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私はパリ在住時、日本からお客さまの休日のお世話することが多かったです。
土曜日は店も開店しており買い物のお付き合い。日曜日はゴルフが好きな方であればゴルフ場、そうでなければ近郊の観光が定番でした。
冬場など天気が悪い時は、美術館巡りによくいきました。そのなかでもルーブルはかなり通いました。 ちょっとした説明、面白可笑しくできるほどになりました。もちろん小生プロではないので、いい加減な話しで誤りも多いと思いますが、ご容赦ください。
本日はダヴィッドのナポレオンの戴冠式のお話しです。 この絵は皆さん学校時代の教科書に必ず出てくる絵ですのでご存知だと思います。 そして、実際に見たときその絵の大きさと迫力に圧倒されるでしょう。ルーブルでも最大級だと思います。
ルーブルの中でも存在感のある絵です。 ナポレオンの親族、ジョセフィーヌ、はたまた、作者のダヴィッドも描かれています。 この絵にはエピソードが色々あるようです。 皆さんこの絵は二枚あることはご存知ですか?
一枚はルーブルに、そしてもう一枚はベルサイユです。 最初に描かれたのがルーブルそして後に描かれたほうがベルサイユです。
この話しも友人から聞いた話しです。 後から描かれた絵は最初描かれた絵と少し異なります。 何処が違うって、前列左手に描かれたボナパルト家の女性たちです。 みんな白いドレスを着ています。
その内の一人が、二枚目の製作時、
[兄ちゃん、何で私が他の人と同じなの、変えて目立つようにしてよ!!] と言ったかどうかしりませんが、
ベルサイユ版では一人が淡いピンクのドレスになっています。
もし興味のある方は、両方とも見る機会が有れば確かめてください。
それではーーーー
P /S
ところでパリの美術館では、写真を撮ることを許可されていることが多いです。 但し、フラッシュと三脚は禁止です。 フラッシュは自動でセットされていることが多いのでご注意!!! 必ず手動でフラッシュ禁止にセットしてください。
モナリザの前ではフラッシュが散見されます。撮った当事者が慌てているのを、よくみます。