半身麻痺の状態で日々を楽しんで前進している片平智子のブログ

2011年に、左半身麻痺になり数多くの葛藤も乗り越え、本当に好きな事をやりながら、日々を楽しんでいるブログです

言葉を越えた愛を感じる ~禅カウンセリング~

2010-11-03 23:40:48 | 禅カウンセリング(愛とエゴ)

今日は、東京での禅カウンセリング初級を終了しました。


キネシオロジーから生まれた禅カウンセリングですが

私の講座の中で一般の人が一番使いやすくて

役に立っているのではないかと思います。


テクニックとしては超簡単だし

使おうと思えば、相手に了承を得なくても

すぐに使え

そして、何より相手に役立つ


受講生の方のシェアーを聞く度に

本当に凄いなぁ~と驚きます。


姉、弟ともに医師をされている方たちの話

最近、弟さんの診療をお姉さんが見学することがあって

患者さんの話をずっと聞いている弟さんを見ていて

なんか今までとは違う

と感じ、「どうしたの?」と聞いたら

禅カウンセリングを学んだ

と言ったそうです。

良かったよとお姉さんにも勧められ

今回はお姉さんが受講され、弟さんも再受講されていました。


多くの医師は、

患者さんに対して、話を聞く体制ではなく

とにかくアドバイスをすることが多いのに

弟が患者さんの話しをアドバイスもしないで

ずっと聞いているのが不思議だったのですよね~


とおっしゃるお姉さんの言葉が印象的でした。


医療現場は忙しくて、3分診療なんて言われているのに

ドクターが病気の相談に訪れた患者さんに

禅カウンセリングをしてくれるなんて・・・


本当に嬉しく、一番使って欲しい現場ですよね。



2人の女の子の母Fさんの話

1日目終えて出た宿題「5分間相手の話を聞く」

という内容をご自分なりに実践され


毎日10回くらいは「片付けなさい。明日の準備をしなさい」

と言ってもやらないお子さんに

禅カウンセリング初日の夜は

「明日の準備はしたの?」と静かな口調で3年生の娘さんに

1回だけ言ったそうです。

それ以上何も言わなかったら

自ら片付けを始めたそうです。


口うるさく言っているのは

子供を愛しているし、ちゃんと育って欲しいし

自分も両親に口うるさく言われて

以前は嫌だったのだけど

今は言ってもらえて良かったと思えるから・・・


本当にそうですよね。

口うるさく言うことも、好きなようにさせてくれるのも

親が子供を愛するからこその行動や言動です。


愛されているということは

愛されていないということは

愛しているということは


自分の親の行動から基準を得てきているように思います。


どの愛が正しいはなく

ただ

愛している表現が上手だったり下手だったりしているように思えます。


私は禅カウンセリングで

もう一つの「愛」を学んだ気がします。


うなずきながら、ただ話しを聞くということです。


「ただ」ということに愛のパワーがありました。


理屈では決して理解できない禅カウンセリングです。

数回再受講してもまだまだ理解できていませんでした。


理屈ではなく、体験のみが教えてくれました。


初級講座の中で禅カウンセリングを経験するのは

今回で10回以上になっていると思います。

今回も新たな気づきの感覚をまた積み重ねました。


禅カウンセリングを作られた石丸先生に

悟りのプロセスにおける

禅カウンセリングの位置は?と先日お聞きしたところ

お返事をいただきました。


何かのご都合でお返事は英語だったのですが・・・

シンプルに書いてくださった英語でのお返事が

その理解を深めるように思えました。


Hello

All of my work is connected with enlightenment.

Zen Counseling is the most difficult process to enlightenment, because we need to deal with language.

Enlightenment is beyond language.
Meditators try their best to avoid focusing language.
It is a easier process to focus on breathing, for exapmle.

Zen Counseling is a process to face language directly and go beyond it.
It is the most difficult process.

Once you can use language for meditaion, you can have a social life.

With love

Dharma


悟りのプロセスに瞑想がありますが

瞑想は確かに、呼吸に意識を向ける方が意識も集中できますし

楽ですよね。


しかし、禅カウンセリングは言葉を使います。

それも、日常のストーリーを話す言葉です。

言葉を使いながら、話をしながら

その言葉を越えていくプロセスを

講座で体験できるワークの内容になっています。


その言葉を越えたとき

内側から静かで深く巨大な愛が見えてくるのですよね~

その瞬間、何故か涙が止まらない;;;

歓びに溢れる感じです。


禅カウンセリングのワークは

体験さえ積んでいけば

どの人もその素晴らしい経験を得れる

本当に本当に素晴らしいワークです。


今年最後の禅カウンセリング講座中級コースが

11月21日(日)、23日(祝)、東京で開催されます。


初級を受講されている方のみの受講ですが

今まで中級を受講された方も

ぜひぜひ再受講をオススメします。


ホント脳の使い方がかわるのですよね~












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分子整合栄養学 金子塾応用編講座

2010-11-03 00:29:03 | 分子整合栄養学(病態改善)

分子整合栄養学の応用編を1泊2日舞浜で受講してきました。


確かな栄養の知識を学びたくて、5年くらい探し

やっと出会えた栄養学です。


様々な栄養学が世の中にはありますが

ノーベル賞を2度も受賞したライナスポーリング博士が


40年前から提唱していた分子整合栄養学が

私にはとても衝撃で、

「これを知りたかった!」と喜びに溢れました。


先月参加したキネシオロジー世界大会で

講演されたカナダのサビーナさんが


ご自分の講演の時に

 「栄養の足りないクライアントに対して

  いくらキネシオロジーを使っても決してバランスされない
  
  栄養はとても重要」


というようなことをおっしゃっていて

もしかして、分子整合栄養学をご存知なのでは?

と思い聞いてみたら


「カナダの精神科医ホッファー博士に分子整合栄養学を学んでいました」


とおっしゃっていました。

「ホッファー先生はとてもとても素晴らしい先生だった」

と大絶賛されていて、凄く嬉しかったです。


ホッファー博士は、

ライナスポーリング博士と一緒に

分子整合栄養学を世の中に伝えてきた方で

私もカナダに行った時にお会いしました。


その博士たちを師として日本に分子整合栄養学を

26年前から伝えて来られている先生が金子先生です。


金子先生のもとで学び始めて私は9年目になります。


今回の応用編講座は、

悪性腫瘍・貧血・糖尿病

病態を通して、様々な栄養素と生化学をみっちり学びました。


新しく書き直された教科書が

また素晴らしい内容で、

今後も困ったときに助けになってくれそうな内容でした。


病気を克服していこうとしている人に対して

今後の治療方法を選び、乗り越えていくためには

正しい知識と寄り添う心を持ったサポーターが必要


と金子先生は何度もおっしゃっていました。


私も患者自身が、自分の納得いく選択をすることが

本当に大切だと、経験を通してつくづく感じます。


患者にとって

正しい選択、正しい治療というのは何もなく

自分が本当に望んでいることを

明確にし、実行することが必要です。


病気になるということは

今までの生き方、生活習慣、考え方を

見直し、改善しなくてはいけないサインでもありますよね。


とにかく、ガンさえなくなれば、糖尿病の数値さえ落ちれば

ではないのです。


その視点で治療している現状

悪化しているケースも多々あります。


しかし、生化学に基づいた分子整合栄養学の治療は

とても大きな成果を出しています。


治療方法の選択は、患者自身の知識向上が要になってきます。


治療方法以外に、自己ケアとして

日常生活の見直しも必要です。

今までの生活に、何かしら気づき、改善することが大切ですよね。


生活習慣、物事の考え方を変えて

体がどう変化しているか?を

指標としてみていけるのが血液検査です。


金子先生が教えてくださる血液検査の見方は

病態を改善するためのオリジナルな基準を持っています


その血液検査データーの変化をチェックできることで

自分のケアの方向性も見えてきます。


こんなオリジナル基準で血液をみれるのも

26年間集積された、もの凄い数の血液検査の

エビデンスのおかげです。


今回、子供と高齢者の血液検査の重要性も感じました。


自分の夢や目標に向かって

健やかな生活を送っていくためには

健康を自主管理していく新しい視点が

益々必要になってくるとあらためて思いました。


分子整合栄養学が、これからの治療現場でたくさん使われていって欲しい

と心から願います。



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