大事なアルバムだからこそ…誰の意見にも流されたくないので
本当に自分の感覚でレビューを書いてみました。
あえて誰のレビューも見ず
CDに添付された解説も読まず
日本語翻訳の歌詞も読まずに。
そしてこちらは裏レビュー
裏レビューとは…
reMのお花畑な脳みそから垂れ出した
妄想と空想の世界です。
正しいか正しくないかではありません。
すべてはフィクションであり、真剣です。
※裏レビュー※
何度も聴いていた時にふと…
これはAndyらしいか?疑問に思った。
答えはNo
いや…私が良く聴いていたアンディでは無いという感じかもしれないな。
でも嫌じゃない。
そしてその時、初めて対訳の歌詞を目にしました。
その歌詞に少なからず驚きを覚えました。
Andyは何を伝えたいのだろう?
そして…やたらとアメリカやカリフォルニアという地名が組み込まれている事も気になりました。
当たり前のことなんだけど、等身大のアンディでは無いのよね。
アンディはもう何もしなくても生きて行けるという権利を手にした、いわば『勝ち組』だ。
なんの不自由も無い。
しかし、不自由が無いことが不自由なのかもしれない。
捜索意欲はある、曲も作れるが…何かが足りない。
アンディは、ロブさんという才能あふれる音楽家というアイコンとコンビを組むことで、まったく新しい道、人格を開拓出来たのかもしれない。
彼はまだ、道に迷い彷徨っているカリフォルニア出身在住の男性。
生活に困っている感じはしないね。泥臭い匂いはしない。すさんだ生活もしてなさそうだ。
そう、暖かなカリフォルニアの空の下
彼はこれからどうなって行くのかな?
続きが楽しみです。
これはPOLICEでもない、アンディ・サマーズのソロでもない
Circa Zeroという全く新しいバンドの音です。
全力のデビューアルバムです!
後に名盤になるかもよ!
なんだかまとまらないけど、とりあえず今感じていることをまとめてみました。
ライブをするとなると…
どうなるんだろうね?
私は音楽の知識には乏しいのですが…
何気にこのアルバムのレビューなんぞ書いてみようかと
CIRCUS HERO - CIRCA ZERO
1 Levitation
印象的な出だしのギターリフ。珍しいものでもなんでもないのだけど、右から左へ?左から右へ?なんていうのかな『音が繋がって流れて行く』そんな感覚がしました。
単純なんだけど、ステレオを上手く使っていて音がとても立体的で、右左後ろから音が溢れてくるような感じ。
右から左からと襲ってくるアンディの音を受け止め、ロブさんの力強いボーカルは真ん中にしっかりと鎮座し、この音をまとめているのは俺だそんな主張さえ感じました。
1曲目にふさわしい強く勢いのある音。
2 Underground
骨太なロックのイメージの出だし。しかし歌が始まると爽やかなイメージに変わり
突然の『ささやき』のあとまたもや突然に骨太ロックへ。
『これだけ歌えれば、さぞかし楽しかろう、ロブ君。』まったくこの言葉を君に捧げたい。
アンディのギターはPOLICEのリユニオンの時っぽい感じがします。
アンディの最近のギターって、ちょっと『後乗り?』って言うのかな?溜め気味に弾く時があります。こういうたっぷりとした音が個人的にはツボです。
03 The Story Ends Here
やっぱりアンディはバッキング上手いよね。くねくねとしたギターを上手いこと入れてるのに、そこをいっぱい聴きたいアンディファンの気持ちを袖に振るように爆音に持っていく!
でも絶対奥で面白い音やってるんだろ!絶対そうなんだろ!!アンディ!
勢いだけじゃないベテラン新人!
04 Say Goodnight
向こうでも…『さよなら』の意味で『Goodnight』って使うんだね。
この曲は音と歌詞のギャップに驚いた1曲。
少し柔らかめの出だしから…叫びにのような最後
既にiTunesで購入して何度も聴いていたけど、こうやって聞くとまた違ったイメージ。
とにかく攻めて攻めて攻めまくるこのアルバム。
まだ続くのか…?
心配になると…
05 Gamma Ray
この曲好き!
プロモーションビデオでのコスプレや変な踊り(志村けんみたい)に惑わされてた。
攻めだけど、ちょっと落ち着くような懐かしい感じのする1曲。
曲の緩急、展開、メリハリがすばらしい。
アンディのギターソロはクネクネしてて美味しいところいっぱいな1曲。
一番アンディっぽい曲だと思いました。
06 Night Time Travelers
歌詞の1文の終わりの『ス』を笛のように『ヒュー』っと発音するのが印象的ね。
ちょっとUKっぽい感じ(…で合ってるかな?)の広がりのある1曲。
最後にボーカルのを重ねる感じが讃美歌のような雰囲気もします。
07 Shoot Out the Stars
おお!オープニングにドキッとします。
こちらもコーラスが美しい1曲です。
アンディの出だしのギター、もっとゆっくり弾いたら日本でもよく耳にするセンチメンタルな曲っぽんだけど、アップテンポで弾いてるのが面白い。
センチメンタルとな気持ちを振り払うかのようなイメージの曲。
アンディのギターソロに入る時、一瞬に無重力になるような感じしません?
08 Underwater
70年代のJポップ(ロック)?のような感じって思ったの、最初。
でも途中で流れ星のように『ピューン、ピューン』という効果音のようなギターの音とか、『ルルルルルルル~』と歌っているような効果音がいい味出してます。
疾走感!
疾走感溢れる1曲。
9 Summer Lies
サンタモニカビーチの夕日を一人で見ている…
そんな情景が目に浮かびそうな1曲。
泣いてはいない。焼けるように枯れるような創傷感。
でもサンタモニカビーチって気持ちよさそうだよね(笑)
気持ちい夕方の風を感じながら…枯れてるそんな感じ。
10 No Highway
車に乗り込んで…ヘッドライトを点けて
2、3、4、5…ギアチェンジして加速していくような
夜中に迷いを振り切るようにアクセル全開にした
目的地があったわけじゃない、ただ何かを吹き飛ばしたかった
そしたら目的地がみつかるような気がした
そんなあの頃を思い出した1曲
今は車の運転はしないけど、是非ドライブで聴きたいなぁ~海沿いがいいね~
そしてアンディのギターリフが特徴的で魅力的。
11 Light the Fuse & Run
たくらみに満ちた含みあるアンディのギターで始まるこの曲
しかし…その後のバッキングで一転『関係ないよ~』とばかりにフニャフニャ~としたと思ったら、またもや一転…走れ!走れ!!走れ!!!!!!!
12 Whenever You Hear the Rain
出だしのギターリフが一瞬『Evry Breath You Take(見つめていたい)』を思わせる。
そして80年代の日本のロックバンドのようなメロディ。
ノスタルジック、切ない1曲。
アンディの前半のギターソロが単純で面白い。
王道な1曲。
13 Hot Camel
王道な曲でしんみり終わるのかと思ったら…
これ!いきなりこれ!
アルバムの本来の最後の曲はこれ!
『synchronicity』だったら『サハラでお茶を』or『Murder By Numbers』
だけどこのアルバムではこれ!!
R&Bのようなブラックミュージックのような…(笑)
カッコいいっす!
Fu---!
※ボーナストラック※
14 Levitation(DEMO)
15 Say Goodnight(DEMO)
16 Shoot Out the Stars(DEMO)
17 Underwater(DEMO)
個人的にはこちらの方がアンディらしい音というか、いつもの音と言う感じがします。
ギターがうまい!
歌がうまい!
日本盤オンリーのボーナストラックのLevitation(DEMO)は必聴です!
アンディのいいいいいい~ギターが堪能できます。
また、他の曲もオリジナルバージョンより抑え気味ですが、本編よりも洗練されている感じさえします。
スッキリとした大人の音。
お休みの前はこちらがお勧めね!
それだけ本編でのロブさんの声の張り上げっぷりが凄い!
とにかく押しまくる
全力投球の1枚
突き抜ける1枚
才能がはじける1枚を是非!聴いてほしいです!