レトロ絵日記 de 街さんぽ

レトロ好き主婦の街歩きや喫茶店絵日記など。現在、新旧の画像をまとめています。忙しい方はイラストだけ見てくださいね(^^)

ヴォーリズ設計のクラシックホテル 山の上ホテル

2021-03-21 | クラシックホテル・旅館等



神保町 
みんなが大好きな古書の街、カレーの街、喫茶店の街、レトロ建築の街、、、、


建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の設計による山の上ホテルへ向かいました。
神保町駅からは歩いて5~6分、少し小高い丘の上に立っているクラシックホテルです。
ホテルとしての開業は1954年(昭和29年)1月20日。
川端康成、三島由紀夫、池波正太郎をはじめ数多くの作家の方々に愛された山の上ホテル
客室数は35室。どれひとつとして同じレイアウトの部屋はないとのこと。


東京在住の身にはなかなかホテルに泊まる機会がありませんが、シンガーソングライターの斉藤和義さんが『メトロに乗って』という歌のなかで
文豪気取りで 山の上ホテルで 珈琲でも飲もうよ」と歌っていて そうか、珈琲を飲むだけでも入れるのか、いつか行ってみよう!と思ったものです。
 (街歩きとは関係のないイラスト

35室の小さなホテルなのに 山の上ホテルには7つのレストラン&バーがあり コーヒーパーラー ヒルトップには ホテルのロビーを通さなくても入ることができます。




ちょうど団体さんが帰られて 壁側の席にゆっくり座ることができました。




ホテルオリジナルの自家製スイーツと水出し珈琲を。
この日はヒルトップにちなんで モンブランをチョイス。ケーキも珈琲も上品で美味でした~




ホテルのロビーで 可愛い缶に入ったキャンディーボックスを購入


値段は900円でしたが、山の上ホテルの包装紙と厚手の紙袋に入れてもらったら 素敵な東京の手土産に。




帰りもレトロ建築を眺めつつ神保駅に向かいます。

*2018年8月に描いた記事を一部編集しております。

山の上ホテル

〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-1
Tel(03)3293-2311(大代表)
Fax(03)3233-4567

JR総武線・中央線 御茶ノ水駅、徒歩5分
東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅、徒歩6分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅、徒歩6分
東京メトロ半蔵門線、都営新宿線・三田線 神保町駅、徒歩6分


渋沢栄一記念建築物 晩香廬と青淵文庫

2021-03-21 | レトロ・近代建築

2021年のNHK大河ドラマは「青天を衝け」。
「日本資本主義の父」とも称されるを渋沢栄一を主人公に、幕末から明治までを描いています。
 
渋沢翁は、明治34年に別荘として使用してきた飛鳥山邸を本邸とし、亡くなるまでの生涯を北区の王子飛鳥山で過ごしています。
2018年に、晩香廬と青淵文庫に行ってきました(現在の見学状況は公式HP等でご確認ください

 晩香廬(ばんこうろ)と青淵文庫(せいえんぶんこ)は渋沢栄一の記念建築物として飛鳥山(北区西ヶ原)に建設された。現在、飛鳥山公園内の渋沢史料館の一部として公開されている。
2005年12月27日、旧渋沢家飛鳥山邸として一括して重要文化財指定を受けた。

バンガロー風の外観の晩香廬 
1917(大正6)年施行 国の重要文化財
晩香廬は、渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈った洋風茶室。
茶室をプレゼントするって、当時のお金持ちぶりがすごいですねー。
 
内部も見学できましたが写真撮影不可でした。


行って見たかった青淵文庫は1925(大正14)年施行 国の重要文化財
渋沢栄一の80歳のお祝いと、男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて竜門社(当財団の前身)が寄贈したコンクリート建築。








中央2枚のステンドグラスの文様は、渋沢家の家紋「丸に違い柏」にちなんで柏の葉をデザイン。
柱の部分の装飾タイルも、柏をモチーフにしています






※ 2019年5月からは完全予約制、外観のみの見学になってます。こちら からご確認ください

渋沢史料館 本館 
常設展示室では、渋沢栄一の生涯と幅広い分野にわたるその事績に関する資料を、写真とともに展示


2021年中は飛鳥山に 渋沢×北区 「青天を衝け!」大河ドラマ館 がオープンしているので早く見に行きたいなぁと思っております。

渋沢史料館

・JR京浜東北線王子駅南口下車/徒歩約5分
入館料 一般個人 300円 3館共通券 720円