安室、桑田にソデにされ…問われる「NHK紅白」の存在意義
―「日刊ゲンダイ」より抜粋―
NHKとしては「今年の活躍、世論の支持を加味して総合的に選んだ」というが、今年の活躍も世論の支持も感じられないラインアップだろう。来年9月で引退を表明している安室奈美恵と、朝ドラ「ひよっこ」の主題歌を歌う桑田佳祐の名前はナシ。報道陣の質問がそこに集中したのも当然だ。
初出場組もパッとしない。
「選考基準がますます不明瞭になりました。なぜ今この人なのかがわからない。演歌に関しては世代交代がそれなりに進んでいる意図がわかるけれども、初出場歌手を含め、何をもって“世論”としているのか“理念”がない。周年記念も選考基準とは言い難い。昔のようにレコードセールス、視聴率といった明確な基準が失われつつある今、国民的番組としての自負があるならば、選考基準を明確にすべきではないでしょうか」
芸能評論家の肥留間正明氏は「紅白の使命自体が終わった」とこう続ける。
「若者向けなのは“結果”であって、実力のある人たちが出なかった。つまり、紅白に“神通力”がなくなったことの表れ。若者はテレビを見ないし、受信料だって払っていない人が多い中、NHKはどこに向けて制作しているのか。戦後復興、高度経済成長という成長段階の日本には、茶の間で家族揃ってテレビを囲むことが意味を持っていたけれど、もはや現代日本における紅白の使命の終焉といえるかもしれません」
安室なくして“今年を象徴”するのは至難の業。昨年のSMAPの二の舞いか、“みなさまのNHK”が底力を見せつけるか。紅白の存在意義が問われている。
そもそも今年のヒット曲ってあります?
“みなさまの🐕HK”っていうこと自体がちゃんちゃら可笑しい。
受信料を徴収している限り、不明瞭な選考基準を明確にする義務がある。
公共電波を私物化するな。
紅白の存在意義を問う前に🐕HKの存在意義を問え!
「紅白の使命自体が終わった」ついでに🐕HKの使命も終わりです。
あとT〇S「日本レ〇ード大賞」も要らない。