プロ野球キャンプイン

　2011年のペナントレースへ向けプロ野球の各球団が2月1日からキャンプインしました。各球団のキャンプ地は以下のようになっています。

◆福岡ソフトバンクホークス
　生目の社運動公園（日南市）

◆西武ライオンズ
1軍：南郷スタジアム（日南市南郷町）
2軍：高知県立春野運動公園野球場（高知市）

◆千葉ロッテマリーンズ
1軍：石垣市中央運動公園野球場（石垣市）
2軍：薩摩川市内綜合運動公園野球場（薩摩川市）

◆北海道日本ハムファイターズ
1軍：名護球場（名護市）
2軍：くにがみ球場（国頭村）

◆オリックス・バッファローズ
1軍：宮古島市民球場（宮古島市）
2軍：下地球場（宮古島市）

◆東北楽天ゴールデンイーグルス
1軍：久米島野球場（久米島町）
2軍：仲里野球場（久米島町）

◆中日ドラゴンズ
1軍：北谷野球場（北谷村）
2軍：読谷平和の森球場（読谷村）

◆阪神タイガース
1軍：宜野座村野球場（宜野座村）
2軍：安芸市営球場（安芸市）

◆読売ジャイアンツ
　宮崎県総合運動公園（宮崎市）

◆東京ヤクルトスワローズ
1軍：浦添市民球場（浦添市）
2軍：八重瀬町東風平運動公園野球場（八重瀬町）

◆広島東洋カープ
1軍：沖縄市野球場（沖縄市）
2軍：日南市総合運動公園野球場（日南市）

◆横浜ベイスターズ
1軍：宜野湾市立野球場（宜野湾市）
2軍：嘉手納町営球場（嘉手納町）


　普段であれば比較的温暖な地域がキャンプ地となっていますが、寒波の影響もあり寒いところもあるようです。寒いとなると怪我が心配ですね。
　北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が連日騒がれています。新人なのに大変気の毒です。せめてキャンプの調整くらいまではプレッシャーなく、野球できる環境をつくってあげて欲しいです。
　また、巨人には2年ぶりの日本一奪回に向けて実りあるキャンプにしてもらいたいと思います。

NPB 2011年シーズン日程

　10日ほど前になりますが、日本野球機構（NPB）より2011年の試合予定が発表されました。

・開幕戦
　セ・パともに3月25日（金）
・日本生命セ・パ交流戦
　5月17日（金）～6月19日（日）
・日本シリーズ
　10月29日（土）第1戦
　※第1戦はパ・リーグチームの本拠地球場


　開幕戦のカードは以下のようになっています。
・セ・リーグ
　　巨人‐横浜
　　東京ヤクルト‐阪神
　　中日‐広島
・パ・リーグ
　　北海道日本ハム‐西武
　　千葉ロッテ‐東北楽天
　　福岡ソフトバンク‐オリックス

　2010年日本一のロッテは新生・星野楽天との開幕戦となりました。ロッテにはもちろん勝っていただかなければなりません。ただ、楽天の選手は応援してますよ。後は御想像にお任せします（笑）

　そして、巨人は横浜とのカードになり、続いて広島・中日・阪神の順で対戦します。まずは今年Bクラスのチームからとの対戦ですので、そこで勢いをつけて中日・阪神に勝ち越して欲しいですね。中日・阪神戦はローテションも2順目になりますし、投手陣をどこまで立て直せるかがやはり鍵になると思います。

MVPはセ・パともに和田

　日本野球機構（NPB）から2010年ペナントレースの表彰選手が発表されました。
　最優秀選手賞（MPV）にはセ・リーグが和田一浩外野手（中日ドラゴンズ）、パ・リーグが和田毅投手（福岡ソフトバンクホークス）が選出されました。例年通り優勝チームからの選出です。
　MPV・最優秀新人（新人王）及びベストナインは以下の通りです。



　一見して優勝チームからの選出が少ない気がします。セ・パともに大混戦だったことも影響しているのでしょうか？


　シーズンオフになり野球関連の話題が少なくなりますが、日本・メジャーともにこれからはスト－ブリーグの時期になります。
　FA権を行使する（予定の）選手は11選手とのことです。投手陣の補強が急務となっている巨人ですが、この件に関してはあまり話題に上らないと思います。FA権行使の選手は野手が多いですしね。
　個人的なストーブリーグ最大の注目事項はなんといっても松井秀喜の移籍ですね（さんざん日本の話をしてきて最後がメジャー関連というのも締まらない感じですが…）。

日韓クラブチャンピオンシップ2010

　野球シーズンの締めくくりとなりつつある（？）日韓クラブチャンピオンシップが今年も東京ドームで行われました。出場チームは日本が千葉ロッテマリーンズ、韓国がSKです。過去の5回（日・韓・中・台によるアジアシリーズを含む）はすべて日本からの出場チームが勝利をおさめ、今年もロッテが勝利しました。

SK　000 000 000 | 0
ロ　 020 010 00×| 3
勝利：唐川
敗戦：門倉
セーブ：小林宏

　韓国球界で復活した門倉もやはり日本球界では通用しないのでしょうか（レベルの問題ではなく、野球のスタイル的な意味で）。因みにSKは主力選手がアジア大会に出場中のため、まったくもってベストメンバーではないようです。そもそも日韓クラブチャンピオンシップがガチンコ勝負というより交流戦のようなイメージですしね。

　来年からは、日本・韓国・中国・台湾の各リーグ優勝チームによるアジアシリーズが再開されます。もっとも、実質的には日韓の戦いになると思います（笑）。

　どうせならメジャーのワールドチャンピオンと日本一のチームが対戦してほしいなと思います。負けたらベースボールの最高峰を自負するMLBの威信にかかわるので絶対実現しないでしょうけど…。

日本一はロッテ

ロ 200 130 100 001 | 8
中 312 000 001 000 | 7

　千葉ロッテマリーンズが7戦4勝2敗1分で5年ぶり4度目の日本一となりました。
　シーズン3位からの日本シリーズ制覇はもちろん初めてです。クライマックスシリーズでは2位の西武、1位のソフトバンクを破り、そして日本シリーズではセ・リーグ1位の中日を破り、まさに「史上最大の下剋上」となりました。
　今日の7戦目は、内のピッチングがなにより印象に残っています。6~8回をほぼ完璧に抑えていました。あのまま小林宏が9回を抑えていれば…
　それにしても本当に延長戦の多いシリーズでした。決定力に乏しいとも言えますが、決定打を防いだ両チームの投手陣が良かったのだと思います。

　余談ですが、試合の途中から中日の大島がシルシルミシルのAD堀君に似てるなと思って気になって仕方ありませんでした。

　さぁ、来年は巨人が2年ぶりに日本一奪還を!

最長試合記録

ロ 100 000 010 000 000 2
中 100 001 000 000 000 2

　2010年日本シリーズ第6戦は、61年の歴史をもつ日本シリーズの最長試合記録を更新しました。
　試合時間は実に5時間43分…
　とんでもない試合でした。こんなに拮抗した試合を見たのは初めてです。
　ロッテの方がフォアボールやバントミスが多かったので危ないなと思って見ていましたが、中日がこれほどサヨナラのチャンスをものにできないとは予想だにしませんでした。
　今年はペナントもセパ両リーグとも最後の最後まで大接戦でしたし、何かそういう廻りあわせの年なのかも知れません。
　途中からどちらのチームが凡退しても残念がってしまい、どちらを応援しているのかわからなくなりました。そもそもどちらかでも応援してたっけ…？

　日本シリーズは先に4勝をしたチームが優勝・日本一となりますので、引き分けの場合は当然再試合となります。今日の試合ではどちらも勝ち星を得ていないため、条件は今日の試合開始前と同じ状況のままで明日以降のゲームが行われます。

　最後まで見届けた皆様お疲れさまでした。

プロ野球2010個人タイトル

　今日から日本シリーズが始まりました。
　中日とロッテのカードなので、巨人ファンとしてはどっちが勝っても構わないのですが…
　それにしても日本シリーズ初戦ですらテレビ中継がないとは…

　とりあえずペナントは終了しているため、個人タイトルをまとめてみました。

　最優秀選手賞（MVP）・新人王・ベストナインは11月18日のプロ野球2010コンベンションの際に発表されます。

　今年はいろいろな記録が生まれました。いま思いつくものを挙げても、
・マートン、シーズン最多214安打
・青木、初の2度目のシーズン200安打
・西岡、猛打賞シーズン27回
・ラミレス、8年連続100打点
・脇谷、15試合連続得点
・浅尾、25試合連続ホールド

　ただ、セ・リーグの最多勝と最多奪三振、パ・リーグの最多本塁打があの数字というのは少し寂しいですね。

　因みに今日の日本シリーズ初戦はロッテが5-2で中日をくだしました。

プロ野球 2010年ドラフト会議

　犬の件ですっかりどうでもよくなっていましたが、昨日プロ野球の2010年ドラフト会議がありました。

　各球団の1位指名選手は以下の通りです。

セントラル・リーグ
中日ドラゴンズ：大野雄大（佛教大）
阪神タイガース：榎田大樹（東京ガス）
読売ジャイアンツ：沢村拓一（中央大）
東京ヤクルトスワローズ：山田哲人（履正社）
広島東洋カープ：福井優也（早稲田大）
横浜ベイスターズ：須田幸太（JFE東日本）

パシフィック・リーグ
福岡ソフトバンクホークス：山下斐紹（習志野高）
西武ライオンズ：大石達也（早稲田大）
千葉ロッテマリーンズ：伊志嶺翔太（東海大）
北海道日本ハムファイターズ：斎藤佑樹（早稲田大）
オリックス・バッファローズ：後藤駿太（前橋商高）
東北楽天ゴールデンイーグルス：塩見貴洋（八戸大）

　「ビッグ３」と言われた選手たちですが、中央大学の沢村は巨人の単独指名で抽選を経ずに交渉権獲得。早稲田大学の大石は阪神・広島・横浜・西武・オリックス・楽天の6球団が指名し、抽選の結果、渡辺監督が昨年の菊池雄星（花巻東高校）に続いて2年連続で当たりを引きあてました。そして、「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹はヤクルト・ソフトバンク・ロッテ・日ハムの4球団が指名し、抽選の結果、日ハムが交渉権を獲得しました。マー君と同じパ・リーグになりましたので、斎藤vs田中がプロ野球でも見られることになりそうです。
　今年の夏の甲子園決勝で沖縄・興南高校と決勝で対戦した東海大相模の一二三（ひふみ）は阪神の2位指名となりました。島袋は中央大学に進学です。

　投手陣に泣いた巨人は、先発として即戦力No.1と言われる沢村の獲得に成功しました。これを投手陣再建の足がかりとしてもらいたいです。

　気が早くて申し訳ないそうですが、来年のドラフトの注目選手として、東海大学の菅野投手が目玉に挙がっているそうです。原監督のおいでもあることから、来年の巨人の1位指名は菅野投手が有力視されています。

巨人反省会

　セ・リーグの日本シリーズ出場チームは中日となりました。最後に打たれた久保を母親がボロクソに言っていましたが、今シーズンフル稼働してきた訳ですから私は責める気になれません。

　巨人が今シーズン優勝できなかった理由をここ2，3日あれこれ考えてみました。
　よく言われる先発陣の不調が、根本的な原因であるとことは間違いないでしょう。来季の強化ポイント（移籍による補強、生え抜きの育成問わず）もそこが挙げられていますし。
　ただ、個人的に思うのは、尾花投手コーチ（今季から横浜監督）を手放したことが一番大きかったのではないかということです。去年と明らかに違い、先発が打たれると即座にピッチャーを交代していました。一言でいえば我慢がなかった。あれでは、先発投手が中途半端になるだけではなく、中継ぎにもしわ寄せがきて結果的に先発・中継ぎ両方で打たれる状況になってしまいかねません。継投のカギを握るのはやはり投手コーチでしょうから、上手く回していた尾花コーチがいなくなったのがやはり大きいと思います。投手陣の立て直しについては、コーチ陣の面からも必要でしょう。

　そして来季は、投手陣を建て直して優勝・日本一を奪還してほしいと思います。ただ課題だらけです…。投手だけの問題でもこんなに思いつきました。
・内海の不調、東野の失速
　巨人の順位に比例して両投手が調子を落とし、2軍落ちもしました。最低限ローテーションを守って、安定した投球が求められますね。
・左投手不足
　山口の先発転向は無理だろうと思っていましたが案の定失敗しました。それ以上に誤算だったのは藤井ですね。高橋尚成よりいいだろうと思っていたのですが…
・クルーン大誤算
　元々よくないのは知っています。でも予想の遥か上をいきました…。うれしい誤算として久保が良かったので来季は、守護神：越智、セットアッパー：山口＆久保でいいんじゃいかと思いました。ただ、久保は先発でもいけますからコマ不足解消のため先発にまわす…？
・グラとオビスポ
　去年は2人で15くらい貯金をつくりました。流石に今年はそんなには無理だろうと思っていましたが、ここまで機能しないとは…

　あと野手ですが、
　一発打線すぎませんか？30本以上だけで4人もいますし…。坂本も1番バッター向きじゃないと前から思っています。彼は3番か5番がベストでしょう。まぁ、確かに小笠原・ラミレス・阿部で盤石ですが…。選手は文句なしですから、チャンスでの貧打をなくすことですかね。
　というわけで、シーズン終了直後にもかかわらず勝手に来季オーダー作ってみました。
　1 中 松本
　2 二 脇谷
　3 三 小笠原
　4 左 ラミレス
　5 遊 坂本
　6 捕 阿部
　7 右 長野
　8 一 高橋

　とりあえず推したいのは、松本の1番と坂本のクリーンナップ、8番に長打力のある選手の起用です。あと亀井君どうするかね…？



　今年に限ったことじゃないですが、野球中継が少なすぎですよね…。来シーズンまでに日テレＧ＋かスカパーを考えましょうか…

ロッテ 初の3位からの日本シリーズ進出

　パ・リーグのクライマックスシリーズ（以下「CS」）・ファイナルステージ第6戦で千葉ロッテマリーンズが福岡ソフトバンクホークスを7-0で破り、6戦合計4勝2敗（ソフトバンクのアドバンテージを含めると4勝3敗）として日本シリーズ進出を決めました。

　シーズン3位からの日本シリーズ出場はもちろん史上初、また、CSファイナルステージでシーズン優勝チームに1勝のアドバンテージが導入されて以後、2位以下のチームが日本シリーズに出場するのも初めてとなります。

　セ・リーグはこれからCSファイナルステージが始まりますが、こうなると3位に終わった巨人にも俄然頑張ってもらいたいものです。因みにセ・リーグのCSは過去3度ありますが、ファイナルステージに関しては3度全て巨人対中日で4度目の今年も同じ組み合わせとなりました。過去の3度のうち2度は巨人がファイナルステージを制していますが、実際のところアドバンテージを除く対戦成績だと5分5分くらいです。もっとも今年は中日にアドバンテージがあるため巨人にとっては相当厳しいと思います。




　野球関連で、

　北海道日本ハムファイターズのダルビッシュが日本球界に残留するようです。以前、移籍決定的な記事の投稿をしてしまいましたが、残留してくれて嬉しいところです。
　結局今年も野球を見に行きませんでしたが、いい加減来年は行きたいと思います。とくにダルビッシュが今後メジャーへ行くことがあるならその前に是非見ておきたいところです。