ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

マイベストシネマ2024

2024-12-28 20:18:44 | 映画全般
 2024年、わざわざ劇場へ足を運んで見た映画のベストテン(^o^)
今年は全30本。そのうち邦画13本だった。ベストワンに大好きな「時をかけるおっさん」的な作品を置けたので満足かな。

(01)『侍タイムスリッパー』:幕末の侍が時代劇の撮影所にタイムスリップ。カルチャーショックに狼狽えるシーンが笑いのツボ、ワクワクしながら楽しめるタイムスリップ映画、ラストシーンも笑えた。タイムパラドックスが無くても面白い。元の時代に戻ることなんかさらさら考えてない作りもいい。でももし続編を、などと欲張ると、きっと元の時代に戻ったりしちゃうんだろなぁ。

(02)『八犬伝』:八剣士の活躍と馬琴の人生、ひとつぶで二度おいしい。馬琴も北斎も味のあるおっさんで、その生活ぶりも面白い。いい所で八剣士の話に替わったり馬琴の話に替わったりする。そのたびに「あっ今変わるのかよぉ」と続きが見たい気分になったが、それだけ没入できていたってことだろう。

(03)『はたらく細胞』:体の中で赤血球や白血球や血小板が大活躍、肛門括約筋も大活躍する擬人化映画、体内テーマパークみたいな壮大な内臓ワールドを展開、血小板たちがとてもかわゆい。

(04)『推しの子 -The Final Act-』:ファイナルに相応しい実写化集大成。実写ドラマ見てなかったけどちゃんと楽しめた。

(05)『十一人の賊軍』:無罪放免を賭けて砦を守る罪人たちの奮闘。クライマックスの仲野太賀がかっこよかった。この映画で鞘師里保ちゃんがレッドカーペットを歩いた記念作品。

(06)『哀れなるものたち』:ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン主演のトンデモファンタジー。度々出てくる幻想的な映像がSFチックで好き。しかし、いや、しかも、不思議な雰囲気のほのぼのした映画かと思っていたらエロ満載だった件。

(07)『スオミの話をしよう』:長澤まさみ主演、三谷幸喜の絶妙なコメディ。舞台演劇くらいの狭い家の中とセスナの中で繰り広げられるアホ談義。

(08)『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』:月面歩行のフェーク映像を元ネタにした、大掛かりなドッキリみたいな映画。

(09)『身代わり忠臣蔵』:ムロツヨシのおもしろ殿中でござる。エンディングはうまい。

(10)『ボブ・マーリー ONE LOVE』:平和のために歌ったレゲエの神様の36年の生涯。銃撃されてもなお平和を願い歌い続けた神様。

(11)『シビル・ウォー』:もしもアメリカで内戦が起きたら。内戦の街ではいつ自分達が殺されるかわからない緊張感が続く。

(12)『アビゲイル』:誘拐した少女がヴァンパイアだったらコワイ。私にとっては12年ぶりのヴァンパイア映画だった。

(13)『オッペンハイマー』:原爆の父と呼ばれた科学者の栄光と没落の苦悩を描く。能力を買われて協力しても状況が変われば手のひら返しで追い詰められる。

(14)『ライド・オン RIDE ON』:落ちぶれたスタントマンのジャッキー・チェンが馬と協力してもう一花咲かせようと奮闘する。

(15)『箱男』:安倍公房作、箱に入って世間を覗きたがる妙な男の話。変な映画だったのに、見た後で原作まで読んでしまった。

(16)『もしも徳川家康が総理大臣になったら』:AIホログラムの偉人内閣。これ見た頃は「もしトラ」とか言ってたのに今や「ほんトラ」になっちゃった。

(17)『四月になれば彼女は』:佐藤健、長澤まさみ、森七菜の共演、愛を終わらせない方法を探し求める恋愛ドラマ。森七菜ちゃんが病弱で残念だった←そういう映画だ

(18)『フォールガイ』:罠に落ちたついてないスタントマンが根性で立ち向かう面白いアクション映画。

(19)『フェルメール The Greatest Exhibition-アート・オン・スクリーン特別編-』:2023年2月から6月にかけてアムステルダム国立美術館で開催された、現存するとされる作品37点のうち28点を展示する過去最大の回顧展の作品解説などのアート・ドキュメンタリーシリーズ。

(20)『ルックバック』:4コマ漫画が得意な小学4年生少女の60分くらいの短編アニメ映画。

(21)『GODZILLA x KONG 新たなる帝国』:ゴジラとコングが地球の表裏で大暴れ。仲良しコンビの怪獣バラエティみたいな。

(22)『ザ・バイクライダーズ』:1965年のアメリカ臭がプンプンする映画。ハーレー好きにはたまらないかも。

(23)『IKE BOYS イケボーイズ』:日本贔屓の監督が作成したアニオタ映画。釈由美子も出てくるユル~イ映画。

(24)『ゴースト・バスターズ フローズン・サマー』:ひさしぶりの幽霊退治、なんか懐かしい雰囲気。

(25)『ヴェノム:ザ・ラストダンス』:強いヴェノムよりもっと強い敵が現れて大混乱。

(26)『マダムウェブ』:マーベルのスパイダーウーマンと言うにはちょっと切り口が違う。

(27)『デッドプール&ウルヴァリン』:マーベルファンが喜ぶ半おちゃらけワールド。

(28)『憐れみの3章』:ヨルゴス・ランティモス監督の3つのきもちわるいエピソードを並べた映画。エマ・ストーンもきもちわるいダンスをするし。

(29)『温泉シャーク』:暑海市の温泉の湯舟にサメが出現するしょーもない作品。でもこの作品はくだらなさが売りポイント。きっと熱海市は賑わっただろう。

(30)『聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団』:一流俳優たちがボケまくるWoops!な作品。
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