Re:Start ~それでもまた歩き出す~

鬱持ちのアラフォーが、日々の生活を綴ります。
いつかまた家族と暮らせる日を夢見て…

20年越しの来店、感動の味。

2024-12-08 19:03:34 | 日記

こんばんは、cathyです。

 

今日は、少しさかのぼって、この前一人でお蕎麦屋さんに行った、その後の話。

近くに少し有名な珈琲店があったので、そこにも寄り道してきました。

実はこのお店、cathyが中学生の頃からずっと行きたいと思っていたお店でした。

中学の同級生に、このお店のウインナーコーヒーとチーズケーキが美味しいよ、と教えてもらったのです。

中学生にして珈琲店に行き、ウインナーコーヒーを味わう。

なんて大人なんだろう。

そういう憧れの気持ちと共に、珈琲店の名前はcathyの中にずっと焼きついていました。

でもなかなか行ける機会もなかったのですが、今回お蕎麦屋さんの周辺を検索していると、あ!あのお店だ!と発見。

そして20年以上の時を経てようやく初来店となったわけです。

 

珈琲店というからには、ジャズかクラシックが低く流れ、店内は静けさに満ちている・・・というイメージでしたが、行ってみたら全然違いました。

おばちゃん?おばあちゃん?のグループだらけ。ここはサロンか。

カウンターの一番奥だけ空いていたのでそこに座らせてもらったのですが、ガヤガヤとまぁ~にぎやか。

これは・・落ち着いて味わうことができるだろうか・・・不安。

メニューを見ると、ウインナーコーヒーもチーズケーキもありました。

かなり年月が経っているのでメニューも変わっているかもしれないと思っていましたが、それだけ人気のメニューで受け継がれてきたのかな、と思うと、期待も高まります。

もちろんこの2品を注文。

メニューのウインナーコーヒーのところには「混ぜずにお召し上がりください」と書かれています。

cathyは、コーヒーはブラックではなく、砂糖を入れて甘くしたい派なのですが、これどうしたらいいんだろう・・?

疑問に思いながらも、尋ねるのもなんだか恥ずかしく、店内をキョロキョロ。

カウンターからは、コーヒーを淹れている様子がよく見えます。

手際よく、でもとても丁寧に作業しておられます。

しばらくして、セットが届きました。

トロリとしたクリームの乗ったウインナーコーヒーと、ベイクドタイプのチーズケーキ。

コーヒーには、スプーンこそ添えられているものの、砂糖は添えられていません。

これはブラックで飲むものなのか、きっと。

そう一人で納得しながら、そっと一口。

・・・。

なんじゃ、こりゃあ。

ひっくり返るほど美味しかったです。

ウインナーコーヒーというものはこれまでも飲んだことがありましたが、これは全然違う。

クリームが、少し固めにホイップしてあるんです。

口に含むと、その固めのクリームが、あたたかいコーヒーと合わさって、口の中でフワッと溶けるんです。

もう、その口の中で溶ける感覚が、味も香りも食感も相まって、五感に訴えかけてくる美味しさ。

そしてコーヒー、少し砂糖が混ぜてありました。

ちょうどいい甘さ、ちょうどいい苦さ。

cathyはいわゆる「違いのわかる大人」では全然ないのですが、それでも、

コーヒーという飲み物にここまで感動したのは初めてです。

チーズケーキも絶品でした。

どっしりとしたコクがあって、甘さも、それこそコーヒーのセットにちょうどいい。

どちらもゆっくり味わいたいと思いながら、あぁ手が口が止まらない。

 

いや~、本当にいい時間でした。

珈琲店で、こんなに感動と癒しをもらえるとは。

教えてくれた同級生とは今はもうまったくの音信不通ですが、どこかで会うことがあったら、あのお店に行ったよ!本当に美味しかったよ!と心からの感謝の気持ちを伝えたいです。

 

ちなみに後日談ですが、先日母と会った時にもこの珈琲店に行きました。

この時にも同じセットを注文したのですが、この日は、ん、普通に美味しい、という感じでした。

前回は最初だったからこその感動が加味されたのかもしれませんし、前回と今回はウインナーコーヒーを作ってくださったスタッフの方が違っていたので、もしかしたら、作り手によって微妙な加減が変わってくるような繊細な飲み物なのかもしれません。

cathyとしては、最初の感動が忘れられないため、ぜひまた行ってみたい、そしてウインナーコーヒーとチーズケーキを味わいたい、と思っています。

 

素敵なお店の訪問記、やっと書けました^_^

明日からはまた1週間の始まりですね。

皆様にとっても素敵な1週間になりますように。

くれぐれも風邪などひかれませぬようご自愛ください。

 

では、また。


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