昨夜NHK でノートルダム大聖堂の修復に関する番組がありました。
今まで知らなかった驚きの事実が色々あり感動しました。
先ず、ノートルダム大聖堂の歴史のなかで誰が建築を考えたかです。
それは、その当時、とても弱小なフランス国の王様 ルイ7世
だそうです、あのアリエノール・ダキテーヌの旦那様です。
領土的にイングランドに相当追い詰められ、国威発揚の為、国の象徴として当時として一番高い建物を建てたとのこと。
その後、フランス革命でノートルダム大聖堂は荒廃
なんとファサードの彫像は全て壊されたとのこと。
一列になっている彫像です。
この破壊された彫像が近年発見されたとのこと。
そして、この荒廃された聖堂を修復されるきっかけになったのがビクトルユーゴの 小説ノートルダム ド パリとのこと。
修復したのはヴィオレ・ル・デュクです。
なんとこの人ノートルダム大聖堂の尖塔を復活させました。
そして、ガーゴイルなどの飾りを設置したのもこの方です。
尖塔は今回の火災で残念ながら破壊されました。
あの尖塔が崩れ落ちるシーンはニューヨークの国際センタービルのシーンを思い起こし切なかったです。
しかし、奇跡的に火災の起きる5日前に尖塔を飾っていた彫像を修復するために取り外していたため彫像は全て無事だったとのこと。
良かったですね‼️
一番上の絵の緑色に変色している部分です。
この景色また見えることでしょう🎵
このヴィオレ・ル・デュクさんなかなかの人で 修復時、自分をモデルとした彫像をつくりノートルダム大聖堂の尖塔に飾っていたとのこと。
その為、当時大変な批判を浴びていたそうです。
その彫像しっかりと今回修復されていました。
彫像が無事だったのはこの人の執念だったかもしれません。
修復工事はとても大変な作業のようです。特に屋根を覆っていた鉛500トンが溶けた為、鉛害を避けるため完全装備の作業服等。
また、瓦礫は全て回収し特に石材は復元の為、全て3Dスキャナーで電子化し立体パズルでその場所を特定するような作業が行われているとのこと。
どんな風に修復されるのでしょうか??
楽しみでもあります。
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