、押しも押されもしない希代のファッションイラストレーターです。
この,アラビアンナイトは彼の遺作だったのかもしれません。1985年に出版され、彼は1987年にエイズでなくなっていますから。
表紙 Antonio
Antonios Tales from the Thousand and One Nights(ハードカバー)
Antonio Lopez (著), Roy Finamore (編集)
不思議とこの本の存在を知ってる人は少ないのかなあ...、ネットでも表紙はポスターになったらしく,少しは検索に出ますが、本そのものの紹介は一件だけでしたから..。
私は以前に青山の嶋田洋書で見つけたんですが。(その頃、まだ私はファッションデザイナーで、あの界隈で仕事も、交遊も..暮らしも、お散歩もしていましたから)
多分,豪華で、美しく素晴らしい出来の本なんだけど、余りにもエロテックで、世間的には、おおっぴらに出来なかったのかしら?!その後の増刷も無かったようだし?
となれば、これって、貴重?!(実は、アラビアンナイトをアップし始めたときには、自分がこの”アントニオのアラビアンナイト”を所有していたことを、すっかり忘れていたのです!)
この本を見つけたとき、このような本の挿絵が,彼には100%ハマってるなあって思いました。それまでファッションの仕事が主でしたし、奇才でもあったから、靴のデザイン等も、アヴァンギャルドで,実に面白かったですが、
なるほど...これからこの方面でまた才能発揮かなあって...私は人知れず期待と祝福をしたものでした。しかし...その後で亡くなったんですね。44歳でした。
アントニオは原宿ラフォーレで展覧会を数回してますが、近所でもあったし、私も2回とも見に行きました。会場で立ち歩いている彼の姿を見かけたものです。
その頃、一流のファッション誌『Vogue』や『Elle』はもちろん、 W.W.D(ウイメンズ.ウエア.デイリー)、『New York Times』まで必ず彼のイラストや,彼自身のスナップやパーティシーンなど掲載されていたものです。
絵はごらんのように達筆、これは通常、字に対しての形容ですが、そう言いたくなるくらい、早くて確かな筆の運び..、凄いです!天才です。
たぶん過去から未来にわたっても、彼以上のファッションイラストレーターは出てこないかも..と思います。
下に,往年のアントニオのファッションイラストをいくつか、ピックアップして!
アラビアンナイトのシリーズは、これで終わりにいたしましょう。