企業からの仕事について考える。
生徒、個人との関係はとても優しいと思っています。ちょっとくらいいい加減でもいい、
ちょっとくらい我がままでもいい、そんな風に思いながら作家をしています。
企業との仕事としての関係は厳しい。すぎる位だろうか?
秋、ある企画会社から浦和○○丹にクリスマス企画で出展して欲しいという声があった。
お断りしたものの、熱意に傾き出展を決心。ところが最近になって首を傾げるところあった。
生徒の協力もあるので改めて、この企画について考えた。
私は作品も生徒もこのビーズ刺繍に関してはいい環境にあるべきだと思っています。
ですから色々な不安と不満と矛盾の中ではだめという決断に達し、
その企画会社ともまだ信頼関係も築いていなかったのかもしれないが、まぁ元々のゼロになればということで
色々材料を購入したこと、いろ~~~んなことを思えば痛手はあります、生徒にも迷惑を掛けました。恥ずかしいです。
私の創作哲学に沿った判断をし、迷いはなかった。創作哲学に至るまでには制作しながら何度も迷い涙を流した。
だからこそ私の考え方には忠実に判断することにしました。
ほどほどな断わり方よりきちんと正直な気持を告げて断ったところ、相手から夕方謝罪の電話を頂く。
色々とそこでも話をして私の作家としての考え方や仕事の進めかた、諸々ちょっとお説教も含めお話しをした。
企画会社からは今後も一緒に仕事をしたいという意志表示、私の方ではRay.の考え方に沿った仕事があればゼロから検討するという
事で話は終わる。でも最後に息子と同じくらいの若い営業マンには
「社会勉強だと思ってこれからも頑張って、きちんと謝罪の電話を頂いたことありがとうと言いますよ」と言った。
彼には、これを機会にクリエーターというもの、深い認識をしていただきたいと期待します。
もし企業様、お仕事で私に依頼を頂く場合、うるさい作家でありますがご了解お願いいたします。
また協力の声を掛けていただいた生徒さん、この度はお騒がせいたし申し訳ございませんでした。
ごめんなさい。早めに同じ機会が持てるよう駆けずり回りますのでその時はどうぞよろしくお願いします。
これからワインを飲みながら己の至らぬところ今後のプランについてゆっくり考えます。
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