大体、日本を駄目にした小泉純一郎にロジカルシンキングができたか?
大体、竹中平蔵にロジカルシンキングができているのなら何故小泉純一郎について行ったのか?「小泉政権に反対する人間が抵抗勢力」と言っているような総理大臣にロジカルシンキングができるのか?それができない人間について行って大臣にまでなった奴にロジカルシンキングができるのか?いや、ロジカルシンキングが出来ない「軽い神輿」だから担いだのか。それと大学進学率が低いのは完全に自民党のせい。竹中平蔵が出てくる前は大学の数を増やしてでも大学出を増やす努力をしていた。上記の記事では大学が劣化したかのように書いているが現実は違う。今の若者には全く理解できないだろうがIT革命以前は「膨大な事務作業」を如何にこなすか?という問題が常にあって今では書類をネットで送るだけで済む話が、昔は役所の総合案内で順番待ちをし、更に書類を総合案内窓口でチェックしてもらった後で二階の建設部で書類を見てもらって別館の都市整備部へ行った後、水道局でも申請書類を出し、一階で収入印紙を購入し再度総合案内窓口に行き、最後に建築部に書類を出して終了、とか書いているだけでも良く判らない要らない業務を山ほどこなさねばならなかった。それは日本だけじゃなく世界中がそうで、日本の企業はそういう膨大な手間を適切に処理するのが上手だったが、その作業は頭を使わない、むしろ使って考え出すと収拾がつかなくなる(苦笑)。でも今や膨大な事務作業は当時に比べれば要らなくなり、社会で必要とされる能力も大きく変わった時に教育システムがその変化について行けなかった。それを「劣化」という抽象的な言葉でしか表現できない奴が教育を語るな、と言いたい。大体人材劣化というが、「日本的労働」の中で人材を育てていくというやり方が通用しなくなった後の教育システムを考えずに非正規雇用を増やして人件費を抑える形で安い労働力を増やすばかりで研究開発も企業努力もしない企業ばかりにしてしまった人間がどの口で「人材劣化」と言えるのだろうか?自分の責任をあたかも今の社会が悪いかのようにして逃げ回るのは卑怯卑劣の極み。無責任である。そんな奴に記事を書かせるメディアも無責任だが。