青少年育成連合会 | 日本の未来を【夢と希望に満ちた国】にする為に日本人の心に訴えたい
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今回は東日本大震災で自分の命を捨てて多くの命を救った殉職者達がいた。その中で一番印象に残ったのが、鉄筋コンクリート3階建ての防災対策庁舎に於いて、大きな津波が押し寄せた時、未希さんは最後まで防災放送で「6m強の津波警報が出ています。早く避難してください」と何回も叫びながら、津波に飲まれていった。現在未だ行方不明。彼女は自分の命を懸けて多くの人の命を救った。また町民の避難を優先させて命を落とした多くの消防団員・警察官・自衛隊員など。
特に警察官は17人が殉職し今も13人が行方不明である。そのことを考えたら国民から選ばれた政治家は、壊れた日本を立て直さなければならない。せめて政治家として勉強する事。それだけではない、政治家としての勉強は不可欠だ。例えばジャーナリストの櫻井よしこ氏、危機管理の第一人者佐々淳行氏と東京の石原知事から力を借りればいい。又は神奈川県の防災に詳しい松沢知事など。それに大阪の橋下知事などはこれからますます力をつけていくだろう。
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原発事故は人災ではないか
財団法人職員 奥村 昭治 69(大阪府和泉市)
 東日本大震災で被災した東京電力福島第一原発で炉心溶解や放射能漏れなどの最悪の事故が起きた。
 私はかつげ福井県の原発を見学した際、「『機会は故障する。人間はミスを犯す』という前提で、ガン発はあらゆる事態を想定し、何種もの安全対策がとられている」と説明を受けた。コンピューターの故障に備え、別のコンピュータが監視していることや、複雑な操作盤のスイッチには押し間違いを防ぐカバーがあることなどを知り、なるほどと感心した。
 だが、今回の事故で原発はそんな単純なものでないことがよく分かった。今回の事故は天災だろうか。いや、私は人災だと思う。緊急時に原子炉を冷却する装置が稼働せず、その後のフォローも全くできなかった。東電側に大きな油断があったのではないか。
 原発は全国に数多くある。今後も東南海地震など大きな地震が予想されるだけに、関西電力をはじめ全国各地の電力会社は万全の対策で備えてほしい。




橋幸夫さんにまったく同感だ
学校講師 高橋 敬吾 71(川崎市中原区)
 23日付本欄、歌手の橋幸夫さんの「国会議員は何をしている」にまったく同感だ。この巨大地震に被災者は住む家をなくし、家族を失い、食べるものもなく、寒さにふるけ、悲しみに打ちひしがれている。こんな時に、国会議員の救済行動が何も聞こえてこない。
 私のところでは、今度の市議選の立候補予定者がいち早く街頭で募金活動した。また前日は同じく現職議員が募金に立っていた。だが、県会議員も国会議員も一人の姿も見かけない。
 国会議員は被災地に出かけたのだろうか。国としてどう対応するか。そのために被災地の現状を把握することは重要だ。今何が問題で、国としてどう対応するか、被災者にも国民にも発信してほしい。そうすれば希望も生まれてこよう。
 我々国民も買い占め、買いだめはやめよう。放射能に汚染されたホウレンソウなど一部野菜が出荷停止となったあが、それ以外の野菜は除外されているから、買い控えはやめよう。また震災泥棒が横行しているというが、罰当たりが甚だしい。



画像はhttp://photo.sankei.jp.msn.com/movie/data/2011/0401tsunami/より

原発事故対応への批判に違和感
教員 牛田 一男 55(愛知県稲沢市)
 東日本大震災の被災地の様子が連日、テレビで放映されています。福島第一原発の事故も大きく取り上げられ、解説者により事故の状況や今後の見通しなどが詳細に伝えられています。
 その中で、一部の解説者が「現場の対応が遅い」などと発言しているのに違和感を感じました。原発事故の影響が大きいのは分かりますが、予測をはるかに超えた震災事故への対応に命がけで取り組んでいる関係者を、露骨に批判するのはいかがなものでしょうか。
 事故現場の最前線。死と隣り合わせの環境下で対応している作業員の方々の胸中は計り知れないものがあります。「今の危機的状況を救えるのはあなたたちだけです。何とか頑張ってください」と、励ましの言葉がなぜかけられないのか。今、大切なのは互いに助け合い強調し合うことでしょう。報道関係者の発言も配慮が必要だと思います。



共助の清心がつくる「新生東北」
無職 斎藤 篤 68(仙台市宮城野区)
 東日本大震災から半月がたち、多くの人はわずかながら落ち着きを取り戻しつつある。私も念願の給油ができた。並んだ車は1000台と聞く。宅配便も受け取った。横浜に住む姉からだ。中身は命綱の米田。ショートステイ中の母の無事を確認できたのは、震災後5日目。でも、まだ帰ってこない。送迎車が走る道路を確保できないのだ。
 こんな中で人々の心に変化に気がつく。マンションで知らない者同士が、意渡りの言葉をかけ合う。食料が入ると皆で分け合う。助け合う輪の形成だ。宮城県石巻市では、たき火で被災者の心をいやしている人がいる。東北の「共助」の精神が生きているのだ。
 復興まで何年、いや何十年かかるか分からない。しかし皆が3・11を「私の問題」ととらえて共に苦しみ共助していく時、新生東北が誕生すると確信する。それが無縁社会の克服につながる。


東電と保安院の説明に不信感
公務員 河原 恭一 46(千葉県柏市)
 東京電力の福島第一原発事故で、さまざまな場所で次々と高い値の放射線量が観測されている。しかし、東電や経済産業省原子力安全・保安院は「忠に人体に影響はない」と繰り返し、学者もそれを肯定するコメントばかりだ。基準値を大幅に上回ってもだ。
 基準値とはそもそも何なのだろうか。どれだけ基準値を超えても同じコメントばかり聞くと、初めに結論ありきとさえ思えてくるのは私だけではあるまい。
 本当に影響がないのなら、野菜も水も出荷制限や回収、摂取制限などはせずに注意して接すればいいなでのことだ。
 仮に短期的に影響がないとしても、将来的に甲状腺がんが増えた場合、当然は「因果関係は不明」というのではないkだろうか。淡々と変化する原発の状況について、事実を包み隠さずに国民に公開することが最低限の責務だ。


画像はhttp://photo.sankei.jp.msn.com/movie/data/2011/0401tsunami/より