ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

今、姫路が熱い! KOGANE(その2)

2024-12-19 17:19:40 | ビール紀行(関西)
前回の「KOGANE」の続きです。


醸造所に到着。

     

お洒落な店構えです。何も知らなければ、カフェレストランだと思ってしまうデザインです。

     

中に入ると存在感のある大きなカウンターがお出迎え。ビールサーバーのタップ数は10本もあります。

     

店内の様子。入口付近は主としてお一人様向けでしょうか、カジュアルなカウンターテーブル席となっています。

     

     

店内奥はテーブル席となっていて、その一番奥が醸造所という配置です。ガラス越しに「魅せる」醸造所で、その光景はビールの絶好のつまみです。

     

     

醸造設備の仕込みの規模は500Lで、発酵タンクは500L×5基という体制です。

それではビールを頂きます。

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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今、姫路が熱い! KOGANE(その1)

2024-12-17 17:22:20 | ビール紀行(関西)
兵庫県姫路市は今ビール醸造所が増殖している街。少し前までは全く醸造所が無かったのですが、今や市内には4カ所も操業し、クラフトビールの街になっています。そんな姫路の醸造所から、「KOGANE」へのビール紀行の模様をお送りします。KOGANEは2023年10月に誕生した新規醸造所。姫路駅から姫路城に真っすぐ延びる大手前通り沿いにあり、姫路城にほど近い醸造所です。ビールのスタイルはアメリカ系を中心としながら多様で、地元の食材を使用したビールが大半を占めます。醸造所には併設レストランがあり、お昼から通し営業なので、あまり訪問時間を気にせずビールを楽しむことができます。醸造所のアクセスですが、姫路駅から徒歩約8分です。訪問したのは随分前で9月のことでした。

     

     

山陽電車で姫路駅に到着。阪神電鉄と直通運転しているので、大阪からも一本で来ることができます。時間を節約したい人にはJRを推奨。

     

山陽電車の姫路駅です。百貨店と一体になった昔ながらの駅ビルです。

     

     

     

駅前から大手前通りをひたすら姫路城方面へ歩いて行きます。しばらくすると左手にある店舗の幟に「TAKEOUT BEER」の文字を発見。醸造所に到着のようです。

(続く)



KOGANE
兵庫県姫路市西二階町121 Mep大手前ビル1F
TEL:079-280-5910

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(最終回)

2024-12-10 17:11:33 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


続いて頂いたのは「DDH IPA」。

     

     

厚みのあるアメリカ系ホップ香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味もそうだけど、酸味がしっかり効く。旨い。厚みのある柑橘系ホップの香りが豊かで、ホップによる酸味がしっかりのIPAです。

     

     

最後は「極みの黒」で締め。黒にんにくを使用したスタウト。スコーチに近いロースト香。少しにんにくらしい香りが被る。モルトの旨味はやや豊かで、にんにくらしい辛味とホップの苦味が重なる。旨い!ロースト香が豊かなスタウトに、にんにくのスパイシーさが加わった個性的なビールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、アメリカ系ホップを使用し、独自のアレンジで味わいを表現されているのが特徴。特に、ホワイトエールはホップを上手く駆使しながら、ベルジャンホワイトのようなスパイシーさを表現している爽やかなビールでした。

     

この後、新潟経由で関東に戻りましたが、新潟駅のエチゴビール公認パブで、念願のバーレーワインを頂きました。市場では見かけない激レアビールです。



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その3)

2024-12-07 17:18:00 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


こちらでは瓶ではなく缶製品を販売されています。

     

予定では缶製品を購入して試飲することになっていたのですが、ケグをタップにつないで下さるということで、ケグ出しで頂くことに。

     

この日のビールのメニューです。個性的なラインナップ。

     

     

最初に頂いたのは「YOKOTE HOPS ホワイトエール」。横手産のホップを使用。爽やかなアメリカ系ホップとスパイシーな香り。モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味も控え目。旨い!爽やかなアメリカ系ホップが特徴のスパイシーなベルジャン・ホワイトです。

     

     

続いては、「ブリュットIPA」。こちらも横手産ホップ使用。青りんごのようなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、ホップによる渋味・酸味がしっかり効く。旨い。青りんごのようなホップの香りが特徴のドリカブルなIPAです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その2)

2024-12-05 16:43:04 | ビール紀行(東北)
前回の「HOPDOG BREWING」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

1階部分に銭湯の名残りがありますね。男湯と女湯の2つの入口があります。1階部分はあえてそのままにしているようです。

     

     

女湯の入口から中に入ります。中に入ると試飲スペースとなっています。予約制の醸造所見学やイベントの際はこちらでビールを飲むことができます。奥の浴室部分が醸造所になっています。

     

     

     

醸造所内の様子。所狭しと醸造設備が並びます。元浴室なので、水回りは完璧だと思います。仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×4基と600L×2基という体制。バブルバッチはIPAやヘイジーIPAのような人気液種に使用するそうです。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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旧銭湯が醸造所 HOPDOG BREWING(その1)

2024-12-03 21:27:29 | ビール紀行(東北)
今回からは秋田県秋田市の「HOPDOG BREWING」へのビール紀行の模様をお送りします。HOPDOG BREWINGは2023年に醸造所開始した新規醸造所。とは言え、ブルワー兼オーナーの方は長きに渡って「あくらビール」で醸造を担当されていた超ベテランの方です。古巣を離れ、同じ秋田市内で独立されました。ビールの味もさることながら、こちらの特徴は旧銭湯を活用し、醸造所として生まれ変わらせたこと。全面的なリノベーションではなく、その面影を色濃く残されています。ビールのスタイルは多彩で、横手産ホップを使用したビールに、秋田のリンゴを使用したハードサイダーも造られています。併設のビアパブはありませんが、月に1度、ブルワリー開放デーを設けていて、醸造所で飲むことができます。今回は事前にお願いして、醸造所見学&有料試飲をさせていただきました。醸造所へのアクセスですが、JR秋田駅から徒歩約20分です。

     

     

秋田新幹線で秋田駅に到着。久しぶりの秋田訪問なので、楽しみです。

     

JR秋田駅です。昔と比べて随分様変わりし、立派な駅ビルになりました。

     

     

     

Google Mapを頼りに、醸造所方面に歩いて行きます。途中、BREWCCOLYのTAPROOMの前を通過。醸造所併設ではなく、少し離れた場所にあるのですね。

     

     

     

さらに歩いて行きます。地図的に醸造所の近くまで来ると、銭湯「星の湯」の看板が現れました。醸造所に到着のようです。

(続く)



HOPDOG BREWING
秋田市南通みその町6番27号
TEL:018-853-9168

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大阪の超老舗 國乃長ビール(最終回)

2024-11-25 23:42:34 | ビール紀行(関西)
前回の「國乃長ビール」の続きです。


少しですが、おつまみメニューもありました。

     

乾きもの以外に、焼き鳥がありましたので、それを注文します。

     

     

     

ビールは「アメリカンESB」を注文。アメリカンホップのグラッシーな濃厚な香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップによる酸味・渋味がかなりしっかり効く。旨い。アメリカ系ホップのグラッシーな香りとしっかり酸味・渋味が特徴の個性的なESBです。焼き鳥との相性よし!

     

     

最後は「八朔ウィット」。八朔に起因する香りがホップの香りと重なりほんのり。旨味は控え目で八朔に起因する酸味がしっかり効く。旨い。八朔の穏やかな香りとしっかり酸味が特徴のフルーツエールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、創業当時のフレーバーを残しながら、清酒蔵らしい特徴を加えたビール。特に、貴醸ゴールドは唯一無二の存在。一杯でビールと日本酒が楽しめるような味わいです。クラノミ、最高ですね。こんな素敵な昼ビールが飲める施設があると、大阪での選択肢が増えて有難いです。

     

せっかく清酒蔵に来たので、日本酒も頂きました。こちらは大吟醸。程よい吟醸香としっかりボディ感が素敵な日本酒でした。



壽酒造
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
TEL:072-696-0003

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大阪の超老舗 國乃長ビール(その3)

2024-11-23 16:46:14 | ビール紀行(関西)
前回の「國乃長ビール」の続きです。


ドリンクのメニューです。

     

     

ビールの種類は6種類。パイントが700円からと超劇安!こちらは酒蔵なのでもちろん日本酒もあります。

     

     

最初は「蔵ケルシュ」を頂きます。古き懐かしき昔のケルシュのエステル香とホップの爽快な香り。モルトの旨味はやや控え目で、ドライな舌触り。ホップの苦味が心地よく効く。旨い!昔の懐かしい地ビール黎明期のケルシュのフレーバーを思い出させてくれる爽やかなケルシュです。

     

     

続いては「蔵アンバー」。ほんのりお菓子のようなモルトの甘い香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの爽やかな香りと心地よい苦味が効く。旨い!モルトのやや芳醇な香りが特徴のドリンカブルなアンバーエールです。

     

     

お次は「貴醸ゴールド」。こちらの看板ビールで、麦汁に日本酒を添加し清酒酵母で発酵させるという唯一無二な製法です。凝縮したような吟醸香とモルトの香り。日本酒も含まれているので旨味はしっかりで、清酒酵母に起因するほんのり酸味で締める。旨い!清酒の吟醸香や旨味・酸味が輪郭を形成しているゴールデンエールです。

(続く)



壽酒造
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
TEL:072-696-0003

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大阪の超老舗  國乃長ビール(その2)

2024-11-21 18:16:18 | ビール紀行(関西)
前回の「國乃長ビール」の続きです。


壽酒造に到着。

     

     

実はビールの醸造所は酒蔵からちょっとだけ離れた場所にあります。こちらがビールの醸造所。一度、見学させていただいたことがあります。

     

蔵の方に移動。こちらが蔵タップルーム「クラノミ」です。当然、新しい建物です。気合のほどを感じます。

     

     

     

店内の様子。想像していたよりも広いですね。酒蔵らしく木を基調とした落ち着きのある空間です。基本立ち飲みのようです。

     

     

店内では日本酒やビールの販売をしています。壽酒造のアンテナショップですね。

     

オツマミとしての乾きものも販売してます。こちらはお酒のテイスティングを楽しむ場という位置づけですね。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



壽酒造
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
TEL:072-696-0003

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大阪の超老舗 國乃長ビール(その1)

2024-11-19 18:11:34 | ビール紀行(関西)
今回からは大阪の超老舗、國乃長ビールへのビール紀行の模様をお送りします。國乃長ビールは大阪府高槻市の酒造会社「壽酒造」が醸造するビール。その歴史は古く、地ビール黎明期の原点1995年より約30年に渡ってビール醸造をされています。これまで直営のビアパブはなく、直営の焼き鳥屋さんでケグ出しのビールが飲めたくらいでしたが、最近蔵の敷地内で蔵タップルーム「クラノミ」をオープンし、ビールや日本酒をその場で楽しめるようになりました。しかも一般的なタップルームの営業時間である週末ではなく、平日の昼間から営業しているとのことで大変有難いです。ビールのスタイルは地ビール黎明期に多かった、ケルシュ&アルトをベースに独自にアレンジ。特に、日本酒の貴醸酒のアイデアを反映させたビールは唯一無二です。醸造所へのアクセスですが、JR東海道本線の摂津富田駅から徒歩約10分。大阪の中心部からは離れていますが、アクセスは良好なので、時間があれば立ち寄りたい醸造所です。

     

     

JR東海道本線で摂津富田駅に到着。新幹線なら京都駅の方からが近いでしょうか。

     

     

摂津富田駅は小さな閑静な駅です。ここから徒歩で醸造所に向かいます。

     

     

しばらく歩いて阪急電鉄の踏切を渡り、阪急富田駅方面へ。

     

     

阪急富田駅を過ぎ、しばらく歩くと、國乃長の幟が見えてきました。しかもクラノミの案内まで出ています。

     

     

さらに細い路地を進むと、壽酒造に到着です。

(続く)



壽酒造
大阪府高槻市富田町3丁目26-12
TEL:072-696-0003

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