録画しておいた日曜美術館「ピカソ×北野武」を見ました。
北野武さんが初登場!いま心ひかれる画家ピカソを語りつくします!浮かび上がる二人の意外な共通点とは?北野さんが選ぶ1枚の傑作から見えてきたピカソ驚きの魅力は?!
20世紀最大の画家パブロ・ピカソが初めて自らのスタイルを確立したのが「青の時代」。悲哀を青で表しました。北野武さんも「キタノ・ブルー」と呼ばれる、青が印象的な映画を監督しています。なぜ二人とも青? ピカソはその後、極端なほどスタイルを変え続けます。新たなスタイルにチャレンジし続ける北野さんは、ピカソの変貌をどう見るか? 巨匠ピカソと世界のキタノ。二人のあいだに何があるのか。
スタジオを華やかに彩る花々。番組の内容と響きあう花をアレンジするのは、フラワーアーティストの加藤 淳さんです。
北野武が選んだお気に入りの1枚は「泣く女」1937、ピカソ56歳の代表作。
「泣く女」は悲しみと怒りのアイコンとなっている。これまでこれほど悲しみや怒りというものを同時に一枚の絵の中で描けた作品はない。
パブロ・ピカソ(1881‐1973)
「私は対象を見たままにではなく 私が思うように描くのだ」
青の時代
「海辺の母子像」1902、青で悲しみを描く。
20歳「自画像」1901
バラ色の時代
24歳「サンタンバンクの一家」1905
キュビズム
描く対象をバラバラに分解し、その存在感が引き立つように組み合わせました。
32歳「葡萄の帽子の女」1913
40代、ギリシャ彫刻などに出会い、伸びやかな生命感あふれる作風が開花します。
40歳「海辺を駆ける二人の女」1922
ピカソの有名な言葉
「私は一枚の絵を描く それからそれを破壊する 一枚の絵は破壊の集積である しかし何も失われはしないんだ」
スタイルを続ければマンネリ化してしまう。1つのスタイルで色んな時代、例えば、戦争の時代があり、平和な時代がある。ピカソのスタイルの変貌は、そのまま、ピカソ自身と時代の雰囲気の変化に応じてスタイルを変えていったとも言えるわけです。
横7・8m、縦3・5mピカソの大作「ゲルニカ」。
わずか1か月で完成させた。
「牡牛は牡牛 馬は馬だ 鑑賞者は結局 見たいように見ればいいのだ」
だからこそ読み解きたくなる稀有な傑作です。
まさにピカソは20世紀最大の画家でした。
しかし、「ゲルニカ」や「泣く女」の後、あまり評価されなくなります。
力の衰えを指摘する批評家もいました。
それでもピカソは描き続けこう言います。
「やっと子供らしい絵が描けるようになった」
今、ピカソの晩年が見直されています。
何事にも囚われない自由奔放さ。
「男の顔」1972は、ピカソが亡くなる1年程前、90歳の作品。
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