ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

ゆふいん麦酒(その1)

2008-03-09 12:59:36 | ビール紀行(九州・沖縄)
これまで三田屋、銀河高原ビールと地ビールの老舗が続きましたが、しばらく老舗をご紹介します。続いては九州の大分県にある「ゆふいん麦酒」です。こちらも地ビール解禁当初から醸造を続けている老舗です。こちらの経営元は湯布院の温泉旅館である「ゆふいん山水館」で、旅館の敷地内に醸造所兼レストランがあります。ビールは旅館内もしくは湯布院とその近隣で飲めますが、醸造所兼レストランのゆふいん麦酒館に昨年末に行ってきました。開業後に一度来たことがあるのですが、それ以来10年以上ぶりとなります。
湯布院の駅からすぐという立地ですが、この地の雰囲気がこのレストランにも特別な旅情をもたらしています。またゆふいん麦酒は大分県外ではほとんどみかけません。そういう意味で「旅をしないビール(旅をさせないビール)」でしょう。

     

ちょっと写真が近いですが、ゆふいん麦酒館です。以前は昼と夜の両方
営業していましたが、現在はお昼のみの営業となっています。それゆえ
営業時間が短く、訪問するのが難しい、ビール紀行家泣かせのブルワリー
です。

       

レストラン入口にある昔からのロゴです。デザインをほとんど変えないあた
りもこだわりが感じられ好印象です。

     

この日提供のビールは4種類でした。     

     
    
左から「ゆふの豊純(ヴァイツェン濃色タイプ)」と「ゆふの香り(エー
ルタイプ)」です。ゆふの豊純はスタイルの割には香りも穏やかなようで
す。むしろ風呂あがりに適したサラリと飲み干せる感じです。小麦の爽や
かさが特徴です。ゆふの香りはエールらしく、ホップの香りがしっかりと
感じられ、どっしりとした麦の旨みのある印象を受けました。これは結構
いけます。できればサーブの温度がもう少し高ければ、言うことなしです。

お昼のみの営業のこのビアレストランでは、食事はヴァイキングのみです。
1200円で色々頂けてお手頃でした。場所柄、団体さんも多く、九州か
ら近い韓国の団体さんも来ていました。でも誰もビール飲んでません!残念!
もったいない!醸造機器を眺めながら飲める最高のシチュエーションなの
に(極一部のマニアにとって)。
ちなみにビールは自販機で食券(プラスチック)を購入し、カウンターに
提示するスタイルです。食堂みたいで、珍しいです。

(続く)

ゆふいん麦酒館
大分県由布市湯布院町川南108-1 ゆふいん山水館内
TEL:0977-84-2101


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 地ビール全国展開の魁(その2) | トップ | ゆふいん麦酒(その2) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビール紀行(九州・沖縄)」カテゴリの最新記事