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民放で一人気を吐くTBSの「報道特集」が2023年7月8日がまたどえらいスクープです。
5月26日に都内で行われた日本会議系の「新憲法制定議員同盟」が主催した
「安倍晋三名誉会長を偲び、新しい憲法を制定する推進大会」
という会議の準備を統一教会の「信者」たちが集団で呼びかけて行なっており、当日も参加だけでなく設営までしており、そこに岸田首相や麻生太郎自民党副総裁も参加したことをすっぱ抜いたことが大きな話題になっています。
この貴重な記録が、万一削除されてしまうと大変な損失なのでこの記事で記録しておきます。
憲法記念日、日本会議の改憲集会に「地獄逝こう」=自国維公が勢ぞろい(参加者は800人)。護憲派集会には2万5000人が参加し「憲法9条を掲げ、世界の市民とともに反戦平和の闘いに全力を挙げて取り組む」
それにしても統一教会に対してはうちのブログでは使わない「反日」という言葉を使って批判されることも多いわけですよ。
現に同じくTBSが7月3日に放送した「報道1930」の
韓鶴子総裁「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい」内部音声を独自入手「日本の政治は滅びるしかないわよね」旧統一教会
では、旧統一教会=「世界平和統一家庭連合」の教団の韓鶴子総裁が日本の幹部らおよそ1200人を前に、
「日本は特に第二次世界大戦の戦犯国だということ。原罪の国なのよ。ならば賠償すべきでしょう、被害を与えた国に」
「岸田総理や日本の政治家を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」
と言いまくっていたことが明らかになっています。
統一教会の顧問弁護士は評価額4億円の豪邸住まい。韓鶴子総裁と幹部はラスベガスのカジノ賭博に34億円散財。霊感商法と「信者」からの献金で幹部が贅沢三昧のエセ宗教は解散命令しかありえない。
こんな「反日」的なことを言われているのに、日本の右翼が統一教会と協力し合えるのが不思議と言えば不思議なんですが、改憲・家庭重視=家制度復活・女性差別・性的マイノリティ差別・軍国主義などなどこの両者の価値観がそっくり。
だから、この奇妙な連帯関係って「安倍三代」と言われる岸信介・安倍晋太郎・安倍晋三氏らが統一教会を推しに推していたころからのことで、彼らが一大改憲勢力になっているわけです。
自民党の「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合で「同性愛は後天的な精神の障害、または依存症」「性的少数者の性的ライフスタイルが正当化されるべきでない」などLGBTに対する差別文書が配布される!
今回の報道特集では、日本会議主催のこの安倍晋三氏追悼・改憲集会に、2021年に安倍氏がビデオメッセージを寄せてその殺害の動機になった統一教会のフロント組織である「UPF=天宙平和連合」(総裁は同じく韓鶴子氏)が、8つの関連団体から53人を大会に動員するよう呼びかけていたことが明らかになっています。
そして、この集会の当日は、統一教会・UPF・国際勝共連合の幹部が岸田首相ら国会議員が挨拶する直前に壇上で準備していたというのですから驚くじゃないですか。
そして、この統一教会の幹部は自民党と統一教会は関係を断ったんじゃないのかと聞かれて
「関係を断ったからと言って、大会に参加しちゃいけないというのはない」
と開き直っているんですが、ただの参加じゃなくて岸田首相らのお世話をするべく主催者側に回っているわけですから、自民党と統一教会の関係は断ったどころかズブズブのままなんですよ。
しかも国民民主の玉木代表、統一教会の世界日報に国会議員で一番よく登場した男・維新の馬場代表、公明党の北側副代表も参加していて、地獄逝こう=自国維公が勢ぞろい。
憲法知らずの橋下徹(弁護士)氏と三浦瑠麗(学者?)氏に、なぜ自民党と統一教会の関係を断っても信教の自由の侵害にならないかを解説する。「信者」の信教の自由は無制約ではなく、統一教会は宗教団体ではない。
さらに、この会議に出席していた自民党の国会議員って、安倍晋三首相の首相秘書官で安倍氏が参院比例選挙区の候補者に押し込み際に統一教会に票の取りまとめを依頼した井上義行参議院議員。、
そして、統一教会の名称変更を急に承認して「布教」を助けた下村博文元文部科学大臣とか、例の統一教会ズブズブメンバー。
安倍派の幹部で総裁候補の下村博文元文部科学大臣が、文科省が19年間却下してきた旧統一教会の名称変更を認め、霊感商法と高額寄付で信者を破産させる反社会的団体を延命させた。
下村博文元文科相が旧統一教会の名称変更疑惑に「文化庁や今の文科大臣がもっと丁寧に説明すべきだ」(呆)。恥知らずの下村氏はまさに安倍晋三氏の後継にふさわしい。
下村博文文科大臣が統一教会の名称変更を認める前後に安倍首相と8回も相談。違法で恣意的な運用をしていたのは統一教会の名称変更を許した安倍首相と下村文科相で、拒絶してきた前川氏ら文部省ではない。
【#安倍晋三が諸悪の根源】伊達忠一前参議院議長が、安倍晋三元首相に旧統一教会の票を依頼し、当選のお礼に統一教会のイベントに3回出席。安倍元首相は統一教会票の手配師だった(動画あり)。
そんな集会で、岸田首相が
「国際社会が歴史的な転換期を迎えているときだからこそ、私達は改めて憲法改正に強い思いを持って挑戦していかなければならない」
と改憲論をぶち上げているんですから、まさに自民党の改憲論って日本会議と統一教会の合作だとよくわかります。
というわけで、またも貴重な資料となったTBSの報道特集、是非じっくりとご覧になりお読みください。
岸田政権の統一教会被害者救済新法が創価学会の顔色をうかがい過ぎて被害者を救えない代物。全国弁連「本人が寄付を取り消せる要件が狭く家族に返ってくるお金も明らかに少ない。十分な救済ができない」
岸田政権が統一教会への解散命令を東京地裁に請求するかの決定を4月の統一選挙後に先延ばし。岸田首相は自民党地方議員への統一教会との関係調査も約束せず、統一教会と手を切る気がないのは明らかだ。
参考記事
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
自民党を支持・容認するということは、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を支持・容認することと同じだと、自民党の松野博一官房長官の逃げ腰コメントから改めて思った。
kojitakenの日記さんより
韓鶴子総裁「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい」内部音声を独自入手「日本の政治は滅びるしかないわよね」旧統一教会 (TBS NEWS DIG, 7/3)
今回記録保存のために全編ご紹介したTBSの報道特集って、この後ご紹介するようにYouTubeで無料で見られちゃうし、TBSが書き起こしをして記事にしていて、全部ず~~~っと無料で見られるんですよ。
いま、TBSだって自分のところの番組を自社の配信サービスのコンテンツにしたりサブスクに売って利益を上げてるのに、この報道特集の太っ腹というか、絶対に世間に知ってほしい・訴えたいという意気込み感じられてが素晴らしいです。
まず、文化庁が統一教会の解散命令請求を東京地裁に出す、それと並行して自民党と統一教会の癒着を断つ。
TBSがこれだけ頑張っているのですから、我々有権者もそれに応えて頑張りましょう。
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旧統一教会の信者に送られた“ある文書”
2023年5月26日、都内で行われたのは・・・
「安倍晋三名誉会長を偲び、新しい憲法を制定する推進大会」
安倍元総理に黙祷を捧げた。大会を主催したのは、自民党を中心とした超党派の議員らからなる「新憲法制定議員同盟」。開会の辞として、議員同盟の名誉顧問、自民党、麻生太郎副総裁のビデオメッセージが流された。
出席者には、下村元文科大臣や中谷元防衛大臣といった大臣経験者、参議院議員の井上義行氏の姿もあった。他にも、各党の幹部が出席し、挨拶が行われた。
そして・・・
番組はこの大会に関する“ある情報”を、事前に入手していた。
「今年も摂理機関本部関係で50名の動員を行うこととなりました」
「UPF=天宙平和連合」が、8つの関連団体から53人を大会に動員するよう呼びかけていた。UPFは、安倍氏が生前(2021年)、ビデオメッセージを寄せた団体だ。
「摂理機関本部関係で50名、第一地区から200名の動員を行う」
2019年4月に開かれた大会でも・・・
【信者に送られた文書】
「この度、家庭連合ならびに摂理機関に対して、1JK(地区)で150名、摂理機関からは30名の参加が願われています」
私達が入手した過去4年間の文書だけでも、旧統一教会ならびに関連団体が大会に多数の動員を掛けていたことが分かった。
実際に信者らは参加していたのか?今年の大会を見た現役信者は・・・
「あ、この人!教会の教会長ですね」
「ちょっと待って下さい、早速・・・」
大会が始まる1時間前から会場にいた1人の人物。
現役信者
「UPFの事務局の人だと思います」
UPF幹部の男性だ。
「今、案内してますよね、この人。案内されている人はUPFに関わりのある人で、(UPF)事務局の人が見つけて誘導するっていうシーンだと思いますね」
他にも・・・
現役信者
次々と教団関係者が会場に姿を現す。
「あ、この人!教会の教会長ですね」
「あ、彼!この人も本部関係の人です」
文書にはなかった関連団体、勝共連合からも・・・
現役信者
「ちょっと戻してもらっていいですか?この3人並んでるじゃないですか。多分、勝共(連合)の人です」
さらに、総理ら国会議員が挨拶する直前に壇上で準備していたのは、UPFの幹部だ。
現役信者
「こんなところにいますもんね。壇を直してる。普通やらせないでしょう?いくらボランティアって言っても。だって爆弾を仕掛けられたりするから、相当信頼があるってことです」
会場の準備を手伝っていたUPFの幹部に話を聞いた。
UPF幹部「手伝っちゃいけないですか?」
記者「色んな方を案内されていましたよね?」
UPF幹部「いい席で、せっかくだから座っていただきたいなっていう気持ちがありますよね」
記者「どこから動員をかけられるとかって、あったんですか?」
UPF幹部「ノーコメントで」
UPFの幹部は、大会には「個人で参加した」という。
岸田総理が「関係を断つ」と表明している中、政治と関わることについて・・・
記者「ないです。ただ、普通に聞いているだけじゃなくて、壇上で机を並べたりとか、運営側として見えるので・・・」
UPF幹部「でも1個人で、手伝っちゃいけないですか?」
記者「いや、いいですけど。総理のマイクを1個人で手伝えるものですか」
UPF幹部「あの・・・手伝ってほしいって言われたから」
記者「誰から頼まれたんですか?」
UPF幹部「それは私の下です。頼まれて。だから、運営している人たちじゃないですか。『ちょっとあなた手伝ってね』って」
記者「運営している側っていうのは、具体的に議員同盟の方? 」
UPF幹部「そこまで答える必要ないです」
おととし、柳本氏は、旧統一教会の関連団体「UPFーJapan」の議長を務める梶栗正義氏と一緒に写真に収まっていた。さらに、現職の議員だった2018年、埼玉で行われた韓鶴子総裁が出席した大会で挨拶をしていた。
新憲法制定議員同盟事務局長 柳本卓治元参院議員
「平和な愛ある家庭の実現のために共に頑張ることをお誓い申し上げまして、ご挨拶といたします」
柳本氏にUPFの信者がいたことについて聞いた。
政治家は旧統一教会との関係を断てたのか?
記者「天宙平和連合っていうUPFですね」
柳本氏「なんですかUPF?」
記者「実際そのUPFの方が(会場に)いたりとか、それについてはいかがですか」
柳本氏「それは私の関知しないところです」
記者「旧統一教会の関連団体の方がいたみたいな話は聞いた?」
記者「テーブル(の位置)を変える時、設営の手伝いとか」
柳本氏「それはないでしょう。お願いしていませんし」
「自民党は関係を断つという方針だが」と問うと・・・
記者「来年も大会を行われると思いますけども」
柳本氏「もしそういうことであるのだったら、精査していかなければならないと思います。真剣に憲法改正ずっと、私自身50年来やっている話ですから」
5月26日に行われた憲法改正を推進する大会で、来賓挨拶をした岸田総理。旧統一教会関連団体の信者が動員され、会場準備を手伝っていたことについて事務所が回答した。
お尋ねの事実については承知しておりません。
本大会を主催した「新憲法制定議員同盟」は、旧統一教会の関連団体であるとは認識しておりません。
今後の対応については・・・
【岸田総理の事務所からの回答】
会合等への参加については、活動の社会的相当性が懸念される組織・団体からの不当な政治的影響力を受けることとならないか等の観点から、会合等の主催者やテーマを確認することが重要であると考えております
また、登壇した議員全員が「信者の動員や会場準備の事実を知らなかった」と回答。自民党の新藤義孝氏は「スタッフ全ての属性を把握することは困難だが、今後も疑念を持たれないように努めたい」と、古屋圭司氏は「ご指摘が事実なら今後は出席しない」と回答した。
公明党の北側氏、日本維新の会の馬場氏、国民民主党の玉木氏は、主催者が「新憲法制定議員同盟」であったことが出席の理由だとした。その上で、今後どうしていくかについては、このような回答を寄せた。
【3議員からの回答】
北側氏「問題ある団体との関わり 慎重に対応」
馬場氏「主催者を見た上で出欠を判断」
玉木氏「可能な限り調査 注意していく」
世界平和統一家庭連合は「特定の政党や候補者及び政治家と組織的に、お付き合いすることはございません」と回答した。
金平茂紀さん降板で、この番組も終わったと思っていたのですが、なかなか頑張ってますね。
今や、地上波で唯一の良心的でまともな報道番組でしょう。
岸田自民どころか、国民民主の玉木、維新の馬場、公明の北側のカルト3兄弟も勢揃いしていたのには笑ってしまいました。
地獄逝こうの自国維公。
この連中は日本を滅ぼすカルト集団ですよ。