会津さざえ堂 (円通三匝堂)
せっかく会津磐梯方面に来たのだから、前から一度行きたいと思っていた「さざえ堂」を訪問。会津若松駅からなら歩いても30分くらい。いや歩いてないけど。標高314mの飯盛山に建っていて、白虎隊が自刃した地でもあり白虎隊の記念館や史跡もある。高さ16.5mのさざえ堂、正式には円通三匝堂(えんつうさんそうどう)と言うらしい。むずかしい名前だね。寛政8年(1796)に建立されたもので、見た目も変にひねくれ曲がっているが、上り通路と下り通路が交わらない独特の二重らせん構造をしている。
拝観料400円を払ってギシギシ音がする木造の坂道を上って行く。グルグル回って最上部に着くと、弧を描くように下り道が始まる。最上部は六角形がわかるような天井と、柱、壁の至る所に千社札が張り巡らされていてジブリの妖怪でも住んでいそうな雰囲気。今はメディアでよく話題になっていてみんな見慣れてしまっているが、初めて見たら外観の佇まいだけでも妖怪の棲家っぽく感じられる。坂道の途中も似たような景色が続いているだけだが、そこはかとなくワクワクするような探検感を味わえる。
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