フランスとイギリス
フランスに住んでいた小生の経験からフランスとイギリスは何か特別な関係だと感じていました。そして調べてみると大変な歴史があることが分かり興味を惹きました。
歴史家でもない素人の小生の話ですので興味のある方は参考程度に読んでください。
さて、どこの国も隣国とは仲が悪いとよく言われます。
フランスにとってドイツは隣国でもあるし、二度も大戦を経験し、仲が悪いと思っていましたが、特段仲が悪いという印象もありませんでした。
仲が良い訳でもなく、あまり関心がないという印象です。
同じ隣国(海はありますが)でもイギリスとなるとちょっと様子が違います。
フランス人にとって、英国人はいつも気取っている、気取り野郎という感じ、ネクタイして気取った奴らという感じです。
イギリス人からはフランス人はカエル野郎、カエル食う奴らとバカにしている感じです。
ダンケルクという映画を見ていたらイギリス兵がフランス兵をカエル野郎と言っていました。
何で仲が悪い?? 不思議だと思っていました。
小生の印象では、実際には仲が悪いというよりはお互いに親しいがゆえの遠慮しないという感じです。仏語のvousとtuの違いかも知れません。
原因はフランスと英国のドロドロで複雑に絡み合った歴史にあるのではないかと思い興味が湧きました。以下の内容は素人なので誤りも多いと思いますが御容赦ください。
今回は、英国とフランスのドロドロ歴史について小生のいい加減な話です。話はずーと昔のバイキングが活躍していた頃から始まります。
この連中、ノルウェーとかスウェーデンとか北欧の連中で冬になると仕事が無くなるので(諸説あるようです)、小さい舟で南に出稼ぎに来ていた連中です。貿易もやってたようですが、村を襲っての略奪もしていたとんでもない連中です。金髪で大柄で戦闘能力の高く、また小舟で川を上って神出鬼没で住民は手を焼いたようす。パリも何回も襲われたようです。
とんでもない連中だと思っていましたが、我々日本人もそんなことをやってたようです。びっくりされるかもしれませんが小生が大好きな直木賞作家 津本陽の[天翔ける倭寇]に書かれていました。また中国映画でも倭寇をあつかった映画がありました。倭寇もとても強かったようです。
話はフランスに戻りますが、西暦900年代になると、フランク王国の王さま(シャルル三世)がバイキングの襲撃略奪に困っていました。
そこで無い知恵を絞って考えたのがーーーそうだ、毒は毒を以て制す。そこで家臣を呼んで バイキングの中で一番強そうな部族(ノルマン人)の連中(ロロ)に土地を与えてを家臣にしてセーヌ川河口を護らせる どうだいいアイデアだろ!!! と言ったかどう知りませんが.......
その結果、ノルマン人は土地をもらい領地としまた家臣となりました。現在はセーヌ川の河口エリアはノルマンディーと呼ばれます。そしてこのエリアの人は大柄で金髪が多いそうです。
結局この王さまのアイデアが実行されてうまくいきました。
ここまでは良かったのですが、、、、この続きはまたそのうち書きます。
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