ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

大阪の超老舗  國乃長ビール(その2)

2024-11-21 18:16:18 | ビール紀行(関西)
前回の「國乃長ビール」の続きです。


壽酒造に到着。

     

     

実はビールの醸造所は酒蔵からちょっとだけ離れた場所にあります。こちらがビールの醸造所。一度、見学させていただいたことがあります。

     

蔵の方に移動。こちらが蔵タップルーム「クラノミ」です。当然、新しい建物です。気合のほどを感じます。

     

     

     

店内の様子。想像していたよりも広いですね。酒蔵らしく木を基調とした落ち着きのある空間です。基本立ち飲みのようです。

     

     

店内では日本酒やビールの販売をしています。壽酒造のアンテナショップですね。

     

オツマミとしての乾きものも販売してます。こちらはお酒のテイスティングを楽しむ場という位置づけですね。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



壽酒造
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
TEL:072-696-0003

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の超老舗 國乃長ビール(その1)

2024-11-19 18:11:34 | ビール紀行(関西)
今回からは大阪の超老舗、國乃長ビールへのビール紀行の模様をお送りします。國乃長ビールは大阪府高槻市の酒造会社「壽酒造」が醸造するビール。その歴史は古く、地ビール黎明期の原点1995年より約30年に渡ってビール醸造をされています。これまで直営のビアパブはなく、直営の焼き鳥屋さんでケグ出しのビールが飲めたくらいでしたが、最近蔵の敷地内で蔵タップルーム「クラノミ」をオープンし、ビールや日本酒をその場で楽しめるようになりました。しかも一般的なタップルームの営業時間である週末ではなく、平日の昼間から営業しているとのことで大変有難いです。ビールのスタイルは地ビール黎明期に多かった、ケルシュ&アルトをベースに独自にアレンジ。特に、日本酒の貴醸酒のアイデアを反映させたビールは唯一無二です。醸造所へのアクセスですが、JR東海道本線の摂津富田駅から徒歩約10分。大阪の中心部からは離れていますが、アクセスは良好なので、時間があれば立ち寄りたい醸造所です。

     

     

JR東海道本線で摂津富田駅に到着。新幹線なら京都駅の方からが近いでしょうか。

     

     

摂津富田駅は小さな閑静な駅です。ここから徒歩で醸造所に向かいます。

     

     

しばらく歩いて阪急電鉄の踏切を渡り、阪急富田駅方面へ。

     

     

阪急富田駅を過ぎ、しばらく歩くと、國乃長の幟が見えてきました。しかもクラノミの案内まで出ています。

     

     

さらに細い路地を進むと、壽酒造に到着です。

(続く)



壽酒造
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
TEL:072-696-0003

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡でのもう一つの選択肢 NANBU CRAFT(最終回)

2024-11-13 10:58:33 | ビール紀行(東北)
前回の「NANBU CRAFT」の続きです。


ビールのメニューです。

     

ビールの種類は6種類。伝統的なスタイル4種に地元の食材を使用した限定ものが2種類です。スタウトはナイトロでの提供のようです。

     

     

最初はペールエールから。柑橘系のホップの厚みのある香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味と酸味が心地よく。旨い!アメリカ系ホップが香るボディしっかりのアメリカン・ペールエールです。

     

     

続いてはヴァイツェン。淡麗な色味が素敵で、見るからにクローヴ系のヴァイツェンですね。クローヴ系の爽やかなフェノール香。モルトの旨味は控え目で、強めの酸味が心地よく効く。旨い!クローヴ系の爽やかな香りが特徴のヴァイツェンです。

     

     

お次はIPA。モザイク感の強いアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり効く。旨い!教科書的なウェストコーストIPAです。

     

     

最後はスタウト(ナイトロサービング)で締め。ナイトロなので、泡が落ち着くのに時間がかかります。心地よいロースト香。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味・酸味は感じられず。旨い!心地よいロースト香が特徴の、嫌な酸味が全くないキレイなスタウトです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、伝統的なビールを丁寧に造られている印象。特に、ヴァイツェンはクローヴ系の爽やかな香りに仕上がっていて貴重です。景色のいい場所にあるので、BBQをしながら飲みたいビールです。

ブルワー様、この度の訪問ではお世話になり、有難うございました。



NANBU CRAFT
岩手県盛岡市八幡町13-32
TEL:019-601-6027

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡でのもう一つの選択肢 NANBU CRAFT(その2)

2024-11-11 00:03:17 | ビール紀行(東北)
前回の「NANBU CRAFT」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

高台に建つ素敵な建物。きっと良い眺望なのでしょう。以前はパナソニックのリフォームのショールームだったそうです。

     

     

地下部分が売店になっているようなので、覗いてみました。地元の農産物を販売されていました。

     

醸造所前のデッキです。やはり眺めがいいですね。こちらで事前予約でBBQもできるようです。

     

     

中の様子。こちらのスペースがタップルームですね。カウンターと若干のテーブル席がある程度なので、純粋にビールのテイスティングをする場所といった位置づけでしょうか。壁に並ぶタップ数は8つ。

     

タップルームの向いは醸造スペース。事前にお願いして見学をさせていただきました。

     

     

醸造所内の様子。小さな空間に所狭しと醸造設備が並んでいました。仕込みの規模は300Lで、350Lの発酵タンクが4基という体制。間近でみると300Lよりも大きく感じますね。

     

こちらは瓶詰め機です。4本同時に詰めるタイプ。瓶ビールは通販やふるさと納税を通じての提供がメインのようです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



NANBU CRAFT
岩手県盛岡市八幡町13-32
TEL:019-601-6027

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡でのもう一つの選択肢 NANBU CRAFT(その1)

2024-11-07 21:04:32 | ビール紀行(東北)
盛岡でビールと言えばベアレン醸造所で直営店も複数あり、圧倒的な存在感です。その盛岡にはベアレングループ以外にもう一つ醸造所があります。盛岡市中心部に位置する「NANBU CRAFT」です。NANBU CRAFTはリフォーム会社が手掛ける醸造所で、誕生から約3年とまだ新しい醸造所です。ビールのスタイルは伝統的なビールが中心で、地元の食材を使用した限定ビールも造られています。醸造所には併設のパブがあり、ケグ出しのビールを飲むことができます。事前に予約をすれば、ウッドデッキでBBQも可能です。醸造所へのアクセスですが、JR盛岡駅からバスで約15分と徒歩約10分。地元のお菓子「タルトタタン」の本店のすぐ隣です。

     

     

JR盛岡駅です。ここから市中心部方面に向かうバスに乗車します。

     

     

     

バスに乗車すること約15分、「中の橋通二丁目」バス停で下車します。

     

     

     

国道106号線沿いに醸造所に向けて歩いていきます。昔ビールを醸造していた時に訪問した「あさ開」の蔵が近いようです。

     

     

     

さらにその先に進むと、地元のお菓子屋「タルトタタン」本店を発見。後ろを振り向くと、NANBU CRAFTの醸造所でした。気が付かずに、通り過ぎてしまいました。到着です。

(続く)



NANBU CRAFT
岩手県盛岡市八幡町13-32
TEL:019-601-6027

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(最終回)

2024-11-05 12:28:48 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


続いて頂いたのは季節限定ビールのこゆるぎブラウン。

     

     

イチゴやイチジクなどの完熟したフルーツの香り。モルトの旨味はしっかり濃厚で、ホップの苦味が陰でボディを支える。旨い!完熟したフルーツのようなモルトの香りが特徴の、やや芳醇なブラウンエールです。

     

     

ピルスのお代わり。軽快ながらも、程よい旨味があるボディ感が素晴らしい!大手とは一線を画すピルスナーです。

     

     

     

オツマミを追加しました。こちらは鈴廣盛合せ。鈴廣の練り物製品の盛合せです。クオリティが高いので、これで500円は安い!わさび漬けまで付いています。美味しいのは間違いない。

     

     

最後はこゆるぎブラウンのお代わりで締め。やはりイチゴやイチジク系の完熟した果実の香りと旨味が秀逸。もうちょっと液温が上がると更に美味しくなるかも。

今回はこれにて終了。こちらのビール、定番2種と季節限定1種ですが、全く飽きません。バッチが異なるとまた違う顔を見せるのも楽しい。特に、今回はピルスが秀逸。ホップの爽やかな香りと程よいモルト感、そして心地よい苦味が続く、スルスル飲めるピルスナーでした。

合計5杯、一杯あたり300円でお得でした。



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その3)

2024-11-03 16:39:18 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


ビールのメニューです。

     

定番ビール2種に季節限定1種、そしてゲストビールの長野みなみ風ビール1種という組合せ。こちらでゲストビールを提供するのは激レアです。もちろん箱根ビール60分飲み放題1500円を選択します。

     

     

最初は箱根ピルスを頂きます。ホップの超爽やかな香りとモルトのクリスピーな香り。モルトの旨味はやや控え目で、ホップのやや控え目の苦味が効く。旨い!ホップの超爽やかな香りが特徴の、程よいボディのピルスナーです。

     

こちらはオクトーバーフェスト特別フードメニュー。お魚を使用したソーセージ、名物シーセージやシーフランクがお得に楽しめます。これあっさりで美味しいのです。しかも無添加。

     

     

シーセジ(3種6本)。これで660円はお買い得です。たっぷり楽しめます。蒲鉾なのですが、ソーセージとの中間的味わい。化学調味料を使用していないのに、味わいしっかりで、プリプリで美味しい!オイリーでないので、ヘルシーです。

     

     

続いては小田原エール。ややイチゴ系のモルトの香り。以前よりもほんのりかな。穏やかなホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、後から酸味が効く。旨い。ほんのりイチゴ系のモルトが香るアンバーエールです。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その2)

2024-10-28 17:59:07 | ビール紀行(関東)
前回の「箱根ビール」の続きです。


えれんなごっそCAFE107に到着。

     

     

     

こちらはレストラン「えれんなごっそ」の姉妹店。箱根登山電車で使用されていた107号が印象的です。この電車の中もカフェの一部で、購入した商品を電車の中で頂くこともできます。

     

お店の前にはオクトーバーフェストの幟が。

     

     

     

店内の様子。こちらは外のカウンターで商品を注文・受取り、店内・外で頂くスタイル。窓にもオクトーバーフェストのPOPがたくさん。

     

     

店内では瓶ビールの販売もしています。ちなみにこの瓶製品、このお店の中で製造されています。醸造所からケグを持ってきて、ここで瓶詰めするそうです。ゲストビールとして、長野みなみ風ビールがありました。このイベント用で、通常はない趣向です。

それではビールを頂きます。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オクトーバーフェストでお得に 箱根ビール(その1)

2024-10-26 21:53:14 | ビール紀行(関東)
神奈川県小田原市の「箱根ビール」は地元の蒲鉾屋の「鈴廣」が手掛けるビール。ブルワリーレストラン的な存在の「えれんなごっそ」とともに、大好きなビールで、足繫く通っています。いつもはその「えれんなごっそ」に行くのですが、併設の「CAFE107」では10月中オクトーバーフェストを開催するという情報を入手しましたので、ビール紀行してきました。このイベントでは箱根ビールが60分飲み放題で1500円と破格な値段設定でビールが楽しめます。また、フードもいつもと違うものを提供されています。「えれんなごっそCAFE107」へのアクセスですが、箱根登山電車の風祭駅から徒歩約5分です。

     

     

箱根登山電車の風祭駅に到着。小田急が乗り入れをしているので、箱根らしさは感じませんが。

     

改札を出ると、目の前が鈴廣の商業施設です。こちらを通り抜けて行きましょう。

     

途中、箱根ビールが飲めるスタンドがありますが、誘惑に負けずに、ぐっと我慢。

     

国道に出ると少し離れた所に、箱根ビールの醸造所があります。こちらには併設の飲食施設はありませんが、このエリアの鈴廣の飲食店で、箱根ビールを提供されています。ちなみに箱根ビールの仕込みの規模は3000Lと巨大。

     

     

国道を小田原方面に少し歩くと、えれんなごっそCAFE107のシンボルの箱根登山電車で使われていた車両が見えてきます。到着です。

(続く)



えれんなごっそCAFE107
神奈川県小田原市風祭245

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ         
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベアレン色、濃厚 菜園マイクロブルワリー(最終回)

2024-10-20 16:27:54 | ビール紀行(東北)
前回の「菜園マイクロブルワリー」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

こちらで醸造しているビールは2種類で、ベアレン醸造が8種類。完全にベアレンに押されています。当然ですが。

     

     

最初は1種目の「ブレッドウィット」。やや甘く優しいエステル香とホップの香り。モルトの旨味は控え目で、小麦の優しい口当たり。ホップの苦味がややしっかり目に効く。旨い。優しいエステル香と小麦の優しい口当たりが特徴の、ホップの苦味が効いたアメリカンウィートです。

     

     

     

オツマミとして注文したのは「シャルキュトリーの盛り合わせ」。比較的抑え目のお値段で、これだけ盛られているのは嬉しい。鴨肉スモーク、香り良し、旨味良しで良い!様々なお肉を楽しめます。

     

     

2種目の「とどおのごんぼほり」(IPL)。青森のBe Easy Brewingとのコラボビールで名前の意味は津軽弁で「お父さんのわががまま」だそう。甘く魅惑的なエステル香。ホップのややグラッシーな香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップによる凝縮したような渋味・苦味がしっかり炸裂。旨い!シトラス系やパイン系のホップの香りと、ホップの凝縮した渋味・苦味が特徴の品の良いIPLです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ベアレンのラインナップとは対照的に自由に様々なビールを造られている印象。確かに、IPLのようなビールはベアレンらしくないかもしれません。



菜園マイクロブルワリー with Kitchen
岩手県盛岡市菜園1丁目5-10
TEL:019-606-0171

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする