小生にとって、パリにおいて暗い気分になるとことが二ヶ所あります。
この前のテレビ番組で思い出しました。
その番組はダイアナ元妃に関する番組でした。
番組はダイアナ元妃の死に関する新しい情報でした。
この種の番組は過去沢山在りましたが、久し振りでした。
過去の番組では、運転手に多額の金額が振り込められていた。
とか、事故時ダイアナ元妃は生存していたにも関わらず、病院に搬送するまで一時間以上かかった。
など、色々ありました。
このトンネルの13番目の柱に激突しました。
ウエストミンスター寺院でのおとぎ話のような結婚式、テラスでのキッス等この方の未来には明るさしかないと思っていました。
私を暗い気分にするもう一ヶ所はコンシェルジェリーです。
マリーアントワネットが最後に収監されていた場所です。
見学した時、マリーアントワネットの蝋人形で収監時の様子が再現されていました。
大きな部屋に名ばかりの仕切りで仕切られた一角にベットと椅子が置かれて居ました。
質素な服に、白髪に変わった髪の毛など、ベルサイユでの面影は全くありません。
この時、夫のルイ16世は既に処刑され子供とも引き離され、絶望の中に居たことでしょう。
ただ、処刑を待つだけの状態でした。
暗い気分になりますが、この時王妃は最も王妃らしかったと言われます。
こんな状況でも、毅然とした態度で誇りをもって過ごしたとのことでした。
この話には救われます。
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